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呪いと過去と現在と

今日、息子はいつもと違っていた。
タンスの奥に眠っていたパンツを自ら出し、
履いたのだ。

そして、2度の失敗後。
3度目に、ついにこう言った。
「ママ、ちっち!」
便器にまたがり尿をする息子は、まるで後光が差しているように見えた。
そんな息子の姿を眺めながら、私は、娘のトイトレを思い出していた。
娘には、とんでもなく厳しいトイトレをしてしまったのだ。

言葉がけが、全然違っていたのだ。
ちゃんとできない。それが、許せなかった当時の私。
娘に何度もこう言った。
「なんで、できないの!
なんで、何回も同じ失敗するの!」
この言葉を吐く自分が、とても嫌いだった。

なぜか。
自分の子供時代を思い出すからだった。

幼少期、私はピアノを習っていた。
同じ箇所で、何度も失敗をした。
すると、母や先生はこう言った。
「なんで、できないの!」
その言葉で、私は自分に呪いをかけたのだ。
『私は、できないダメな子』と。


でも、いまはその呪いが襲ってきたら、こう自分に問うようにしている。
「本当に、そう?
私はできないダメな子なの?」と。
そして、いまの自分を見ることにしている。
いまの私は、料理ができる。
掃除だって。
好きを形にしようともするし、言葉で表現することだってできるのだ。

こうやって、過去の呪いで自分を縛らずに、
いまの自分を見つめてみる

すると、たくさんのできる自分が発見できた。
私は、できないダメな子じゃない。
そう思えたのだ。

幼い頃のたまたまの言葉がけで、
自分に呪いをかけないでほしい。

いまは、呪いにサヨナラできたから言えること。
そして、その呪いのおかげで、私にはこんな考えが備わった。
『できるようになるには、どうしたら?』
この考えや問い力に、いまも助けられている。
そんなふうに思えたら、少し自分に自信が持てたのだ。


『本日の問いかけ』
自分は本当ダメなやつ。って本当にそう?
過去のトラウマをバネに、頑張ったことはありますか?

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