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未経験エンジニアに必要な将来のキャリアパス

こんにちは!小野です。

未経験からITエンジニアになる上での準備は以前書きました。
https://note.com/mu0401/n/n7ef9f8805588

準備の中で大事になるのは、「キャリアビジョン」を描くことです。
これはエンジニアになってからも、大事なテーマです。
その中の要素に「キャリアパス」というものがあります。
ITエンジニアは、細分化していくと多くの職種に枝分かれします。
今回は、その中でもWEBアプリケーションエンジニアやインフラエンジニアとしてキャリアをスタートした後に、どういうステップアップを狙えるのかという点をお話します。

大きな方向性は2つあります。
・スペシャリスト:専門的スキルを高める
・ジェネラリスト:マネージメントスキルを高める

1、スペシャリストとしてのキャリパス


自身の専門性を突き詰めて、キャリアアップしていくのがスペシャリストコースです。

 開発者(プログラマー)
 →開発者(システムエンジニア)
  →プロジェクトリーダー
  →アプリケーションスペシャリスト
  →ITスペシャリスト
   →プロジェクトマネージメント
   →ITアーキテクト
   →ITコンサルタント

プログラマーとして経験を積み、設計などの上流工程を出来るシステムエンジニアとなります。
技術者としてだけでなく、メンバーを率いて開発管理も行うのが、プロジェクトリーダーです。
アプリケーション開発やパッケージ導入に関する専門技術を活用して、設計・構築・テストまで品質に責任を持つのが、アプリケーションスペシャリストです。
システム基盤の設計・構築を実施し、その性能・機能性・可用性などに責任を持つのが、ITスペシャリストです。

プロジェクトリーダーとして、さらに経験を積んでいくとプロジェクト全体を指揮し、顧客折衝も行うプロジェクトマネージメントとなります。
ITアーキテクトは、ビジネス戦略とシステム開発の橋渡しをしながら、システム全体の方向性や仕様やシステムの在り方を検討提案する仕事です。
プログラマーやシステムエンジニアとは違った、多種多様な知識やスキルが必要とされます。
ITコンサルタントは、よりクライアントに近い立ち位置で、経営戦略に沿ってIT戦略を策定し、提案やシステムの最適化を行う仕事です。

2、ジェネラリストとしてのキャリアパス


プロジェクトマネージメントからさらにマネーメント力など幅広い能力を身につけていくのがジェネラリストコースです。

 プロジェクトマネージメント→事業責任者→経営層

プロジェクトを超えて事業自体の責任者になり経営層に入る方もいます。
実際は、ジェネラリストに特化した方もいれば、スペシャリストとジェネラリストを行き来しながらキャリアを描く方もいます。

まとめ


・キャリアパスには、スペシャリストとジェネラリストの2つの方向性がある。
・どんな仕事をしたいか、どんな成果物が欲しいか、どんな力をつけたいかに応じて、適切なキャリアパスを選ぶことが重要である。

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