休憩中に左手でスマホを操作しながら、右手でカフェラテのカップを持って1口飲んだ時にふと考えた。その前にだけど、スマホってやっぱりスマフォって書きたいし、カフェラテってカフェ・ラテって書きたくなるよね、どうでも良いけど。右手と左手には本来それぞれ役割があるのだろうか、それともほぼ左右対称に存在している同じ役割の存在でしかないのか。

　利き手について調べてみたら、利き手ってのは4歳ぐらいで決まるらしい。つまり後天的に決まるものだった。てっきり先天的なものだと思っていたけど、ちなみに人種や民族に関係なく左利きは10%しかいないらしい。
4歳までの生活で利き手が決まり、左利きが10%しかいないってことは、現代社会が右利きに育ちやすいような構造になっているということだろうか。原始時代から右利きが多かったからか、それともどこかの時代で右利きの権力者が覇権を握り社会を右利き用にデザインしたのか。
　そうそう、犬の場合74%が利き足をもっていて、そのうち58.3%が右利きで、41.7%は左利きらしい。いやもうこれはなによりどういう方法で調べたのか、どういう基準でそうなったのかが気になったよね、そんなの調べる人いるんだね。気になった人は調べてみて。それにしても左右の差が人間ほど大きくないのはやっぱり社会や文化のデザインのせいなんだろうか。
　もう少し利き手の利き手感がなくて、左右両方それなりだったらもう少し人生楽なのにって思ったりしない？利き手が優秀というより、逆の手のポンコツ感の方が強いからなんだけど。
　暇だから左手のできないこと苦手なこと、右利きだからね、それを書き出してみるけど。
・キレイな字を書く
・紐を結ぶ時の利き手側の動き
・卓球
・ネジまわし
・髭剃り（カミソリ）
　思ったより生活に支障なかった。むしろ左手に出来て右手に出来ないことと相殺できるぐらいしかないかも。しかもわりと練習したらできそう。

　そうそう、そうなんだけど、左利きのカッコ良さってあるよね。左ききのエレンだって右ききのエレンだとカッコ良さ激減だもの。天才感なくなっちゃう。
　スポーツでもボクシングのサウスポーとか、神様はサウスポーって漫画もあったよね、懐かしい。サッカーでも左利きって重宝されるし、野球も、野球はどうなんだろ？グローブ買うとき大変だよね。とにかく左利きって右利きとは違う役割を与えられたりするイメージがある。小さい頃は憧れたもの。

　そんなわけで手元にiPhoneとpixel6があったから気がついたんだけど、こいつら微妙に側面のボタン配置が違う。これは左手で操作しやすいようになっているのか、右手で操作しやすいようになっているのか、どっちなんだろうか。

　ま、どっちでも良いか。