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#694【滋賀】ライカ片手にアート・グルメ堪能

こんにちは、旅するフォトマガジンMとWのキートン福永です。
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気づけば12月も下旬、年内最後の記事になります。
メンバーで旅に関する記事を投稿し続けて3年半以上、まもなく旅記事数も700件を超えようとしてます。
私自身、最近はこうして月に1回こちらに文章と写真を載せるためにも、次はどこに行こうか?そう考えるのが密かな楽しみになってます。

さて、2023年の最後の旅の行き先はやっぱり滋賀県!
我ながら、どれだけ滋賀が好きなんだ!?ってくらいよく行くエリアです。
過去にも4回ほど記事を書いてますので、よければ合わせて読んでください。
ぜったい、滋賀を好きになること請け合いです。

今回はタイトルのとおり、誕生日にアートとグルメを堪能してきたので、それを記事にしたいと思います。では、さっそく行ってみましょう!

◾️キッカケはエッシャー展

日本でも好きな方が多い版画家エッシャー、その展示が滋賀の美術館であると知り、「これは絶対にいく!」と決めてました。
エッシャーに強く惹かれるようになったのは、2018年末に大阪のあべのハルカス美術館で開催された「ミラクル エッシャー展」でその圧倒的な描写力に感服した時から。

あべのハルカス美術館での図録、いまでも衝撃(感動)が残ってる。

しかも、なんと開催初日は私の誕生日の12月14日、これは決まり!ということで誕生日祝いも兼ねて滋賀に旅することにした。

誕生日にかこつけて買ったレンズを携えて

さて、旅と写真をつなぐ我らがMとW、毎回「カメラとレンズなに持っていこうかなー🎶」とウキウキしながら悩むのが常(たぶん、他のメンバーも同じはず)。
ただし、今回は誕生日祝い旅、しかもエッシャーを観に行く、そんな最高な旅にはサイコーのカメラ・レンズが相応しい、そうやって自分を正当化させつつ、自分へのご褒美にとライカのレンズを密かに注文してました。
運良く前日に商品が到着し(確信犯)、愛用のライカに新しいレンズをつけて旅に出ることに。
ただ一つだけ問題があり、M型ライカは料理写真に向いてない。しかし、今回はグルメを堪能するのも目的の一つ。ということで、ツマドノ所有の最強フードフォトカメラことRICOH GR3Xを借りながらの2台体制でこの記事を書くことにしました(確信犯その2)。

今回の旅カメラ、LeicaM10-DとRICOH GR3X、ビジュがかっこいい。

旅の始まりは新大阪から

新しいレンズをつけたカメラをぶら下げて旅はスタート。
まずは滋賀まで電車移動、それからレンタカーを借りて琵琶湖周辺をのんびりドライブというのが今回の旅の工程。
普段からよく立ち寄る新大阪駅、にもかかわらず「このシチュエーションだとどんな描写するんだろう?!」「こっちはどうだ?」とレンズグルメの悪い性でアチコチ撮影しつつ歩くので、いつもより改札が遠い。

Leicaにて撮影:さすが現代レンズ、とてもコントラストが出る。
Leicaにて撮影:逆光耐性も高いな。

電車をひとつ逃し腹ごしらえを

そんなことしてるうちに、新快速電車逃しました。。。
まぁ、30分ほど余裕見ていたので大丈夫でしょう!と急遽腹ごしらえタイムに切り替え!
普段ならファーストフードで済ますところを、今日は誕生日、その最初の食事なもんで「寿司にしよう!」と構内フードコートにある寿司屋さんへ。

GRにて撮影:醤油多すぎへん!?
GRにて撮影:焦点距離40mmのGRはとても優秀
Leicaにて撮影:寄れなければ引けばいい、のだ。

レンタカーを借りてドライブ

最近のレンタカーは、ハイブリッドや電気自動車のことが多い。この日もハイブリッドが用意され、トルクの立ち上がりがエンジン車と違ってなかなか慣れない。
こう見えて、とても安全運転、信頼と実績のゴールド免許。

GRにて撮影:ツマドノ撮影
GRにて撮影:ツマドノ撮影

ふくなが、ふくながへいく。

Leicaにて撮影:まぁ、こういう写真はスマホで撮っても同じやん!系やけど。

ランチは、わたしの誕生日ということもあり、事前にツマドノがお店を予約してくれてました。そのお店の名前がなんと!でした。人生で一番親しみのある四文字。。。
ちなみに、入店時に店員さんに「ご予約のお名前は?」と聞かれた時の恥ずかしさはなかなかでした(店員さん、お願いだから聞いといてスルーしないで!)。

これが、かの近江牛なのか

Leicaにて撮影:新しいレンズはめちゃ写る。※撮影許可もらっています。
GRにて撮影:GR最強説
GRにて撮影:GR最強説2
GRにて撮影:GR最強説3
GRにて撮影:GR最強説4

料理はコースになっており、近江牛づくし。日本の3大ブランド牛、近江、松坂、神戸、の近江牛。どれもとびきり美味しくて「当分ふつうの牛肉食べれへんよなぁ」などと贅沢な感想を漏らす。

GRにて撮影:漆のプレートにお塩でお祝いの言葉。

食後のデザートを頂いてたら、思いもしなかったサプライズ演出。
落ち着いたお店なので、突然音楽が流れ花火の刺さった近江牛(失礼!)が出てきたりなんてことはなく、シックにお祝いの言葉とボードをいただく。
周りはお上品な方たちばかり、どれくらいのテンションで喜びを表していいのか、恥ずかしくも嬉しい気分を堪能。
ふくながさん、ありがとうございました。料理もおもてなしも最高でした。

弘法も筆の誤り!?

実は、近江牛で舌鼓を打っている最中、GR3Xから「内蔵メモリーがいっぱいになりました。」との非情な通知。まさかのまさかSDカードを入れ忘れて外出したらしく、仕事では絶対ありえない状況に苦笑い。すいません、舞い上がってました。

Leicaにて撮影:で、ジョーシンさんへ。

旅はまだ続くので、ジョーシンさんにてSDカードを購入。容量は16GBだったかな、が1,000円、こっちの気分はプライスレスなので頭がバグる。

アートな佐川美術館へ

琵琶湖湖畔に車を走らせること15分、佐川美術館が見えてくる。
ここは何度か訪れたことがある場所、水と光と直線と、なアートな建築。
エッシャーの展示にとても似合う空間ですね。
展示は撮影OKだったのですが、これから観られる方も多いと思いますので、ぜひ会場にて。
エッシャー、もの凄いです(語彙力)。

Leicaにて撮影:エントランスに向け伸びる回廊。
Leicaにて撮影:否が応でも期待が高まる。
Leicaにて撮影:Behind the paradox、まさにでした。
Leicaにて撮影:鑑賞後は、定番の撮影スポットにて。今日みたいな柔らかい光がちょうどいい。

日が暮れる、湖畔へ急げ!

そうこうしているうちに夕方に。今日は曇り空、柔らかい写真を撮るには最適だけど、僅かでも夕焼けを期待して琵琶湖湖畔を目指す。

GRにて撮影:左手には琵琶湖大橋。
Leicaにて撮影:わずかに雲間から夕陽が顔をみせる、よかった。
Leicaにて撮影:名残惜しそうに消えゆく夕日を写真に収める。

よく立ち寄る場所で車を停め、岸辺へ歩く。
初日からこの一年の運を使い果たしてしまうんじゃないかと心配になるほど、ちょうどいいタイミングで僅かに夕焼けを眺めることができた。

いつも、ありがとう。

お土産はCLUB HARIEのラコリーナで

Leicaにて撮影:日没前になんとか到着、無事写真に収められた。
Leicaにて撮影:カラスの群れが飛び立つ空を見上げながら。
Leicaにて撮影:クラブハリエといえばやはりコレ。

最後に訪れたのはお馴染みのクラブハリエのフラッグシップ店、ラコリーナ近江八幡。敷地が広がった後はじめて来たけど、本当によい空間、また時間のある時にじっくり回りたいところ。

さらば滋賀、また来よう。

閉店間際のラコリーナを後にして、車を南に走らせる。
旅としてはとても些細なものですが、こうして1日気持ちを自由にできた貴重な時間でした。

Leicaにて撮影:ガソリンはほとんど減ってなかった。ハイブリッド恐るべし。
Leicaにて撮影:一路、大阪を目指して。

以上、「ライカ片手にアート・グルメ堪能」、キートンでした。
来年はどこに行こう?

Text&Photo:Keaton_fukunaga
ロケ地:佐川美術館、ラコリーナ近江八幡、肉料理ふくなが、琵琶湖湖畔、ジョーシンなど
使用カメラ:Leica M10-D summicron-M 35mm F2.0 ASPH. /RIOCH GR3X


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