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紙博で感じたこと


今年も、紙博という紙物の博覧会に、行ってきた。

たくさんのブース。
たくさんの作品たち。
たくさんの人と、熱気。

みんな真剣に作品を眺め、この子だ、と決めた子達を連れ帰る。
だからだろうか。
みんな、とってもいい顔をしている。
みんな笑顔で、作品を大切そうに抱えていた。

作家さんたちは、これらの作品たちを、どんな思いで生み出したのだろう?

そう思うと、私も無性に、noteが書きたくなった。
作品というほど、大層なものではない。
今のところ、値段の価値も付いてはいない。

だけど、大切な大切な私の作品たちである。
日頃、たくさんの言葉が、頭の中を占領する。
ずっと腹の底にあった、なんとも言えない苦しい想いだったり。
とっても心揺さぶられた、感極まる想いだったり。
大切な誰かに向けて、書いた想いだったり。
強い怒りだったり。
たくさんの想いが、詰まっている。

ふと、自分の作品たちを想った。
すると、紙博のイベントで見た、たくさんの人たちの笑顔が浮かんだ。
そうか。
私も、こんな作家になりたいのだと、気がづいた。
私の文章を受け取ってくれた誰かが、喜んでくれること。
そして時に、怒りや反発のような感情を抱き、自分の大切な価値観に気づいてくれること。

とにかく、何かを感じ取ってもらいたいんだ。
そのために、私は書いていきたいんだ。
そう、このイベントで気づかされた。
受け手を想って書く。
一番大切なことを教わった。

私の今回の収穫は、作品たちだけでなく、非常に大漁であったことは言うまでもない。


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