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放射線治療 全16回完了しました

放射線治療 16回完了しました


自分で押していたおサルはんこ



ついに最終回


わたしの最終回は月曜日


最終日 という方が多いそうだが わたし的には「最終回」がふさわしい言葉に感じたので 最終回 と呼ぶ


息どめ照射だったこともあるかもしれない
「息を吸って...
 止めてください
 楽にしてください」
のアナウンスボタンを わたしの呼吸に合わせて押してもらいやすいように 3秒で吸って3秒で吐くリズムを固定して 吐く息も吸う息も量を一定にして 肺の膨らみを一定にして心臓が押し込まれる距離が一定になるように 工夫して治療に臨んでいた

「慣れ」がでた中盤に集中力が低下して リズムや呼吸量が いい加減になってしまった日もあったが 後半 またしっかり集中して 呼吸のリズムと呼吸量を整えるように 毎回の照射に臨んでいた


集中力を必要とする競技 みたい

弓道とか書道とか そんな気分


気分は ...  だけど

気分は そんな感じ ...で

毎回の照射に挑んでいた




ひとつ ひとつ 丁寧に呼吸した
吸って 吐いて に集中した

終わった


いい最終回だった





最後の照射の後
皮膚の焼けなどの診察のため先生とも会ってお話した

放射線科の女医先生は ほっこりとした気配 診察でお話しする短い時間が癒しタイムだった

担当看護師さんは親切で親身 
親戚みたいな感じ

お二方とも 営業スマイルやよそいき裏声を使わない 素の表情を傾けてくださる方々だった


癒された


放射線科に通うのが今日で最後だと思うと 名残惜しくさみしくすら感じられた


出会いに恵まれている

ほんとうに ありがたい



そんな余韻を味わっていたのも束の間


病院を出た時

「新しい自分」の感覚が またキタ!


手術を終えた わたし

退院する わたし


そして いま、

放射線治療を終えた わたし



刻々と上書きされる 「いま」のわたし


がんになった後 友からもらった

「景色は刻々と変わる
 通り過ぎて行こう 」

という言葉を 思い出した



放射線治療終了
なんとも清々しい解放感を味わった


風邪をひかないように 最終回まで体調崩さないように そんな緊張感が解けたのもあるし 再発予防治療が完了した という安堵感も ある 

とにかく


ショーシャンクの空に向かって両手と顔面で雨粒を受けとめたいくらいの気分だった

(    晴れてたけど..   )






16回照射の中間あたりで採った血液検査の結果は 白血球に異常なし

体調的にも特に変化は感じていない

最近 低血圧の立ちくらみがひどいが 血圧が低いのは昔からなので 通常運転 とおもっている

皮膚の焼け具合は 照射部位周辺の肌の色に変化あり そこだげぼんやり日焼けしたように赤暗くなっている

痛みはない

ヘパリンクリームでコツコツ保湿している成果か はたまた たまたまわたしの皮膚が強いのか 乾燥や赤みなどは 今のところ なし

手術跡と乳首部分が石鹸で洗いずらいこともあり 若干荒れているので 弱いステロイド軟膏をもらって対処している

こすらずに皮膚に負担をかけずにしっかり清潔に洗う

これがなかなか難しい

根気よく丁寧にケアしよう


放射線治療による 皮膚の焼け、疲れやすさ、白血球の問題、などなどは 治療期間中だけでなく 治療後しばらくの間も進行するので 無理をしないように注意が必要とのこと

解放感に調子に乗らず 無理のない生活を継続しよう





一通りの治療が完了したので 医療保険給付金申請のために 病院に診断書を書いてもらう

わたしの通っている総合病院では 診断書発行の申し込みは 一階の病院事務で申請するようだ




仲良しさんから 
たこパのお誘いがあった

楽しみだ

🐙🐙🐙


治療完了 おつかれちゃん
晩酌 ひとり打ち上げ


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