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#34 福kin 勝手にプラグイン紹介2 地図プラグイン

※福kin(福祉の現場のkintoneシステム)

※福祉医療業界で活用できるシステム作成のnoteです

今回のプラグイン

今回は地図表示のプラグイン

TISさんの住所/緯度経度変換プラグインを紹介します

もちろんノンプログラミング!

このプラグイン、大好きです。

何ができるの?

一言でいうとkintoneのデータを地図にマッピングしてくれます。

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パッと見でわかると思いますが、レコードの情報を拾って、googleMAP上にピンを立ててくれます。

※データは個人情報ではなく北海道の郵貯銀行の位置データを使ってます。

訪問診療・デイサービス・ホームヘルプサービス、ルートを考える必要のあるいろんなサービスで地図情報は必須ですよね。

おーきい模造紙に地図を描いてそこに画鋲や、付箋を貼って管理している事業所もあると思います。

でもでも、終了した患者さん、新規の患者さん、引っ越しした患者さん、曜日変更の利用者さん…

その度に画鋲をさしなおし、付箋を張り替えは大変ですよね。

えっ?自分のところはgoogleMAPで管理しているから大丈夫ですって?

でも、googleマイマップを作成して管理しているとしたら…kintoneとデータを合わせるの手間じゃないですか?

kintone上では終了者扱いになっているのにgoogleMAPには残ってしまったり、kintone上で利用曜日の変更をしたのにgoogleMAPには変更が反映されてなかったり。

そんな部分の解決以外にも、このプラグインにはいい事たくさんあります

どんな機能があるの?

1・地図の絞り込み切り替えができる!

例えばデイサービスでの地図活用として、曜日毎に模造紙を変えたりgoogleMAPを作成しているところもあるかもしれません。

何故かって曜日ごとに来る利用者が違うからですよね。

なんですが、それでは管理が大変。

でもでも、住所/緯度経度変換プラグインを使えばレコードの絞り込みが地図に反映されるのです。

ちょっとサンプルデータで見てみましょう。

まずは全てのレコードを表示した画面。99件のレコードがあります。

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月曜日の利用者だけ絞り込むと、月曜日の利用者のみ地図にピンが立ちます

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レコードの数が99件から15件になってますね。

これは月曜利用者が15人なのでこのようになってます。

火曜日の利用者の地図状況が見たいときは絞り込みの選択を火曜日にするだけです。2秒もあればできますね。

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同じく水曜日木曜日…

他にもエリア毎に抽出、介護度別に抽出といった具合にマッピング条件は自由自在です。

とにかく今レコード一覧に表示されている利用者さんがマッピングされるのです。

※注意点はレコード一覧は1画面に100件しか表示できないので、ピンの限界も100本になります。

2・地図の拡大ができる!

当たり前の機能かもしれませんが重要です。

この画面で̻🔲マークを押すと

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こうなります(全画面表示)

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そして、右下の人形君をスーーーっと地図に落とすと

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ストリートヴュー画面になります。

ストリートヴューで利用者さんの玄関の様子が見れるので、送迎担当者が家を間違える心配も減りますし、車を停める場所をイメージするのに役立ってます。

3・条件を設定してピンの色を変えられる!

いままで地図の画像を上げてきましたが、ピンの色が赤と黄色の2種類ある事に気づいた方もいるかもしれません。

じつはこれ、条件によりピンの色を変えているのです。

移動手段が車いすの方は黄色いピンで表示させています。

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レコード詳細を見てみると

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ラジオボタンが車いすにマークしてありますね。

設定について、もちろんプログラム書く必要はありません。

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こんな感じでポチポチと選択して

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ピンの色を決めてお終い!とっても簡単です。

デイサービスでは自立歩行と車椅子では送迎車の種類が違うので、この振り分けはとっても助かってます。

他にも時間厳守の方、ヘルパー連携の方、新規利用者、在宅がんの方などなどイロイロな振り分けに活用できそうですね。

実装した事なないですが10以上の条件振り分けはできそうです。

4・現在地にピンを立てられる

当法人では利用したことないのですが、機能の紹介として。

画面の上に〇現在地を表示とありますが、ここに☑を入れるだけで、自分の現在地にピンが立ちます。

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スマホでもこの機能を利用する事ができるので、送迎中や営業中にマップに立っているピンと自分の位置関係を調べるのに役立ちそうです。

緯度経度の調べ方

googleMAPにピンを立てるためには、緯度経度情報を入力する必要があるのですが、そもそも緯度経度情報はどのように取得したらいいのでしょう?

1・住所を入力することで自動取得

心配いりません、このプラグインは非常に優秀なので、基本的に住所フィールドに入力するだけで、自動的に緯度経度を取得しピンを立ててくれます。

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2・プラグインの機能で取得

他にもプラグインの機能として、kintone上の地図から緯度経度情報を取得できる機能も備わっています。

kintoneに表示されるMAP上で、ピンを立てたい場所でダブルクリックすると

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緯度経度情報が入力済みのレコード詳細フォームに飛ぶことができます。

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3・手動で取得

住所フィールドに入力したけど、うまく緯度経度が取得できない。

取得した緯度経度がずれている、ということもあります

そんな時の対応として、ここでは私のやり方を紹介します。

①まずkintone上ではなく、一般のgoogleMAPを開いて住所を入力します。

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②次にピンを立てたい場所で右クリックし、「この場所について」を選択

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③画面下部に緯度経度情報が表示されるので、そこをクリック

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④左の画面に展開される緯度経度情報をコピーして該当フィールドに貼付

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少し手間ですよね、おそらくもっと簡単なやり方もあると思うのでご存じの方がいたら教えてください。

ただ、一般的なやりかたで緯度経度が取れないケースのみなので、この操作を行う事はそんなに多くないと思います。

注意点

ただ一点、このプラグイン、緯度経度フィールドを表示しない設定になっているので、手動で緯度経度を入力するには緯度経度入力用のレコード一覧を作成する必要があります。

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実際の入力はレコード一覧上で行いましょう。

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Google Maps APIキーの取得・設定

おそらく住所/緯度経度変換プラグインの設定でここが一番の難所になると思われます。

プラグインの設定画面で入力を求められるAPIキーというものをgoogleから発行してもらう必要があるのです。

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ここで詳しく設定情報を載せるよりも、すでにまとめてくださっているサイトがあるので紹介します。

このサイトも現時点での設定方法なので、いつ内容が変わるかはわかりません。都度検索しながら設定をすすめていく事をお勧めします。

いろんな用途で地図って使えますよね

記載した、訪問診療やデイサービス以外にも色んな使い方ができるプラグインです。

たとえば、

・医療機関、居宅介護支援等の場所をマッピングした地域資源マップ

・訪問先をまとめた営業マップ 

・独居高齢者や重度障害高齢者の情報をまとめた災害時トリアージマップ

等々、情報を地図に落とし込むだけでサービスや発想が充実してきます。

料金は?

TISさんのプラグインです。
機能としは無料で使えますが、利用申請プラン(7,500円/年)を支払う事で、ランダムなタイミングで表示される申請案内のメッセージを非表示にできます。
108個のプラグイン+連携サービス+限定プラグインが利用できるので利用申請を検討されてもいいと思います。

最後に

地図というのは不思議なもので、データでは見えなかったものが地図に落とし込む事で見えてきたりします。

またデータが地図という形で可視化できる事ではかどる業務が多いのは確かです。

非常に便利なプラグインなので、みなさん是非試してみてください。


2020年5月23日追記

住所/緯度経度変換プラグインを入れたのにうまく地図が表示されない…
なんて問い合わせを何件かいただいています。

確認していただきたいのが、Geocoding APIが有効になっているかどうか。

Maps JavaScript APIは有効にしてますが、Geocoding APIを有効にするのを忘れがちなので、もしうまく表示されない方がいたら試してみてください。

スクリーンショット_052320_112930_AM


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