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10月1日は中国の建国70周年

9月上旬に北京に旅行に行ってきました。天安門広場に行くと、平日にもかかわらず多くの人人人!ほとんど中国国内の人のように見受けられます。年中こんな感じなのか、建国記念日が近いから多いのかは分かりませんでした。日本でいうと皇居に日本人が訪れる感覚なのでしょうかね。中国人にとって一度は行ってみたい場所なのかもしれません。

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天安門広場といえば、天安門事件で有名ですよね。その事件の印象が悪いことから、「天安門広場」と聞いてゾワッと悪い印象を持たれる日本人もいるかもしれません。

実際に行ってみての率直な感想は「広い」です。中国の公的な公園とか広場とかって、ことごとく広いです。これは台湾の中正紀念堂に行った時も同じ事を感じたので、「中華」に通ずる雰囲気なのかと思っています。いえば、壮大。島国人間からすれば、「土地なんていくらでもあるんだぜ」という贅沢さを感じます。

そして、「ちゃんとしてる」という感覚。つまり、「中国の商品はちゃんとしていない」という中国イメージからのギャップからくる感想なんですね。天安門も広場も、左右にある人民大会堂や中国国家博物館、毛主席記念堂、これらの建築物が威厳を感じるほど「ちゃんとしている」のです。ちょうど日本の国会議事堂を前にして「おぉ!」と思う感想と同じです。ちゃんとしてる!感動します。

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10月1日には建国70周年を祝う大規模なイベントが開催されます。巨大スクリーンなどが設置されていました。私が観光した数日後には車両規制が始まったそうです。あの天安門前の大通りにミサイルとかの軍事パレードがされるのだろうと思うと現実感があってドキドキします。私は日本のテレビで見ることになるでしょう。

景色で一番良かったのは景山公園の丘から見下ろす故宮です。天安門とは逆の北側にある公園です。風水の関係で故宮の北側に人口の小高い山を造成し、その上に展望台があります。そこから見下ろす故宮は夕焼けに染まって美しかった。北京のこの地区には高い建物が無いんですね。夕焼けと故宮の黄土色のような屋根が独特の雰囲気を作り出していました。一見の価値ありです。

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