THE CHALLENGE RACE SERIES Final in 2023を振り返る
嵐の前の静けさ
2023年12月10日(日)午前6時半頃起床。
出発の準備をして、朝食を食べる。
7時半前に自宅を出て、電車とバスを乗り継いで会場へ。
普段、札幌で過ごしている私にとっては、やや暖かい。しかも今日は殆ど風もなく。コンディションは悪くない。
ゆっくり準備に入る。軽くジョグを2km程して、ストレッチ、15分くらい前からレースシューズに履き替えて、ダッシュを2本。
そしてスタートラインに立つ。
このTHE CHALLENGE RACEは公認レースである。フラットなコースですし、参加人数も少ないので、スタートの渋滞はほぼ無く、ロスタイムは少ない。
私のようなレベルの人間が記録を狙うにはとても良い気がした。逆に言い訳はできない(笑)
序盤(スタート~10km)
10時5分前くらいだったろうか、スタートブロックに整列。当然サブエガのペーサーの所に並ぶ。この辺もストレスない。
午前10時スタートし、サブエガに向けた私のチャレンジレースが始まった。
コースは、スタート地点の荒川戸田橋陸上競技場前から下流側に2.5km進み折り返しをして、上流側に5km進み、また折り返し、スタート地点に返ってくる。1周10kmの周回コース。それを4周回し、ラスト1kmちょっと下流側に行って折り返す。9回折り返しのあるコースです。
さて、レースに戻ろう。
今回はペーサーについて行こうとだけ考えていた。そこであまり悩むより、何も考えずついていくことでエネルギーを使わない作戦。
あとは、ペーサーのすぐ後ろよりは、いつでも離れられるように、後方についていこうと思ってスタートした。
スタートして2.5km折り返しで、手元の時計を見ると9分49秒。こりゃだいぶ速い。ただ、下り基調かもしれないし、そういうコースセッティングだからペーサーも考えてのことなのかもと思ったので、もうちょっと様子を見ようと思い、後方からついていった。
5km通過で19分54秒。この時の心拍が161~3。ちょっと高い。これじゃもたないと思いつつも、もう少し様子見しよう。
10km通過 39分52秒(3'59)心拍が160台後半。
この時すでに撃沈を覚悟しました(笑)
中盤(10km~30km)
10km通過して、撃沈を確信したので、少しでもそれを回避するため、これ以上の無理はダメだと思い、集団から離れて走ることを決め、ペースを落としていきました。
その結果、、、
15km通過 1:00:06 LAP 20:14(4'03)
20km通過 1:20:54 LAP 20:48(4'10)
25km通過 1:42:33 LAP 21:39(4'20)
30km通過 2:05:08 LAP 22:35(4'31)
10km~20kmは、ともに走る方がいたので、その方々をターゲットに何とかかんとか走っていましたが、
20km通過時点でエネルギー切れを少しずつ感じてきて、若干の諦めムード。この疲労感であと半分あると思うと、ペースの維持はとても無理だなぁと・・・。
ここからは、何とかペースのガタ落ちを避けようと最後まで維持できるくらいのペースをという気持ちに切り替え、ペースは気にせず、強度感だけを頼りに進んでいきました。
終盤(30km~ゴール)
30km通過して、もはやゴールでもよかったくらいの気持ちでした。ここからあと1周ちょっと。モチベーションを保つのがとても大変でした。
給水も歩いての対応。この辺から暑さにもやられてきた気もします。
もはやジョグ状態。35km~37.5kmは5分半くらいまで落ちてしまいました。ただ、ラスト3kmちょっとは頑張ろうと思い、そして楽しもうと思い、気持ちを切り替え、走り始めました。
35km通過 2:28:37 LAP 23:29(4'42)
40km通過 2:53:54 LAP 25:17(5'03)
Finish 3:03:51 LAP 09:57(4'32)
振り返り
金沢では自己ベストを狙いに行き、今回はサブエガを狙いに行き、いずれも失敗に終わりました。これは明らかに前半のオーバーペースによるもの。
ただ、今回狙いにいった結果でもあるので、若干仕方ないかなと。今の私では前半キロ4を切って入ってはダメだったということだけのこと。
今後のトレーニングで、キロ4で入っても問題ないようにしていけば良いだけのことだし、そこは時間が解決するなぁと・・・。今はそんな風に考えています。
ちなみに、2023年のベストレースは1月の初サブ3を果たした勝田全国マラソン!この時の心拍を見るとこれ。
この時は前半は150を下回って推移しており、正に寝て走れていた。そして、ハーフ過ぎくらいから、少しずつ覚醒し始め、後半にかけてどんどんエネルギーがみなぎってきた感じ。ペースも上がって、フィニッシュ。
一方で、今回のTHE CHALLENGE RACEがこれ
いきなり、160近辺で推移して、ヤバいと思って、ペースを落として、心拍も落ち、力尽きて、出力がでないために、心拍はガタ落ち。ラストなんとか気持ちを入れ直すも、一度落ちたペースは取り戻せないんですよね。
ちなみに、金沢マラソンの時がこれ
この時も前半で心拍が160を超えており、案の定30km以降でガクッと落ちています。
これを見ると毎回思うんです。前半飛ばして良いことはないと・・・。
今の自分の平均ペースは4分02~03近辺。当日の気温を考えるとさらに1~2秒落ちでも良かった気がする。
そうすると、4分4~5で前半進めるべき。そして、後半余裕があれば、上げて行けばいいし、余裕がなければ、そのままキープでも良かった。
2回連続で同じ過ちをするとは・・・レース当日の適応力の無さがピカイチですね(笑)
ということで、今回の教訓を活かし、2024年はもっと良い走りができるように頑張っていきたいと思いつつも、2度あることは3度あると自信を持って公言できる自分がいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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