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アラサーうつ病になる、詰んだ。#17ー転職初日

いざ出陣

うつ病を発症し、勤めていた会社を退社。そして休養後、再就職した会社を数週間という速さで退職した私は更なる無職期間を経て、ようやく再就職いたしました。

初日。本当に緊張しました。緊張するとお腹が痛くなりがちなのですが、予想通りお腹が痛くなりました。前回の転職で痛い目にあったので、嫌だったらまた数週間で辞めてやるからなと思いながら。それでも、一抹の期待は捨てきれませんでした。何度も持ち物や身だしなみを確認しながら、出社しました。通勤ラッシュは予想していたよりかは、ひどくなく。これくらいなら何とか我慢できそうかなというレベルで安心しました。

初日ってお昼ご飯持って行くかすごく迷いませんか?私は迷いました。誘われる可能性もありながら、もしかしたら買いに行く時間がないかもしれないという不安も抱えながら。最悪食べなくても大丈夫なようにおにぎりだけ持っていきました。

welcomed

時間通りに無事出勤すると、そこには他の同日入社の方がいました。この時点でとても安心しました。心強いですし、マンツーマンの研修って緊張するので…。そして、入社手続きや諸々設定と研修が始まりました。雰囲気は、驚くくらいウェルカムでした。前の会社で入社初日から怒られた身からすれば、こんなに穏やかな入社ってあるんだ…といった感じで衝撃でした。質問がないか聞いてくれる。自己紹介すれば、ちゃんとレスポンスがくる。自分での復習のための時間をとってくれる。こういったこと一つ一つに感動しておりました。

初日は結局、お昼ご飯は自由でした。ちゃんと休憩時間も確保されていたので、一緒に入社した方とお昼ご飯を食べました。ちゃんと休憩室が完備されていて感動しました。今まで働いてきた会社は自席や店舗裏でご飯食べることがほとんどでしたので、ちゃんと社内でも切り替えられる場所があるのは嬉しかったです。お昼休憩の光景を見ると、その会社の文化や雰囲気がわかるような気がしています。

心地よい疲れ

初日はあっという間に終わりました。ひとまず無事に1日目を終えて、まだ辞めたいと思っていない。ここの職場だと続けられるかもしれない。そう前向きに思えたことが非常に嬉しかったです。とはいえ、久しぶりに働いたため疲労感がすごかったです。数週間前までは好きな時間に寝て起きて、お昼寝もたっぷりして、一人で好きなことを好きなだけしていた生活をしていたので当然です。知らない人と初めましてをするだけで気力を使いますし、なんなら電車に乗るだけでも疲れます。全てが習慣になるまでは、本当に無理はせずのんびりやっていきたいなと思います。

初日。家に帰ってからは泥のように寝ました。多分10時間以上寝たと思います。働いていないときは一切なかった。これが”心地よい”疲れなんだなと感じながら。

ひとまず、初日を無事終えた自分を甘やかしたいと思います。

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