見出し画像

沖縄が舞台のマンガ・アニメ・小説

青い空、青い海。

いま住んでいるところも、長く住んでいたふるさとも、両親の出身地も、海から少し距離のあるところで、海へのあこがれは人一倍強い気がします。旅行先で、視界のはしっこにちょっと海が見えただけで気分が上がる。

どこの海もいいですが、やはり沖縄は別格でしょう。

2度行きました、沖縄。春、本島に1度。秋、石垣島に1度。石垣からは竹富島や西表島も。楽しかったな。

真夏の沖縄も行ってみたいし、沖縄のマラソンにも出てみたい。宮古島も……とか言っているうちにこんな事態になってしまいました。いずれやりたいことは、いますぐにやったほうがいいです。なにごともね。

というわけで? 今はせめてフィクションで沖縄を味わいましょう。



まずはこちらのマンガを。

「沖ツラ」こと『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』。

画像1

今月発売の3巻! この表紙絵! 完成度!

絵だけでなくて、中身も大変いいのです。沖縄の言葉、あるある、雑学に、日常ラブコメがちょうどいい塩梅にミックスされています。この手のワンテーマ・ラブコメは、うまくハマると本当に味わい深い作品になりますね。

個人的にはメインの3人、東京からの転校生・照秋くん、方言すぎて何言ってるか分からない喜屋武(きゃん)さん、喜屋武さんの言葉を通訳する比嘉さんの関係性が絶妙。三角関係のはずなのに、それを感じさせないバランス感覚が大好きです。

ウェブコミック「くらげバンチ」で1話から追っているのもあって、思い入れのある作品。みなさんもぜひお手に取ってみてください。

1話はこちら



今期のオリジナルアニメ「白い砂のアクアトープ」の沖縄感もいいですね。6話まで来ました。

制作はP.A.works。もともと美麗な絵で、各地の風土を叙情豊かに表現してくれるPAが、今度は沖縄を描くと聞いたら、それはアニメファンとしてちょっと注目せざるを得ない。

ビビッドな色合いが醸し出す沖縄の空気、光、海。

ファンタジックな雰囲気が、今後どうストーリーと絡んでくるのか。

楽しみです。



沖縄が舞台の小説でまず思い浮かぶのはこれかな。

池上永一の『テンペスト』。懐かしい!

画像2

コミカライズや、仲間由紀恵主演でドラマ化もされました。

琉球王朝終末期を舞台にした作品。聡明な少女が男性のふりをして宮廷に潜り込む設定、好きなんですよね。

細かいところは忘れてしまいました。再読してみようか。

沖縄出身の池上永一。『風車祭』や『レキオス』は読んでいますが、最近もぼちぼち作品出してますね。図書館で探そう。



青春もの、学園ものだと、沖縄は定番の旅行先。

自分の守備範囲だとこれか。

入り組んだ路地。赤瓦の屋根にはシーサー。水牛。コバルトブルーの海。

竹富島がとってもいい雰囲気。


ちなみにこの記事のサムネイル画像は、その昔自分で撮った、竹富島の夕日の写真です。ずっと雲がかかっていたのですが、一瞬、雲の切れ間から夕日が顔を出して、空も海も、茜色に染まりました。



いつかまた、何も気にせず沖縄を旅したいですね。

それまではフィクションで。

皆さまの一押し「沖縄もの」はなんですか?