コントロールに重要なフォロースルーのやり方【水曜日のnote193】
聞いた事はあると思います
レッスンやYouTubeなどでよく「フォロースルー」という言葉を耳にすると思います。
皆さんは、フォロースルーがどこを指していて、どのような状態が良いのか、分かりますか?
今回はフォロースルーについて深掘りしていきたいと思います!
フォロースルーは「ここ」!
ストロークを例に、他の部分はどう呼ぶのか、時系列で追ってみます。
直訳してみよう
・フォロースルー(follow through)
最後までやり抜く。
テニスでは、ラケットを振り切る。
やはり、ラケットを振り切る事を意味しているようですね。
では、言葉を分けて訳してみましょう。
・フォロー(follow)
従う。追いて行く。追いかける。
・スルー(through)
〜を通して。〜を通過して。
テニスに置き換えると、ボールを打った後(インパクト通過後)はラケットでボールを追いかける事になると思います。
振り切る事は常に正しい?
ラケットを振り切る事が大切だとよく言われていますが、常に振り切る事が正しいでしょうか?
私の意見ですが、振り切る時と、ボールをラケットで追いかけるだけにする時と、状況によって分かれると思います。
【どんな時?】
・テイクバック、フォワードスイングのタイミングが合っている
・インパクトが身体の前で取れている
・全体的に余裕がある
【ショットの例】
・チャンスボール
・スピンやスライスをしっかり掛ける
・ウィナー
振り切ろうとして振り切ったと言うより、ちゃんと打点に入れたり、ちゃんとボールを打てたり、余裕が作れている時に、結果としてラケットを振り切れたという事だと思います。
全体的に余裕があったり、スピンを掛けてコートに収めたい時に、ラケットを振り切れると良いと思います!
【どんな時?】
・相手のボールが速い時
・相手のボールの変化が大きい時(スピン、風、イレギュラー等も含む)
・自分に余裕があまりない時
【ショットの例】
・リターン
・ディフェンスのストローク
・ストレートに打つ時
全体的に、自分に余裕がない時にはラケットを振り切らず、ラケットでボールをフォローするだけにとどめておくと良いと思います。
無理にラケットを振り切ろうとしてしまうと、振り遅れたり、巻き込んでしまったりして、狙ったコースにボールが飛んでいかなくなってしまう可能性があります。
まとめ
今回はフォロースルーについて書いてみました。
ラケットを振り切るという意味ですが、実際はラケットを振り切る時と、ボールをフォローするだけにとどめる時があると思います。
自分に余裕があるなら構いませんが、余裕がない時に無理にラケットを振り切ろうとしないことも大切だと思います。
状況に応じて瞬時に判断できると良いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!
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