見出し画像

2023年ランニングの振り返り~課題と成長

2023年も終わりますね!
今年も良く走った(笑)
ということで、1年を振り返ってみたいと思います。



課題:納得のレースをすることの難しさ

以下、2023年の出場レースとその目標と結果の表になります。

2023年は、11レースに出場しました。その殆どのレースで目標を持って走れたことは幸せだったと思います。ただ、目標通りに走れた納得のいくレースは、ごくわずか、、、反省はつきませんね(笑)

ちなみに、フルマラソンには5大会にエントリーし4大会に出走しました。この内、目標通り走れ納得の走りができたのは勝田全国マラソンくらい、、、2023年のベストレース。いや、人生のベストレースかもしれない。これ以上の走りは一生出来ないかもしれません(笑)

洞爺湖マラソンはPBを出しましたが、反省の残るレース。というか、前レースが勝田だったから反省レースになってしまった気もする(汗)

金沢マラソンTHE CHALLENGE RACEは撃沈レース。フルマラソンの難しさを身をもって知ることができたし、当日スタートしてからの自分の走力の見極めも必要だなと感じた2レースでした。

とまあ、反省はあるのですが、毎レース納得のいく走りをすることはそもそも難しいと思いますので、もう少し肩の荷をおろし、当日の自分のコンディションをしっかり把握し、2024年は望んでいきたいと思います。

課題:ウルトラランニングの疲労問題

ウルトラランニングの疲労がフルマラソンの記録向上には足かせとなることを身をもって感じた1年でした。

まず、3月の小江戸大江戸200K、そして6月のサロマ湖100kmウルトラマラソン以降のオーバートレーニングによる怪我です。

小江戸大江戸200Kを完走したのは良かったのですが、そこからの回復には約5週間かかりました。怪我をしていたわけでは無いので、もちろん走ろうと思えば走れるのですが、記録向上を目指すトレーニングには大きな支障をきたしてしまいました。

要するに、なかなかスピード練習LTペースでの走りができないのです。
インターバル走をしようとしても設定ペースで走れないとか、設定ペースを維持しようとすると1000mももたないとか・・・。

結果的に十分なトレーニングを積めなかったので、ほぼ現状維持で洞爺湖マラソンを迎える結果となりました。

それ以外では、6月末にサロマ湖100kmウルトラマラソンを90キロ手前で棄権した後、翌週にNISEKO EXPEDITION(アドベンチャーレース)に出場し幻覚を見ながら36時間のレースこなし、その2週間後に30キロ分割走。その翌週にシン大雪山トレイルジャーニー40kmとかなり肉体を酷使してしまったにもかかわらず、さらにその翌週に30キロ走を行い、怪我をしてしまいました。

これにより1ヵ月程まともに走ることができず、8月末に出場予定だった北海道マラソンを棄権(DNS)することになりました。当初、10月末の金沢マラソンサブエガチャレンジぐらいできると思っていたのですが、ここも目論見が外れました。

北海道マラソン終了後の9月から本格的に走れるようになり、そこからスピードを戻すまで約1ヵ月かかり、そこからフルマラソンを走れるようになるまでにまた1ヵ月。

ギリギリ金沢マラソンに間に合った!

と思ったのですが、、、急ピッチで仕上げていったせいで、疲労を取りきることができず、レースで結果を出すことはできませんでした。

勝田全国マラソンからトレーニングを積んで2023年12月には2時間45分くらいで走れる大目標を掲げていたのですが・・・。疲労や怪我の回復から現状を取り戻すことへの時間をかなり費やしてしまったという反省があります。

なので、100マイルや200キロ超のランニングをする場合は、その後のプランニングは十分に注意が必要だと言うことに改めて気づかされました。

成長:練習チャンピオンの称号ゲット(笑)

2023年は年間で3,716.5km走りました。2022年が3,107.7kmだったので、608.8km(19.6%増)延びました!
月間でいうと約50km延びました。
週でいうと約11.7km。

別に、「月間300km超えました!」とか「年間3700km超えました!」と言いたいわけではありません。

まず、「これだけ走っても怪我しないカラダになった」ということは成長かなと思います。つまり、私の週のルーティンだと、平日(月~金)で4日走り、1日完全休養日で、概ね40km。週末(土日)は30km。

そういうトレーニングを1年間、ブレなく積んできた結果だなぁと・・・。

2023年の初めに年間のトレーニング計画を作成し、そこから目標レースに向け2~3ヵ月スパンで、日々のトレーニングメニューに落とし込み、それを実践していった結果だということです。

年間を通して、疲労・怪我・病気などでトレーニングを回避した以外は、殆どサボることなくトレーニングをしてきたと思っています。もちろん1日単位ではサボることもありますが、週単位とかではやり切ったと考えています。

その練習記録を漏れなく全てSNSにアップしてきたので、皆さん私の投稿を見てくれて、時に刺激を受けたとコメント頂き、そんな反応は逆に私も励みになりました。

そして、ノルディックコンバインドの金メダリストで私のライバル阿部雅司さんからは、「練習だけ見ると、サブエガで走れると思うんだよなぁ」とありがたいコメントを頂き、挙句の果てに「練習チャンピオン」の称号を頂きました(笑)

簡単に結果を出せる程、私にはセンスは無いので、私の努力に対する最大の誉め言葉と思っており、とても嬉しい一言でした(笑)

これも札幌エクセルRCに入会し、石井コーチ藤澤舞さんから色々とご指導いただいたり、ペーサーをしていただいたりしたことや切磋琢磨できる仲間(ライバル)が近くにいたことが大きかったと思います。

この練習チャンピオンの称号は、私一人では得ることはできなかったと思います。周りの方々の助けをもらえたからこそ、為し得た称号と言えます。

そんな皆様に、感謝したいと思います。

成長:フルの1kmペースは8秒短縮!

2023年当初の目標は未達ですが、それでも記録は向上し走力が1段、2段上がったことは良かったと思っています。

一番左が2022年のベストの1kmペース。上からフルマラソン、ハーフマラソン、10000m、5000mです。なお、グレーの帯は、トレーニングが積めなかった期間です。

フルマラソンは2022年のベストの1kmペースは4分18秒だったので、約8秒短縮でき4分10秒となりました。

ハーフマラソンは3分58秒から、約5秒短縮し、3分53秒になりました。
10000mは3分58秒から、約11秒短縮し、3分47秒になりました。
5000mは3分40秒から、約6秒短縮し、3分34秒になりました。

これを見ると10000mを頑張ったのか?という感じになりますが、私の場合、何故かわかりませんが、10000mの記録を出すのが一番遅いのです。苦手なのかもしれません。そして、ハーフと5000mの記録が出やすい傾向があります(笑)

ということで10000m~LTペース辺りを意識したトレーニングを増やしても良いのかもしれません。

2024年に向けて

2023年のレース結果はイマイチでした。
フルマラソンは2時間52分台(4分05秒)で走っておきたかった。。。

一方で、自身で掲げたトレーニングを愚直にこなすことができたことは充実した1年だったと思っています。

正直、トレーニングを継続することって、本当に難しいと思っており、それが出来た環境に感謝したいし、自分も褒めておきたい(笑)

さて、これから始まる2024年は、前半戦はフルマラソン主体のロードの記録向上を目指していきます。2時間45分は切りたいと思っています。

後半戦は「ウルトラやトレイル100マイルに挑戦したいなぁ・・・」と考えていますが、まずは、前半戦。。。

基本的に記録向上を図る上で重要なことはトレーニングバランスだと考えており、VO2maxを上げるため、5000mあたりを意識したスピード系のトレーニングをし、LT値を上げるため、10000m~ハーフを意識したミドル系のトレーニングをし、最後にランニングエコノミーを向上させるために、ロングジョグや距離走をし、フルマラソンで戦えるカラダに仕上げていく。

このことは何も変わらず、今後も日々のトレーニングメニューに落とし込まれ、それをコツコツとこなしていく。ただただ、空気を吸うように。。。

毎日1~2時間だけランニングのことを考えれば良いだけのコト。

練習チャンピオンとして、その称号に恥じることなく、トレーニングを積んでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?