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#645【東北自転車旅】旅行ではなく、旅が好きな私が出会った秘密の場所3選。

こんにちは✳︎
旅するフォトマガジンMとWメンバーの日々を旅する hinako suzukiです✈︎

前回の「自転車旅行ってきます!」の投稿からもうすぐ1ヶ月...
現在は神奈川県の実家でのんびりライフを過ごしています✳︎

※ちなみに前回の記事はこちら↑


一番最初の壁。稲穂峠。(8合目にて)

神奈川には6月頭くらいに帰る予定だったので、予定通りといえば予定通り...

でも実は盛岡にて自転車旅を中断しました。

寒すぎて朝の4時まで寝れなかった寿都の無料キャンプ場(もはやいい思い出)

と、いうのも...
出発から1週間くらいが経った頃、慣れない環境や日々出会う新しいことの連続に疲労の限界を迎え、さらに東北の朝晩の寒暖差に体がついていかず思いっきり風邪をひきました。。

幸いにも今回旅で出会った方々の強い東北縁によって助けていただき、なんとか盛岡から神奈川まで帰ってくることができました。(あ、新幹線でですよ)

旅は何が起こるかわからない。
事故に遭うかもしれないし、事件に巻き込まれないとも言えない。
ましてやひとり旅だから、どんな状況であっても1人でなんとかしなきゃいけない。

でも、1人なんて無理なんです
私は誰かに頼ることが苦手だったけど、旅をするようになってから周りの人を頼ることを身に付けたなと思います。

あ、話がだいぶそれましたが今回はそんな波瀾万丈な1週間で出会った、お店やスポットを3つ紹介します

旅行ではなく、旅が好きな私が見つけた素敵な場所…

それでは、れっつごっ

1.函館、ローカルだけどおしゃれなおにぎり屋兼coffee roaster

「函館」と聞けば、the観光地。
ラッキーピエロに赤レンガ倉庫、五稜郭などなど…調べればキラキラしたスポットやグルメが飛び交う函館ですが、私はあまり興味が湧かず。。

Googleマップを広げ、人があまりいなさそうなエリアをチェック。

そこから見つけたおにぎり屋さん。
the black roasters coffee stand&長屋喫茶いっぷく


どうやら自家焙煎のコーヒー屋さんと一緒にお店をやっているそうで、お米とコーヒー好きにはたまらないところ見つけてしまいました。

気になるおにぎりセットは…こちら↓

※iphone撮影

・大きなおにぎり(中は焼きしゃけ)
・小鉢(今回は蕗とおかかの和物かな?←これめちゃくちゃ美味しかった。)
・味噌汁(お麩とわかめ)
・沢庵
・食後に珈琲

写真じゃ少しわかりにくいんですが、おにぎりが想像以上の大きさで朝ごはんにも、お昼ご飯でも満足できるボリュームでした

箸置きに花がさせるなんて。おしゃれ。
※iphone撮影

そしてなんといっても店内がおしゃれ。。

カウンターにはお菓子屋さんのお菓子が置いてあったり
畳の部屋があったと思えば
木の温もりを感じるテーブル席もあったり。

お店の名前にぴったりな、”いっぷく”したくなる空間と美味しいご飯。

そして、「また来たよ〜」と、ついつい帰ってきたくなるようなあたたかい店主さんたちにとても癒されました。

テイクアウトの常連さんとおしゃべりする店主さん

またいっぷくしに行きたいと思います

2.青森(野辺地)、2号選沿いにポツンと現れる珈琲屋

函館からフェリーで青森(青森市)に渡り、八戸に向かっていた日は5月中旬には珍しいほど気温が高く、快晴の日でした。

そんな天気の中、2号線をずーーーっと走っては休憩して、ずーーーっと走っては休憩。15時のおやつタイムには北海道からの寒暖差にやられ、かなりへばっていたところグッッッドタイミングで何やら”Coffee”と書かれた小さな看板を発見!

「え。珈琲屋さんなのかな。。」と、見た感じ普通の民家だったので恐る恐る玄関の方へ近づくと、入り口に貼られたカレンダーにはオープンの文字が…!!

念の為Googleマップで調べたところ、美味しそうなお菓子と珈琲の写真がたくさん出てきたので寄ってみた自遊木民族珈琲


ブレブレやけど伝われ。

めちゃおしゃれ‼︎!
と、入ってすぐの第一声(心の中ね)

そしてお出迎えしてくれた猫さんカワイイ。

5〜6種類ある豆の種類から、”梅酒みたいな”と書かれたコーヒーが気になってアイスコーヒーで注文。

梅のような青い香りと、梅酒特有の甘味・酸味のようなすっきりと甘いフレイバーのコーヒーは暑い日にぴったりで、そんなコーヒーを飲みながら人慣れしている(懐っこいわけではない)猫さんと戯れて…

なんともいい時間でした。

カメラの紐が…①
カメラの紐が…②
カメラの紐がぁ…③

かわいいから良しです。

ちなみにこのお店と店主さんとの出会いが、盛岡でダウンした時に助けてもらった人たちに繋がります。

どこでどう繋がるかわからない。

旅で出会う縁は本当にすごいです。

3.青森(十和田)、一歩入れば空気が変わる。龍の神様への道が閉ざされた十和田神社

そして実は、この十和田神社に行くことになったのも自遊木民族珈琲との出会いが引き寄せた縁。

旅での繋がりや思いがけぬ出来事が重なって新しく出会う人や景色は、振り返ったときに「出会うべくして出会ったんだなぁ。」と感じざるを得ない。

だって、1日出発が遅れたおかげで出会った人が知ってるカフェの内装に関わってたり、翌日自転車を車に乗せて十和田湖観光を経由した後、目的地まで運んでくれるなんて誰が想像できますか…

そんな奇跡が起こるから、旅はやめられないのです。

乗せてくれた軽ばん

さて、また話がそれたので元に戻すと…

そんな繋がりが引き寄せた十和田神社は、龍の神様がいる神社
連れて行ってくれた方の友達は本当に龍を見たそうで。なんだかソワソワ…。

そして小さな商店街?のようなところを抜けると、奥にひっそりと現れた鳥居を見た時、なぜか鳥肌が立ちました。

「なんか空気が違う。」
鳥居をくぐった先の匂いや温度、風がスッと突然変わったのをよく覚えています。フシギ。

光や藻が綺麗でついパシャリ。
こちらもパシャリ。

そして階段を登った先に本殿‼︎

かと思いきや、ここは龍の神社ではないとのこと…。

「あっちにまだ上に登れそうな階段があるけど…」と、連れて行ってくれた方が神社の人に事情を聞くと、龍の神様がいるところは階段が古く危ないので通行禁止になっているんだそう。

「(そんなこと言われると本当にいるみたいやん。。)」と思いながら写真をパシャリ

次行くときまでに復旧してるといいなぁ。


《おまけ》”乙女もち”うまっ


帰り際、小腹が空いたので名物とうたっていた”乙女もち”を食べてみることに。

可愛らしいおばあちゃんが焼いてくれた乙女もちは、きりたんぽよりも柔らかく、甘めのやさしい味噌がほんのりこおげた香ばしさもあってとっても美味しかったです。

十和田湖に行ったらぜひに

奥にいるのがおばあちゃんキャワ
こちらが乙女もち

さて、いかがだったでしょうか!

旅が好きだから出会えて、とても好きになった場所たち。
また行きたいなと思います。

それでは!

撮影機材:SONYα7Ⅲ×オールドレンズ
編集:Lightroom Classic
編集者・執筆:日々を旅する hinako suzuki

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