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鴨川で目覚め、北野天満宮で梅の香りに包まれて

朝、目が覚めると目の前に鴨川が広がっていた。
贅沢な朝。昨日の夜から京都にいます。
ちなみに前日は金沢にいたのだけど、それはまた別の記事で書きます。

宿泊は、ソラリア西鉄ホテル京都プレミア三条鴨川。かわいいホテルでした。

鴨川は夜にカップルが座っているイメージだけど、朝もランニングしてる人がいたり、地域に根づいてるなあ。京都の人の憩いの場、そんな感じがする。京都の学生、一度は鴨川で語るデートしてそう。くぅー、青春だー。

チェックアウトして、今日は梅を見にいく。2月中旬のこの日、北野天満宮で梅まつりが近い。

京都マラソンの日らしく、交通規制がかけられるらしい。早めに出てバスに乗ったのは規制を回避するため。事前リサーチって本当に大事だなあ。

ついた、北野天満宮。
梅花祭と掲げられた赤い旗に、期待が膨らむ。人も多かった。
鳥居をくぐった先の参道がうねっていて、どこかの神社を思い出した。どこかは思い出せない。

花手水があると思わず写真撮ってしまう。

撫牛、抗ウイルスの加工されてて笑った。

綺麗。白梅、紅梅の華やかなこと。

紅梅と白梅でこんなに香りが違うとは知らなかった。白梅のほうが好みだった。こんな雅なことに気づくなんて…

天満宮の文字かっこいい。北野天満宮は7年ぶりだったと思う。きちんとお参りしました。

御朱印受付のところに、百人一首。菅原道真だからでしょうね。

御朱印いただきました。暗い場所で光るらしく珍しい代物です。光らせる機会は未だ訪れてません。御朱印お願いするときに、なんて言ったらいいか分からず、「暗いとこで光るやつ下さい」って言ってしまった。

いざ、おめあての梅苑「花の庭」に向かいます。
入園料は大人1200円。

なんと、茶菓券がついている。嬉しい。
チケットはまさかの一色刷りでした。笑

私の好みは、白です。薄ピンクも可愛い。
お着物で写真撮影してる人もいたりして、とっても春を感じる。

枝垂れ梅かわいいです。結構、剪定されてなくて油断して歩いていると枝が目に刺さりそうになるので気をつけて。

突如として現れる木造の台に乗ってみると。
眼下に広がる、梅の木々。こんなに梅を見下ろしたの、初めて。すごーい!って声が漏れる。

しかも、辺り一帯に梅のいい香りが満ちている。梅ってこんなに香るんだ。ここまで咲き誇っていると、風が自然に吹けば梅が香るんですね。

ここに台をつくったのは正解だと思いました。

入口の方へ戻って、チケットに付いている茶菓券を引き換えてもらう。いただいたのは、老舗京菓子店の「老松」の「菅公梅」というお菓子と、梅茶。机椅子が用意されていて、そこにお湯ポットがあるので、すぐにいただけます。

それから、老松の茶店があって、「七軒だんご」をめざとく発見。購入です。
このお団子、はじめての味でした。見た目はみたらしのようだけど、味はすごく黒糖。もはやキャラメルみたいな甘さで新鮮でした。美味しい。

同じく茶店で、「寒紅餅」を購入。中身はというと、

こんな感じで、ピンク色のお餅が入っていました。お味は、ものすーごく、梅!砂糖がまぶしてあって、酸っぱくない。甘い梅。ねり梅のお餅バージョンで、私は好きな味でした。ここで食べ切らずにお持ち帰りしました。

小腹も満たして、口の中が梅いっぱいになった。こんなに梅で満たされたことは未だかつてない。

厄除割符というもの、書いてから二つに割って、一つは奉納、一つは身につけるらしい。面白い。私の厄年はまだ先だなあ。男女で違うのは知ってたけど、男女とも厄年の年があるって知らなかった。前厄と後厄も入れたら結構、厄年多くない?人生厳しすぎる。

立派な枝垂れ梅を目に焼き付けて、お庭を後にします。

お庭を出ようとしたら、なんだかインパクトのある漢字が見えた。おや、あれはもしや…

「誠」でピンときたら…新撰組?
思わず調べた。諸説あるけど、北野天満宮のこの「誠」の絵馬を近藤勇がみて、新撰組のモチーフにしたんだとか。
まさかの、この絵馬が先??歴史ロマンありすぎる。さすが京都。もしや?が本当になってしまう。

確かにカッコいい

こんなふうに見上げてモチーフにしようと思い立ったのだろうか。ここに気づけたことと、即調べた自分に拍手送りたい。

お参りが終わって、北野天満宮の目の前のあわ餅屋さん、「澤屋」に来た。
並びの湯葉屋さんも有名らしく、チェックはしていたけど凄い行列だった。

このお店も並んだけど、テイクアウトで購入。本日中なので帰ったら食べよう。

ちなみに、帰ったらこんなになっていた。中で暴れまくっていたよう。平らにして持って行ってと言われても、帰るまで平らは無理ってものです…

餡子のほうは、ちょっと赤福みたい。でも粟だからお餅が黄色い。やわらかくて、ぺろりといただきました。昔ながらのお餅、美味しかった。
今度はぜひ店内で食べたい。

ここから、電車バスが上手いこといかないので、円町駅まで20分ほど南へ歩く。
途中、置物のような猫ちゃんに遭遇。ここはお宿だそうです。

円町駅に着いたら、京都駅まで戻ってまた次の目的地へ向かいます。

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