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犬島で過ごした時間

岡山市の有人島、犬島。
岡山市の宝伝港から、旅客船で約10分で着きます。

豊島・家浦港からは四国汽船の旅客船で約25分、直島・宮浦港からは55分の船旅です。

西ま宝伝から西大寺へ、路線バスがあったと記憶していたのに、東備バスの路線は廃止になっているという事実を知ったのは、豊島から犬島に向かう乗船券を購入してから。
その後調べたところ、基本、金・土・日・月と祝日に1往復設定されていることが分かりました。
あぁ、よかった。

今回は豊島・家浦港から乗り込みました。
島を楽しむ目的で。

港から歩いて数分。
石切り場跡に出来た池の傍で、島のじいちゃんと話をしました。
バスが廃止になってしまった話。
普段の生活の話。
犬ノ島の岡山化学工業の話。
日本硫黄株式会社があった頃の話。
それは島がまだ華やかだった頃の話。
そして急速な過疎化の話。
学校が閉校になった話。
海水浴場の話。
キャンプ場の話。
宿泊施設が寂れた話。
福武さんが土地を買った話。
郵便局が無くなった話。


結局話しが尽きませんでしたが、じいちゃんも話飽きたのか、「まだ船の時間まで時間があるんだから、島を見てきたら」と言ってくれて、島の中をあるくことにしました。

とはいえ、ちょっと暑い日。
まだ身体が暑さに慣れていません。
散策は適度に切り上げて、港付近で海水に膝まで入ることにしました。

豊島で入った浜とは違い、酸化鉄の黒い砂浜。
犬島感をたっぷり感じる時間でした。
いつか泊ってみたい島です。

では。

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