苦しいゆえの美しさ
絶好調で順風満帆なときより、苦しいときの方が素晴らしく美しいものを生み出せるのではないかと思う。
これは特に、芸術的なことの方がが分かりやすく感じる。
ミュージシャンでいうと、苦しさの真っ只中にいるときの作品ほうが歌詞やメロディーが胸に響く。
周りの目を気にすることなく、自分自身の苦しみに向き合っている、というひたむきさが美しく感じるのだろうか。
本人からすれば、苦しいときにそんな意識はなく、絶好調なときのほうが、より良いもの・美しいものを創り出さなければと考えると思うのだが。
皮肉なものだ。
よく、失恋した後の女性は美しくなると聞くが、
苦しさと向き合うことが、人を一層厚くするものなのだろうか。
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