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#31 福kin プラグイン利用数 第2位-2! 入力サポート+プラグイン

※福kin(福祉の現場のkintoneシステム)

※デイサービスで活用できるシステム作成のnoteです

前回

前回はプラグイン利用数第2位「入力サポート+プラグイン」の表示制御機能の紹介でした。

今回は「入力制限」機能について簡単に説明していきます。

入力制限

みなさん、Kintone開発していて

・名前フィールドは「渡邉」や「渡邊」じゃなく「渡辺」で統一したいな~

・フリガナフィールドには半角のカナで入力して欲しいんだけどな~

・郵便番号は半角の数字で入力して欲しいな~

こんな風に思った事はないでしょうか?

そのフィールドに入れる文字のタイプを指定できる機能が「入力制御」機能です。

どんな制御がかけられるかというと、

・ 全角 … 全角文字のみ入力できます。
・ 全角ひらがな … ひらがなのみ入力できます。
・ 全角カタカナ … カタカナのみ入力できます。
・ 半角 … 半角文字のみ入力できます。
・ 半角カタカナ … 半角カタカナのみ入力できます。
・ 半角数字 … 0 から 9 の半角数字のみ入力できます。
・ 半角英字 … a から z と A から Z までの半角英字のみ入力できます。
・ 半角英数字 … 0 から 9 と a から z A から Z までの半角英数字のみ入力できます。
・ メールアドレス … メールアドレスに使用可能な文字*1 や体裁*2 を指定できます。

ここにあるような制御がかけられます。

少し具体的にみていこう

たとえば郵便番号フィールド、

半角数字ハイフン付きで

「〇〇〇-〇〇〇〇」

このように入力してもらおうと思ってます。

でも、数字フィールドで作成すると、

半角ハイフン「‐」が入っているのでエラーになってしまいます。

でも、文字列にすると、全角数字や全角ハイフンが混在する可能性が出てくるし…

というわけで「入力サポート+プラグイン」の設定をしてみましょう。

まず、文字列1行で郵便番号フィールドを作成して、

プラグインでこのように設定します。

設定したいフィールドを指定して、許容文字種別で「半角数字」にします。

このままだと半角ハイフン「-」を入力するとエラーではじかれるので、

許容文字設定で「-」を指定しておきます(重要)。

これで半角数字と半角ハイフン以外を入力するとエラーになる設定の完成です。

確認すると、例えばハイフンが全角だと

このようにエラーにしてくれます。

数字が全角でも、

エラーを出してくれます。

でも、

こんな風に入力されるとエラーは出ないので、その時は標準のKintoneの設定で、

こうすると必ず8文字入るフィールドになります。

まぁ、

これだけは防げませんけどね( ^ω^)・・・

最期に

こんな感じで簡単にデータ入力のルールを設定できるので、使い勝手がいいわけです。

システムを使うスタッフに、

「ここのフィールドは半角数字だからね」

「ここは全角でお願いね」

と伝えても、やはり忘れてしまいます。いや、忘れて当たり前だと思います。

誤入力しないお膳立てを整えてあげることは、作る方、使う方、どちらにとってもストレスが溜まらないやり方だと思うわけです。

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