見出し画像

失敗しても大丈夫、かも

『~誰も傷つけずに笑える失敗は、もはや成功である~』

この言葉をご存知の方はどれくらいいるでしょう?
おそらく、ほとんどいないと思う。

だって僕が勝手に作った言葉だから。
(ググっても出なかったからたぶんオリジナルなはず!)

しょうもないクイズ出してすみませんでした。

失敗をしてしまった。
先月飛行機の予約をうっかり失敗したばかりなのに、またやっちゃった。

大人になってからの失敗ってめちゃヘコみません…?

今回は東京で開催されるイベントに参加したくて申し込み、飛行機の予約をした。宿泊するシェアハウスにも日程の連絡もして、空いてる時間は何をしようかな~なんてウキウキ考えてたの。
そしたら、
「ん?あっ、このイベント、参加条件に当てはまってないわ」

………YOUは何しに東京へ??

大人なのにまた失敗しちまったよ~と気分はどん底。

なんで同じような失敗するんだと自分を責めていたら急に、
「でもこれ超ウケじゃね?」と僕の脳内の渋谷ギャルがささやいてきた。

「どういうことでしょうか?」ギャルは怖いので敬語で返答する。

「なんで東京に来たの?って聞かれた時に一笑い狙えるし、自分から失敗エピソード話せば仲良くなりやすいじゃん~~」

僕はギャルに買えるだけのタピオカをプレゼントした。

「過去は変えられないから悩んでもしょうがない、変えられるのは未来の自分だけ」みたいな話、聞いたことあります?
そうだよね、とも思うし、ポジティブ押し売りすんなよ、とも思う。
こんな自分が未来変えるとか無理だろ!同じことの繰り返しでしょ!気休め言わないでよ!って叫びたくなる。

もし僕と同じように性格がちょっとアレな方は、これを見てみてください。

キングコング西野さんが平成30年度近畿大学卒業式でされたスピーチ。

時計の針がうんぬんの話は置いておいて、12:16~くらいの
「僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできません。そうでしょ? 『10年後の未来を、今、この瞬間に変えて』と言われても、ちょっと難しい。でも、僕たちは過去を変えることはできる。」

この部分、けっこう好きなんすよ。
ざっくり説明すると、「恥ずかしかったり悔しかった過去の失敗も笑いのネタにできたら輝き出す」って話。

ああこういう考え方、見方もできるんだなって感心した。

もちろん、誰もが全員にできることじゃないです。
「自分の失敗をおもしろく話すなんてしたくない」
「そもそも誰にも話したくない」「誰にも知られたくない」
なんて考える人もいるし、話せないエピソードもある。

でも大丈夫。

「この失敗もいつか笑い話になる可能性がある」ことだけ知ってればいいんです。
プラスになる可能性があるってだけで、ちょっと気楽になれるはずなんで。

補足で、失敗を笑いに変えるうえで1つだけNGがあると思う。
「誰かに迷惑をかけたり傷つけてしまった失敗」だ。
これを、今はもう反省したからなんて理由で美談にするのはダメ。嫌い。

ありがとう両さん!!!

サポートしてもらえると、発泡酒ではなくビールが飲めます。