習作短歌「指先でお暇を」
Ifだけで考えたならプリキュアも世界を取らずに孫を撫でてる
陶磁器のような指先絡まってティファニーブルーの運命の糸
本気より惰性よりもタチが悪い「情」とか云う名の勝手な憐れみ
紫煙ごと吹き付けちゃえば無に還る代打に満たない恋愛ごっこ
氷結はウォッカでできてるらしいから私の愛はロシア製かも
夜夜中でしか言えないことばっか そんなの全部ハイボールにして
結婚を前提にした恋なんて猫がじゃれても私は食べない
孤独とは解けた縁のぬくもりを忘れずラーメンかっ喰らうこと
いただいたお金は、美味しいお酒と新しい本に使い、書くためのエネルギーにしたいと思います。