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6【私、梅の木に登る。地上4メートル。】

上の記事の続き


今やるべき山仕事。梅の木の剪定。

遊暮山を使うようになって初めて、木の剪定なんかをするようになった。そんなきっかけも場所もタイミングもなく生きてきた。

ところがどっこい、山仕事を始めると剪定は必修科目というくらいに必要なことだと、山に入るようになって初めて理解した。

木は放っておくと、育つ。

育つけれども、人間の都合の良い育ち方をするとは限らない。だから剪定をして、人間に都合の良い育ち方をしてもらう。


遊暮山の梅の木は、もともと昔に手入れをされていた立派な梅の木、だったみたい。

しかし少なくとも10年は放置されていたようだ。その間に梅の木は育ちに育っていた。とにかく大きく。背も高く。枝の数も多い。

他の木の影になっていたり、他の植物が梅の木にからみつくように成長して、何本かの梅の木は残念ながら枯れてしまっていた。

それでも多くの梅の木が、成長を止めることなく、大きくワイルドに育っていた。

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この写真の右側の木が梅の木。とにかく枝が大きく、葉っぱも多い。この木は1番日当たりに恵まれていて、樹形がこんもり綺麗な形に見えた。

他の梅の木は、他の植物と競うような育ち方をしていて、とにかく背が高い梅の木や、歪な形の梅の木がほとんど。しかもその梅の木にいろんな蔓植物たちが絡みついていて、梅の木なのに梅の花や葉っぱ以外の花や葉っぱが育っていた。カオス。

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紅葉が終わる頃、葉が枯れて冬になり、ほぼ枝だけになった梅の木はようやく剪定の季節に。

剪定の季節になったけれど、私は剪定なんてしたこともないし、しかも放置されていた大きくなりすぎた梅の木なので、たぶん普通の剪定よりもむずい。

むむむ。むむ。と月日が経ち、あっという間に12月になってしまった。


山仕事は季節と天気との戦い。タイミングを逃してしまったら、次は来年になるかもしれない。うん、やるしかない。


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梅の木の上に残った、蔓たち。

剪定の本や、YouTubeで梅の剪定を何度も見て、見よう見まねで、小さな梅の木から剪定を始めてみる。

明らかに剪定すべきものというのがあり、まずはそれだけを剪定していく。

最初は手のこでやっていたが、太い枝は無理。ということで、文明の力を借りる。

電動工具のレシプロソー。まじ半端ない。

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簡単に言うと電動ノコギリ。


これさえあれば直径10センチくらいの枝も切ることができる!

手のこで無限かと思っていた剪定も、レシプロソーで一瞬で進むようになる。電気の力まじやばい。文明っておそろしい。指とか一瞬で飛んでいきそうな威力に、少しビビりながらも、安全に気をつけながら、無理せず作業を進める。


梅の木が大きくなりすぎて、剪定の初心者すぎて、1本の梅の木の剪定をするのに、1日かかっている。正解がわからん。

だけど、この枝は残したい、樹形はこうしたい、隣の木にも日が当たるようにしたい、といろいろ考えながらやるのも、楽しい。

自分の身長よりももっと高い位置の枝を切ると、頭の上にノコギリで出る木の屑が降りかかってくる。ほのかに梅の香りがする。実や花以外から、梅の香りを感じるなんて初めてだ。

最初はおそるおそるの剪定だったけど、慣れてくるとがんがんやってしまう。切りすぎた気もするところもたくさん。

まーでも、毎年毎年、少しずつ整えていければいいかなと思ってる。最初から完璧なんて無理だし。


3〜4本の梅の木の剪定が終わって、1番大きな梅の木の剪定に取り掛かる。

とにかく大きい。1番高い枝は、たぶん5メートルくらい。めちゃ高い。

枝が高い位置にあると、梅の実の収穫がとても大変。というか高すぎて収穫できない。

なので、高さは抑えながら横に広がるような樹形に整えていきたい。なので、高い位置にある枝を剪定していく。

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脚立はたぶん2メートルくらいあると思う。それよりも余裕で高い木。脚立からでは高い位置の枝は剪定できない。


私、木に登る。

梅の木に登りながら、明らかに剪定必要なものをどんどん剪定していく。徐々に枝の数が少なくなってくるので、また少し高い枝に登って剪定する。

梅の木は私が想像しているよりも遥かに丈夫で、70キロくらいの私が木に登っても大丈夫。もちろん枝の太さや伸びる方向にもよるけども。

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木の上からの写真。山茶花の木も4メートル以上あるけど、その山茶花のてっぺんとほぼ同じくらいの高さまで、梅の木を登る。

高い位置に登るほど、枝は細くなり、足場の安定性が下がる。揺れる。

木を登りながら「体操していろんなものにぶら下がったり高い場所に登ったりして鍛えて、ヨガをして体の柔軟性あってよかったー、木登り得意かもしらんわー」と思ってた。

木の上にいるのは不安定で怖いし、電動ノコギリまで使ってるからさらに危険だけど、見晴らしもいいし、木の上で動いてるのは楽しかった。

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1番大きな梅の木をほぼ半日かけて、大きな剪定は終わり。あとは後日、枝先の細かな剪定をする予定。

途中から太い枝を切っていたけど、レシプロソーでは難しいくらい太い枝もあって、いつかチェーンソーも使うだろうけど、木の上でチェーンソーはまじ怖い。と思った。


まだ剪定できてない梅の木が5本以上もあるけど、安全に気をつけて、少しずつ理想の木の形になるようにしたい。

来年花見と梅の実の収穫をできるように。


#剪定 #梅の木 #山仕事


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