【データ提供】かんたん操作のスケール・コード学習ツール【8段・12段鍵盤図】
ジャズやポップスなどを演奏する人、音楽理論を学ぶ・教える人の助けになるツールです。
面倒くさいスケールやコードの勉強
スケール、コードって種類が多くて覚えるのが大変なんですよね。
ジャズやポップス、ファンク等の演奏では欠かせないと理解しつつも、いかんせん勉強が面倒くさい。
メジャー、マイナーという基本コードから、sus、dim、チャーチ・モードなんてややこしいものまで。
さらにそれぞれ12keyあり、移調を考えるのにも時間がかかる。
はっきり言って初心者の挫折ポイントになりうるし、初心者じゃなくても覚えるのが一苦労。どうにか効率的に習得できないかと考えた結果…
ツールをつくりました。
Excelでツールをつくった
それがこちら👇(音声無し約45秒)
せっかくなので名付けました。
Keyboard Plotter(キーボード・プロッター)
鍵盤にプロットする機能が由来。そのまんま。
作成ソフトはExcel。Excelなんか使ったことないという人でも大丈夫。余裕で使えます。
静止画で、ツールのうごきを簡単に説明します。
説明するまでもないぐらい極めてシンプルです。
左側の青色箇所へKeyとスケール(もしくはコード)を入力する。
→入力といっても、セルに搭載済みのリストから選ぶだけ1.に応じて、自動で右側の鍵盤図に度数表示と●印がつく。
これで終わり。
実は個人的に使ってたんですが、SNSに動画を投稿したところ使ってみたいという声を一定数いただいたので、今回リリースできる状態に改修しました。
やはり五線譜よりも鍵盤図でビジュアル化した方がわかりやすいですね。
あとは、使い方のアイディア次第で活用の幅が広がります。
使い方のアイディア
①スケール、コードの確認
このツールのメイン機能。セルのリストから確認したいスケールもしくはコードを選択すれば、鍵盤図の該当音に●印がプロットされます。
キモは比較。スケールやコードを覚えるときって"AスケールはBスケールを何度上げる"のように、ある基準との相対的な比較で確認することが多いんです。
なので、それを鍵盤図でやっちゃいます。
イメージ👇
②印刷やスクショで補助資料が作れる
印刷しても視認性を下げない色調で設計しています。モノクロ印刷もOK。手書きできるように、黒鍵はグレーにしました。
教則本に挟んだり音楽ノートに貼ったり、使い道はいろいろ。
もちろん印刷せずにデータでも利用可。画面でスクショしたりPDF化したりすれば、Apple Pencil等で手書きできます。
③ノートとして使用(PDFダウンロード可)
無記入のフォーマットは、鍵盤図のノートとしても使えます。
市販の五線譜は8段と12段がポピュラーなので、それと合わせて2様式を準備しました。
8鍵フォーマット
12鍵フォーマット
用途次第でお好みのサイズ感を選んで頂けます。
こちらはPDFを置いておきましたので、ご自由にダウンロードください。
もちろん、Excelファイルから印刷も可能です。
さらにExcelなら印刷範囲の設定もできますので、不要な部分を省いたり、拡大縮小ができます。
【補足】「メモ」欄ついて
スケールもしくはコードを選んだ時に、その項目について簡便的な「メモ」が表示されます。
こちらは『実践コード・ワーク 完全版 理論編』にもとづき記載しています。評価の高い解説書ですが、複雑なスケール等は人により解釈が異なる場合がありますので、ご了承ください。
Keyboard Plotterに搭載しているスケール、コード
スケール
コード
これがあれば、スケールやコードが網羅された分厚い教則本を持ち歩くことはありません。
さらに便利な仕様
データ内に3種類のシートを搭載しています。
見た目は全て同じなのですが、選択する箇所がやや異なります。青いセル(入力可能箇所)にご注目ください。
①フリー入力
Key、スケール、コードの各項目を鍵盤ごとに自由に選択できます。
②Key一括入力
1種類のKeyを全ての鍵盤に一括設定することができます。
同じKeyで異なるスケールやコードを確認する時に便利。
③スケール・コード一括入力
同じスケール もしくは 同じコードを異なるKeyごとに並べられます。予め各鍵盤にKeyを入力しておけば、スケールもしくはコードを入力するだけで一括反映されます。
似たようなアプリはある
実は、iPhoneアプリで似たようなものがあります。高機能・多機能を求める方は断然アプリの方が良いと思います。
個人的には、見た目の情報量が多すぎるのがあまり好みではないのと、ぼくは手書きしたりマーキングしたい派なので、色彩もシンプルなExcelツールの方が使いやすいと感じます。この辺は人それぞれの用途と好み次第です。
★ダウンロードはこちら
※多少の作成工数(仕組みの検討や理論の整理)は発生したため、有料とさせて頂きました。昼飯でもおごってやるか、という感覚でご購入いただけると嬉しいです。
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