オクトパストラベラーあらかたプレイした感想

年始はゲームアプリ『オクトパストラベラー大陸の覇者』のCMがバンバン流れてまして、無料アプリで良いんですか?という仕上がりだなあと私もプレイしてて思ったりしてます。
体力ゲージなどで行動回数が制限されるわけでもなく、ひたすらRPGし続けられるのでこれは最早ただのコンシューマーゲームなのでは……

という話ではなく、Switch版の「オクトパストラベラー」の感想を書いていきます。世間はアプリ版をやってる間、私はSwitch版を進めておりました。

Switch版の発売は2018年7月。私は発売と同時に購入して未クリアのままでしたので、まあまあの年月寝かせていたことになります。

2020年12月に久しぶりに起動させてみますと、どのキャラも1章は終わっている状態で一部キャラは2章までクリア済みといったところでした。
主人公格はハンイットでレベル30程度。当然ストーリーを覚えているわけもなく、サブストーリーもさっぱりなところから再開。

パーティはハンイット・アーフェン・サイラスがレギュラーで、あとはクリアしたいシナリオに合わせて4人目を入れ替え。
サイラス先生マジつよ。大概魔法で何とかなる。

ジョブ選択が出来るゲームは全キャラとも全ジョブマスターしたくなるたちなので途中で疲れてしまったんだなあと思い出しつつ、上級職も含めて再びレベル上げにいそしみました。
全キャラとも同じジョブが選べるとキャラの個性が見出しにくくなるものですが、オクトラは各キャラに“ベースジョブ”が設定されているので、ベースジョブ×バトルジョブ&パーティキャラの組み合わせを考えるのが面白いですね。
おかげで痒いところに手が届いたり、逆にもどかしい思いをしたり。
当然キャラごとの基本ステータスがあるので同じジョブでも火力の違いがありますが、戦略の幅が出ることには違いないので良いシステムだなあと思います。

とりあえずサブストーリーもこなしながら何だかんだで全員のストーリーはクリアしまして、最終的にはメインキャラのレベルは70越えの状態でした。
ハンイット4章を最後に持ってきたので、キレイにエンドロールを迎えられたかな、と思います。
ぼんやり見てて途中まで気づかなかったけども、エンドロールに倒してきたボスが流れていてどうやら止めの一撃の瞬間をプレイバックしていたようなのですが、6割方サイラス先生で笑った。めっちゃ頼りにしてたから先生。

最終的なパーティは
●ハンイット(武芸家)
●アーフェン(星詠人)
●オフィーリア(踊子)
●サイラス(魔術師)
でした。
踊子の「シルティージの囁き」が星詠人アーフェンと相性がめっちゃ良かったです。
このパーティで苦戦することはなかったなあ。
デバフアビリティが使える盗賊ハンイットも捨てがたかったのですが、武芸家のアビリティがどれも使いやすかったので武芸家に。武器が全種装備できるのでとりあえずブレイクに困らないのも良かったです。
デバフが使えない分は全体化星詠人アーフェンのバフアビリティで補い。

サイラス先生はとにかく魔法特化で。装備も魔力アップ優先で。おかげさまで魔力800越えの圧倒的な魔法キャラになりました。
魔術師は敵の魔防を下げる技も使えるので、ほとんどの戦闘で物理攻撃が霞む状態に。ダメージ上限突破はつけてなかったので最大9999ダメージで留まってしまったのは残念なポイント。

ただ、フィールド上ではトレサとテリオンの固有アクションが便利なもんで、そのおかげでパーティキャラ選択はホントに困った。
4人目はしばらくお金が獲得しやすいトレサを入れてましたが、後半はテリオンを入れてることが多かったかなあ。
とにかく盗んでました。レベル上げたテリオンなら大体は何とか盗めるのでとにかく盗んでました。
オクトラを始めたばっかの頃は盗みに抵抗があったものですが、高額買取品も盗めば無料なんでね・・・5%でも一発で盗めたりすると調子に乗っちゃったりね。
あとは道中のテリオン宝箱!テリオン不在につきスルーせざるを得なかった宝箱数知れず。テリオンもレギュラーメンバーにしても良かったんだけど・・やはりボス戦には神官を入れておきたかった。

全キャラ全章クリアすると真ボス?裏ボス?へ挑戦できるようになるみたいで。全章クリアしても普通にサブストーリー始まってマップに新たなファストトラベル先が追加されました。
真ボス戦の前にこれまで倒した4章ボスと再戦、勝利すると真ボスにまつわるさまざまな視点からのエピソードが1つずつ紐解かれます。
各キャラのストーリー上でも、それぞれ解明されていないキーワードが散りばめられていて4章クリアしても何となくモヤっと感が残るキャラもあったのですが、ここですべてがつながる仕掛け。
やはり何の巨悪も無くRPGゲームが終わるわけはなかった!
サイラス先生のストーリーが一番核心に近いところを通っているのかな。
その他のキャラはキーワードだけとか間接的な関わりといったところですかね。
すべての根源はここにある。8人は運命に導かれ出会うべくして出会った仲間だった―――みたいな感じです。
なお私は真ボス倒せてません。総力戦だとはつゆ知らず、グダグダのパーティ編成になりまったく歯が立ちませんでした。
直前の8回のボス戦はそこまで苦戦しなかったので余裕で行けるか?と思ってましたが全然ダメでした。

私のプレイはここで止まっております。
「あらかたプレイした」とはそういうことです。
まずは全キャラのレベル上げ、ジョブアビリティの獲得など、再戦に向けて頑張らなければなりません。
何年も寝かしたのにまだクリアできないとは!

ドット絵っていいよね。
絵柄が好みっていうのは、長く続けられるひとつのポイントだと思います。
ドット絵ゲームで育ってきた世代としてはやっぱりこういうのに惹かれてしまうんだなあ。ドットも細かくちゃんと打ち込まれているし、一つ一つの動きも丁寧に作られているので見ているだけでも楽しい。
子どもキャラの動きとか、マジで可愛いなって思います。

オクトラは面白いゲームです。
8人×4章あるけど、それぞれは長くないので始めるとさっくり終わるのでクリアするだけなら時間もかからんかな。
パーティ人数4人に対して8人&ベースジョブ×バトルジョブ&アビリティ装備&固有アクションと、選択肢が多い分自由度も高いので色々頭使いますがそれも楽しい。
総力戦で8人使うとなると、どういう組み合わせにせんといかんのか・・

その前にブレイブリーデフォルトの新作が出てしまうな。
サガ123も手を付けられていないのに・・
FF零式も途中で止まっているのに・・(途中で寝かせてしまってるゲームも数知れずですが)

仕上がりの良いゲームだったので、コンシューマーの新作を望むようなこのまま完結で良いような、いずれにせよ魅力的な作品でした。

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