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「マネジメントの型の実践編」マネ型本を読んで異動後に助けられた話!

研究の力を人類の力にしたい株式会社LabBaseの岸本です。
こちらの記事は、「EVeMアドベントカレンダー2022」という企画の21日目の記事でございます。
ベンチャー、スタートアップのマネージャーが「マネジメント」をテーマに1年を振り返る企画です。

この記事を読んでいただいている方はおそらくマネジメントを担当されている方や、これからマネジメント業務を担当する予定の方や興味をお持ちの方が多いと思います。
少しでも参考になりましたらということと、自分の2022年の振り返りも兼ねて「マネジメントの型の実践編」というテーマでかいていきます。

簡単に自己紹介

現在株式会社LabBaseにてCSマネージャーを担当しています。LabBaseには大学在学時からインターンとして関わり、そのまま1人目の法人営業担当として入社しました。
2022年2月まで法人営業のマネージャーを担当しており、3月から異動し、CS組織のマネジメントを担当することになりました。
Emoにはβ版に参加させて頂き、その後も継続的にコミュニティで勉強させていただいております。

今回のテーマの背景

「マネジメントの型の実践編」という今回のテーマですが、法人営業からCSに異動した際にマネ型本を読み直し、実践したことでうまくできた事が多かったなと感じているためです。
元々法人営業のチームは自分が1人目で採用も前線で行いながらできたチームだったのですが、CSは横から異動すう形だったので異動前から準備を行ってから臨みました。
今回はマネ型本を読んだ上で、取り組んだよかった事をいくつか紹介します。

Day0として異動前に異動後何に気をつけて業務に当たるかなどをまとめてました。

現状把握

異動前からですが、まず力を入れたのは現状把握でした。
現状把握のために、大きく2つの事に取り組みました。1つはCS関連部署やCSメンバーと1on1でCSチームについて色々と教えてもらう事です。その中で、業務や組織への解像度が上がり、自分なりにどこに取り組むと価値を出せそうか?という当たりをつけられました。
2つめは過去の数字の洗い出しです。自分の1つの役割に、既存顧客単価の向上があったので、可能な範囲で過去の実績を見直し、法人営業時代の肌感も合わせてどこに手をつければ数字をあげられそうか?のロジックをざっくり作りました。
ここは定性ベースのヒアリングと数字で事実ベースでの現状把握を行ったことが良かったなと思っています。

信頼関係構築

CSチームはすでにある程度出来上がっている組織に異動する形だったので、特に異動後最初のクオーターは頻度高く1on1を入れて、コミュニケーションの量を担保していました。
もちろん、信頼関係は一朝一夕でできるものでは無いという事と、1on1をしていればOKというものでは無いと思っています。とはいえコミュニケーションの量は大事であり、弊社がフルリモートというワークスタイルであることも考え、初期は1on1の頻度を増やしていました。また、自分としては毎日社内で日報を書いているので、そこで少しでも考えている事をオープンにするように務めていました。(日報は考えている事をオープンにするという以外にも色んな効果があるので、めちゃくちゃオススメですw)

初期の成果の創出

異動後の実業務の部分においては、初期の成果を狙って作るということを一番ぐらい意識していました。
以下の画像は長村さんのnoteから拝借したものです。

長村さんのnoteより

体制の変更や、異動などの変化点をすぐに短期的な成果に変えて、発信しモメンタムを作ることができればその後も勢いづくだろうと思っていたのと、うまく初期の成果を出して、モメンタムに繋げられれば、次の仕込みにリソースを割けるだろうということからどのように初期の成果を上げるか?ということを異動前から考えヒアリング等の現状把握をしながら当たりを付けました。
具体的には、活動数、行動量的な上げやすいKPIを立てて、可視化、発信したことや、会議体を組み替えて、週次でチームが進捗していると感じられるような会議体にするなど、短期的な成果に方針、KPI、推進システムをアラインさせていきました。
あとは、とにかくslackで反応しまくりましたw

マネジメントシステムの構築

その過程で、会議体やレビューの体制の型を作るようにしていきました。短期、中長期の目標、戦略を設定しそのPDCAを適切に回す会議体やその会議での報告や議論のフォーマットを作っていきました。
1ヶ月〜クオーター単位の進捗を確認する会議やフォーマット、中長期の戦略のPDCAを回すタイミングやそのフォーマットなどを用意していきました。
そうすることで、かなり人に任せることができたり、一定抜け漏れなく短期と中長期のバランスを見ながら活動できるようになりました。また、自分の時間が空き、都度自分のリソースを重要度や緊急度に応じて柔軟に振り分けることができるようになりかなり働きやすい状況が作れました。

気づき、学び

改めて異動前後での活動を振り返っての学びを最後に記載して記事を締めようと思います!

困ったらマネ型本に立ち戻る
マネジメント業務で課題や困りごと、小さな相談したいことなどが発生したらまずマネ型本を読む!少なくともヒントは見つかる!そしてそれを頼りに実践する。マネジメント業務のバイブルだなと思いました。

変化のタイミングは守破離の守
マネ型本に立ち戻るということと近いですが、なにか自分の役割や業務が変化するタイミングでは、新しい役割において成果を出すために先人の知恵に頼る、なにか真似できるような型は無いか?をさがす。改めて守破離の守の大切さを学びました。

初期の成果の偉大さとモメンタム
特に異動や転職などで新しい役割についたときには、まず狙って初期の成果を上げること、この重要性を体験として実感できました。初期の成果が上がれば、それを発信しモメンタムに変えることでより大きな推進力になり、より大きな成果につなげていける。この初期の成果を狙って出すということが非常に大切だなと思いました。そのための現状把握!

最後に

最後までお読み頂きましてありがとうございます!
マネジメントって何すればいいの?という全体像が掴みづらい業務だと思うのですが、少しでも参考になりましたら幸いです。
また、自分はマネジメントを担当するようになり、色んな悩みや課題を抱えながら進んできたのですが、改めてEVeMのマネジメントの型にはめちゃくちゃ助けられました。
この記事を読んで頂いて興味をお持ち頂いた方はぜひ、以下のnote、書籍を読んでみてくださいw
最後までお読み頂きありがとうございました!!

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