見出し画像

ひふみのあゆみ(ひふみ投信月次レポート)~わたしの読み方(2023年12月度運用分)~

ひふみのあゆみ

ひふみ投信の「ひふみのあゆみ」12月運用分が公開されています。

ひふみのあゆみ

運用実績

2008年9月にスタートしたひふみ投信です。
凄い実績を残していますよね。
わたしのポートフォリオでもしっかり貢献してくれています。
引き続きよろしくお願いしますね。

銘柄紹介(基準日時点の組入比率1~10位)

村田製作所
M&A総研ホールディングス(NEW)
三菱重工業
MICROSOFT CORPORATION
日本電信電話
TOWA
三菱商事
GMOペイメントゲートウェイ
任天堂
日立製作所

11月の組入れ

M&A総研ホールディングスがドーンと上位に入ってきました。

後継者がおらず事業承継に悩む中小企業と買い手企業をマッチングし、成約に向けた支援を行なうM&A仲介会社。 エンジニア出身の社長とM&Aに関する知見の深いCTOが中心となって、営業管理システムを自社開発。後発ながら も高い売上成長率で競合他社を追いかける。

「ひふみのあゆみ」より

事業継承が後継者問題から問題になっていることは知っています。
その課題を解決しようとする会社なんですね。
事例も紹介されています。

今号では、基準日における開示が30社と増えていることに気が付きました。
先月までは10社の開示でした。
また、30社の開示は基準日の3ヵ月前のものでしたので、開示会社数が変わったようです。

運用責任者よりお客様へ

ひふみ投信はどちらかというとやや円安方向に有利なようにポートフォリオ(ファンドの中身)の形を作っていましたが、2024年を通じた円高方面への転換の可能性を考えて、12月は若干円高方面に有利なようにポートフォリオを作り替えました。今月から今までの10銘柄開示から30銘柄開示にしたので、より戦略がお客様に見えやすくなったと思います。開示銘柄について解説をすると、全体では1)AIの進展2)半導体の回復3)大型バリュー株の保有4)思い切った成長株への投資という特徴を持っています。一部銘柄名を出しながら解説をいたします

「ひふみのあゆみ」より

やはり、開示会社数を増やしたんですね。

AIの進展という面では、村田製作所、MICROSOFT、NVIDIA、アドバンテストなどが関連銘柄です。一方で、これらの銘柄に加えて広い意味では、TOWA、ソニー、東京エレクトロン、なども関連銘柄です。三菱重工、鹿島建設などは、工場建設やプラント建設の盛り上がりなどという観点での投資になります。M&A総研ホールディングス、GMOペイメントゲートウェイ、SHIFTなどは内需成長株という観点で投資をしています。長らくこのジャンルの銘柄は売り込まれていましたが、 2024年度は持ち直しを期待しています。M&A総研ホールディングスやベイカレント・コンサルティングは、国内M&A市場の盛り上がりやDXコンサルティングの需要の増加を見ています。スズキはインド市場およびダイハツの不祥事による代替という側面を見ています。全般的には、優良バリュー大型株には厚く投資をしておりますが、ひふみ投信の従来からのキラリと光る中堅中小企業は30銘柄以下の中に幅広く投資をしております。

「ひふみのあゆみ」より

投資理由についても、分かりやすく説明してくれています。
これからもよろしくお願いしますね。

運用メンバーからのメッセージ

今月のトピックは、それぞれの「今年の見通しと抱負」です。

さて、わたしの抱負はなにかなぁ。

では。

関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。