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選手引退してからバスケが上達した話

こんにちは。

今回はどうやったらバスケットボールが上達するのか、体験から得た僕の考えを書いていきたいと思います。

はじめに
僕は小学1年生から大学3年である今までずっとバスケを続けてきて、そのうち大学1年生までは形はどうあれ選手として、それからは大学のチームスタッフとしてバスケットに関わってきました。

そんな僕のバスケ人生を思い返してみると、一番上手くなったなって思うことができるのは、選手を引退してからの、チームスタッフとしてバスケに関わっている時期だなって思います。

ミニバス、中学、高校では、選抜なんか選ばれたこともないし、試合ではコートよりもベンチにいる時間の方が確実に長かったですし、チームメイトからもよく
「下手くそ」
「ぎこちない」
とか言われてました笑。

ただ、選手を引退してチームスタッフに専念して、コーチになるためにバスケットをあらためて勉強するようになってから、明らかにスキルが上達しました。

大学のチームの選手からも
「増田って上手くなったよな。」
って言ってもらえるようにもなりました。

そこで、自分の過去を振り返ってみて、どうして今までバスケが上手くならなかったのか、なぜ今になって上手くなり始めたのかを考えてみました。


結論から言うと

①全力で楽しめるものであること
②必要に駆られること
③上達のためにやっているトレーニングなどの意図が理解できていること

の3点が重要だと考えます。

①全力で楽しめるものであること

僕はバスケが好きっていう気持ちは始めた時からずっと持ち続けています。

ただ、バスケットを思いっきり楽しめるようになったのはつい最近のことです。

ミニバスの時から、勝つことが大事だと思い、そのために練習をしていました。

それ自体は必要なことだと思いますが、問題は、勝つ=楽しむではなかったことです。

楽しくやる=ふざける・遊びで、苦しい練習こそ勝つために必要という心理をミニバスの時に身につけてしまい、結果、バスケ=好きだけど苦しいものとなってしまいました。

だから、好きだからやり続けることはできたけど、高いモチベーションでやり続けられたかといえばそうじゃないと思います。

大学に入って、いろんな世界を知ってから、
「あ、一生懸命やることと楽しむことを両立してもいいんだ」
と思えるようになり、モチベーションを高く持ち続けることができていると思います。

今では、高校までみたいにハードに走り回ってるわけではないにせよ、コツコツとやるワークアウトやきついウエイトトレーニングが楽しくて仕方ありません。

まずは、苦しいから上達するという考え方を捨て、楽しめるから上達のために頑張れるという考えからにしていくことが大事なんだと思います。

②必要に駆られること

かと言って、いきなり辛くて地味な練習を楽しいと思うことは難しいです。

そこで重要なのが、楽しむために必要だと思えることです。

ウエイトトレーニングを例に挙げます。

最初はただ重いものを持ち上げることを繰り返す、単調な運動としか感じられず、楽しみ、継続することは難しいでしょう。

ただ、その結果、体がゴツくなってかっこよくなれたり、身体能力が上がったりして満足を実感できれば、今までつらかったトレーニングは自らの成長のために必要だと思えるようになっていくでしょう。

僕は、自分がなりたい理想のコーチになるためにはまず自分がうまくなることが必要だから、進んでワークアウトや情報収集に励めるようになったのだと思います。

今までも練習が必要だと思っていなかったわけではないですが、ただ思っていただけで、必要に駆られるって言えるくらいそれを求めてたとは言えませんでした。

自分にとって必要とするもの(スキルや知識など)を手にした時、自らの力となっていることが実感できることで楽しさを感じ、さらに必要なものを見つけることでさらなる成長をしていくことができると思います。

③ 上達のためにやっているトレーニングなどの意図が理解できていること

必要に駆られるためには、必要なものを手にするための練習などの意図が分かっていないといけないと思います。

僕は、高校の時まで、バスケットは常に低い姿勢でいることが必要だと思っていました。
ただ、なぜ低い姿勢が大事なのかは正直考えていなくて、ただ低い姿勢をとり続けることが全てだと思っていました。

大学に入ってから、体の使い方を勉強したり実践したりすることで、どこをどう動かすと効率の良い動きができるようになって、プレーに生きるからこの姿勢が大事だっていうことがわかるようになりました。

その結果、それまで当たり前だと思っていた低い姿勢は、理にかなっていなかったことがわかり、その低い姿勢のせいで動きがぎこちなくなっていたことにも気づけました。

このように、意図がわからずやっている練習や動き方などはただやってるだけにすぎません。

今やっている練習はどういう意図があるのか、それは本当に正しいのか、他の人はどう言っているのかなど、絶えず検証していくことが必要でしょう。

まとめ

今あげた3つは当たり前なことかもしれないですが、それができていなかったがゆえに僕は現役の頃バスケットボールプレイヤーとして大成しなかったのだと思います。

選手だった頃は、練習の方法や手段はコーチから与えられるものという感覚が強く、自分で試行錯誤することを楽しむことができずにいました。

人に教える立場を目指している今は、自分から情報を得て、自分自身で試行錯誤しないと成長できません。

結論、選手はコーチにうまくしてもらうという感覚を捨て、自分のために上手くなるという感覚を持ち、逆にコーチは選手の主体性を信じ、適切な問題提起を促せるような存在になることが、バスケットボールプレイヤーの上達につながるのだと思います。

さいごに

こうして文章にしてみて、結構自分の考えが形になってはっきりするようになったり、逆に自分の考えのおかしいところに気づけるようになったと思います。

やっぱり書いてみるって大事だなぁと感じました。
次回も何か気になることとかがあれば思うがままに文にしてみたいと思います。

あと、文が長くて読みづらかったからそこらへんの文章力も鍛えていきたいです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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