「シーシュポスの神話」を読んで

今年の桜も美しく咲いて、春の風はどこからか口笛を運んできました♪

さて今回は、アルベール・カミュ著『シーシュポスの神話』という本をご紹介します!



この本を読むきっかけ

お恥ずかしながら、少し前までカミュという名前を認識していませんでした…(たぶん授業で聞いたことはあっても覚えてない)。

きっかけは私が家でゴロゴロしているとき。YouTuber「QuizKnock」さんの動画内でカミュの名前が出てきたのです。確か、シーシュポスの神話で知られるノーベル文学賞受賞者は誰か?みたいな問題だったと思う、忘れました^o^

その問題か解説かで、以前記事を書いたカフカの名前があったことから、(カフカは知ってるけど、カミュって何者…?)と思う時期が続いたので、読んでみることにしました。

↓これがカフカの作品を読んだときの記事です。

カフカはまだ一冊しか読んだことないけど、今回紹介している本を読んだら、他の本についてカミュが感じたことも色々と書かれてあって、彼の作品がもっと読みたくなりました!!

ありがとうカミュ……………(合掌)



著者

私、ウィキペディア読んで初めて知ったのですが、芸能人のセイン・カミュさんって、この方と血が繋がってるんですね(・Д・)

これはボビー・オロゴンもびっくり!(伝われ)


カミュは、Wikipediaの説明にあるように、不条理について深く考え、この本ではそれが最も重要なテーマになっています。




不条理について

私がこの言葉を知ったのは、3年くらい前でした。

当時(今もかな?)、テレ朝の大下アナが、私の大好きなSMAPの解散について、番組内で「不条理を感じる」といったことを仰っていました。

そのときはなんとなく、理不尽みたいなことかな〜なんて思っていて、「不条理」という言葉自体を考えることはありませんでした。(どちらも意味は似ているそうです。)

でもこの本を読んで改めて、その言葉について考えることができてとても良かったです。

それにしても、今の自分には内容が難しすぎて理解しきれなかったな…また読もう(>_<)



シーシュポスの神話

神を欺いたことで、シーシュポスは神々の怒りを買ってしまい、大きな岩を山頂に押して運ぶという罰を受けた。彼は神々の言い付け通りに岩を運ぶのだが、山頂に運び終えたその瞬間に岩は転がり落ちてしまう。同じ動作を何度繰り返しても、結局は同じ結果にしかならないのだった。(Wikipediaシーシュポスの神話より抜粋)

この話、皆さんはご存知でしたか?? 私は最近まで知らなかったです(°▽°)

いつも何か知らないと言うと母親に「あんたは本当に常識知らずね〜!」と呆れられてしまうのですが。こうして、堂々と知らないことを知らないって言えるのは嬉しいです^_^

とそんな話はともかく。

実は本を読む前に「そもそもこの神話って何?!」って思って調べたのですが、本を読んだあと改めて考えると「そんな風に考察できるの…カミュさんすごい…この話めっちゃ深くない……?」ってなります。




最近、寝る前に昔のことを思い出しては、1人で恥ずかしくなって落ち込んで反省するっていう時間がやってくるんです。
よくこんな自分がのうのうと今を生きてるなぁって。さっきまで幸せだと感じていたことに、強い罪悪感を覚えます。こうしている間も、私の存在が、言葉が、行動が、誰かの心を傷付けているかもしれない…!

それでも今、息をしている私に少しでも「お疲れ!」って自分自身で労えるように、これからの日々を大切に過ごしたいなと思いました。


いつものAmazonさんのリンクも忘れずに…っと!



それでは、またお会いしましょう*°


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