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北海道ツーリングへの思い

いつもお読み頂きありがとうございます!

本日はタイトルの通り、北海道ツーリングについて書いていきたいと思います。

なぜか?

実は自転車旅行の記録について、次回から2007年夏 北海道編を書いていこうと思っています。

*私の自転車旅行の記録はこちらにまとめています!

2007/7/31~9/3までの35日間の旅程でした。自分の中でも断トツの長さの自転車旅行です。

正直自分の自転車旅行の記録でもハイライトの部分になるかなと思い、プロローグ的なnoteとして、北海道を旅することについて少し整理したいと思います。

* * *

北海道との出会い

そもそもの私と北海道のつながりとして、両親が北海道旭川出身であることがあります。両祖父母も旭川にずっといましたし、親戚もたくさん旭川に住んでいます。

幼いころは毎年夏に旭川に帰省していました。当時は山形に住んでいましたので、大概父親の運転する車で仙台か青森まで走って、フェリーで北海道に渡っていました。

このルート、2~3日かかる結構ハードな日程です。家族5人、セダン車での移動はきつかったものの、フェリーの中は色々楽しめる施設があってワクワクしたのを憶えています。

祖父母の家は旭山動物園の近くにありました。

当時は奇跡の大復活を遂げる前でしたので、私の記憶の中では少し寂れた雰囲気の動物園の印象です(それが今やあんなに大人気に。。)。

北海道の再発見

時は流れて、大学生となり、私は自転車部に入りました。

その中で、どうやら夏の北海道は自転車ツーリングをやる人にとっての「聖地」であることを知ります。特に経験者である先輩方の情熱が半端なく、

「とにかく北海道は最高過ぎる」「北海道を旅行することでいつも頭がいっぱいだ」「君も早く北海道に魅せられるべきである」等々。

北海道に対して宗教的(笑)に傾倒している人が多数な状況でした。

当然、私は北海道には何度も行ったことがあるので、若干「??」な状況でした。

「確かに北海道は最高ではあるものの、ちょっとノリが違いすぎる。。」

ただ、よくよく考えると、私は北海道といえば札幌と旭川くらいしか知らないことに気が付きました。北海道は広いです。まだまだたくさんの魅力があることを知り、衝撃を受けました。

「自分は北海道のことを実は全く知らなかったのか。。」

そして、2007年の夏、私は北海道を再発見するのです。

北海道ツーリングの素晴らしさ

その再発見の過程は、明日以降書いていく自転車旅行の記録で説明していきます。

本日は、夏の北海道ツーリングについて、事前予習的にその素晴らしさを少しだけまとめておきたいと思います。

スケール感のある見所がいっぱい

言わずもがなですが、北海道は見所いっぱいです。その中で、北海道ならではの素晴らしさと言えばやはりスケール感でしょう。

「広い」「デカい」「まっすぐ」この3つで表現できる見所が多いです。

何よりも自転車で旅をしていると、これらの特徴を実感できる場面が多いです。

広大な原野を伸びる、どこまでもまっすぐな道。。

夏旅 2007 08 31 (24)

(写真:猿払、エサヌカ線)

こんな道を自転車で走れると思うだけで、脳みそトロけそうです。

涼しい、ジメジメしてない

夏の北海道は涼しく、そしてジメジメしていないです。

夏の自転車旅行の大敵は何といっても暑さ。本州を走る時は暑さに対する対策をしっかりとしないといけません。

もちろん北海道の夏は暑いです。でも、ずいぶんと走り易いです。これは本当に助かります。

コンディション良く走れるということは何よりもQOT(Quality of Travel)が高まります。

むしろ夜は寒いくらいです。釧路や稚内付近はなおさら、9月に入ると結構防寒対策が必要なくらいです。

みんな北海道を愛しながらツーリングをしている

北海道ツーリングといえば、実は自転車ツーリングをしている人は少数派で、圧倒的多数の方々はライダーであり、バイクツーリングを楽しんでいます。

その方々を含め、北海道をツーリングしている全ての人々が確実に北海道を愛しているということがわかります。

夏の北海道には、日本全国からライダー、チャリダー(自転車ツーリングする人の俗称)が集まります(歩いて旅をしているバックパッカーもいる)。

彼らは、休暇をやりくりしながら、夏の北海道を旅することを心待ちにして、遠路はるばる愛機と共に北海道に上陸します。

彼らは、北海道に上陸するなり喜びを爆発させます。常にハイテンションです。北海道をツーリングしているすべての人が仲間だと思えてくるのです。

その証拠に、道すがら北海道をツーリングする人たちがすれ違う時に必ず挨拶をします。

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引用:https://camp-fire.jp/projects/view/83879

「ヤエー」という挨拶で、ピースしたり、親指を立てたり、手を振ったりしてくれます。ライダーの方々は、我々チャリダーにもヤエーしてくれます。当然我々も手を振ったり、ヤエーします。

むしろ、チャリダー同士がすれ違う時は「こんにちはー!」と叫びます。みんな返してくれます。

北海道はこのヤエー率がとにかく高いです。というか、北海道以南では、あまりヤエーの文化はないです。

みんな「お前は北海道を最高に楽しんでる?俺は最高に楽しんでるぜー!」とメッセージを送ってくれているのです。

この一体感。。最高です。。

* * *

2007年の夏、もう13年前です。それ以降、私は北海道に幾度も行っています。しかし、なかなかに北海道を自転車で旅行をする機会は得られていません。

実はいつも思っています。

「今年こそは夏の北海道に自転車旅行する!」

しかし、なぜでしょう、なぜか色々な理由で行けないのです。どうせ行くなら長期の休みを取りたいし、準備もしっかりしたいということで、もったいぶってしまうのでしょうか。

そんなイジらしい関係が北海道とは続いてます。

まぁ、そんな話はともかく、北海道旅行の記録を作るのが楽しみです。

最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!

*カバー写真:知床峠と羅臼岳(北海道)【2007年】

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