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変化の早いスタートアップで役割の変化に合わせて動き方を変えるための方法

研究の力を、人類の力にしたい株式会社LabBaseの岸本です。
私はLabBaseに1人目の法人営業担当として入社後、BtoBマーケティング、営業マネージャー、CSマネージャー、事業企画と役割を変えながら仕事に取り組んできました。また、同一職種で肩書は同じでも、実務は事業や組織のフェーズに合わせて動き方が異なることも多くありました。
その過程を振り返って、会社の変化に合わせて、自らの動き方をチューニングし、その時々で最適な動き方を取れるように意識・実践しておくべきことについて振り返っておこうと思いnoteにまとめています。

私自身まだまだではありますが、スタートアップ/ベンチャーなど変化の早い会社で働かれている、働き始めた方に向けての参考にもなりましたら幸いですmm


日常的に意識・実践できること

まず、役割の変化が起こる以前から意識、実践できることについて整理します。スタートアップであれば急に求められる役割が変わることも多いと思います。そんなときは日々の週間的な取り組みの蓄積に支えられることが多いです。
また、そもそも自らの役割を能動的に変えていくことで、会社の成長にコミットすることも一定求められると思いますので、そのためにも日常での意識・実践は重要です。(この辺は私もまだまだできていない部分ですが。)

幅広い範囲のインプット

自らの業務に関するインプットは行っている方は多いと思います。まずはそのインプットの範囲を隣接領域へ少しずつ広げていくことが個人的には良いのではないかと思っています。営業であれば、マーケティングやCS、事業開発などビジネス領域全般へ。また会社機能ということでコーポレート関連の業務や自社のドメインに関する知識などです。私自身、入社直後に法人営業とマーケティングを兼務したときはどちらに関しても知識/経験共に不足しておりかなり苦労したのですが、その後は日常的に仕事に関するインプットを行っていたので役割の変化に一定対応することができたと思います。特にまず何から手をつけよう?という設計の部分で概論的な部分を知っているかどうかはスピード的に大きく差分が出るなという印象です。

社内外問わずカジュアルに相談させていただけるつながりを作っておく

だいたいの仕事は自分にとっては初めての仕事であっても、他の誰かは似たような経験をしていることが多くあります。なので、役割が変わるタイミングで、すでに近い経験をしたことがある方にお話を聞かせて頂くというのは、求められる成果を出すための動き方の解像度が上がるのでめちゃくちゃオススメです。
また、そもそも役割が変わる前の段階から自社より少し先のフェーズの会社や自分より少し先の役割を経験している方と交流することで、今後起こる変化への備えや、そもそも変化を起こさないと行けないということにも気づけるようにもなります。

いざ役割が変わるときに意識・実践できること

続いて、実際に役割が変わった、変わってきたタイミングで実践できることについて整理します。

一般論を抑える

まず、求められる役割に関する周辺知識を高速でインプットすることです。この辺は書籍やnote、ネットリサーチでおおよそインプットできる事が多いと思うのでとりあえずざっとさらって全体感を抑えてしまう事が重要だと思います。そうすることで、自社の現状や、次に何に取り組むべきか、などのあたりを付けやすくなります。

自社の現状把握

一般論を抑えた後は、自社の現状を改めて把握することが重要です。自らに求められる役割は何かの立ち上げなのか、立て直しなのか、現状の連続的な改善なのか、どれぐらいのスピードで何をアウトプットすることが求められるのか、等正しく現状を把握することが重要です。
このあたりは、社内のメンバーと個別にヒアリングやすり合わせすることであらかたつかめると思います。
場合によってはユーザー/お客様などにもヒアリングさせて頂いたり、競合についてのリサーチを行うことでより正しく現状を把握することができると思います。

適切にPDCAを回す

ここまで行って、初めて実行に移ります。おおよそ実行のための方針、計画と見直しのタイミングを決めたらひたすら実行する形になります。
方針や計画は、立ち上げのタイミングであったりまだ何にリソースを寄せるべきか見えていない段階ではある程度発散的に動くことになると思いますが、どこかのタイミングでリソースを寄せていくことであったり、また発散的に動きつつも小さな成果を意識して上げられるように設計することが重要だと思います。初期の成果は活動量の増加や、今まで得られていなかったファクトやインサイトが得られたなど、今後の成果に繋がりうるであろうことが感じられるような成果を短期間で作ることをイメージしています。
また、個人的には、見直し、振り返りのタイミングは自分ひとりで行うのではなく、誰か他の人にも入ってもらい、フラットにフィードバックやアドバイスを貰えるような形で実行するのが良いかなと思っています。
だいたい最初の頃はすぐに成果が出ず苦しい時間が存在するのですが、自分以外の人からフィードバックをもらうことで、前進感を感じることもできるのでおすすめです。

ここまでお読み頂いた方、ありがとうございます。
自分自身の今までの振り返りも込みでスタートアップ/ベンチャーで必要な動き方について整理してきましたmm

ツイッターでも日常的に発信していたりするので、よければぜひお気軽に絡んでくださいw 


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