議会制民主主義の費用対効果 1人の国会議員に1年間でかかる約1億円は有益か?
現在の日本の国会を見ていると、議会制民主主義という政治制度が今日において機能しうるのかどうか、疑問に思えてくる。
問題は、それに代わる制度が提案されないことなのだが、その一方で、「議員報酬が高すぎる」とか「政治には金がかかる」といった言葉の中身を具体的に知っておくことも必要だろう。
衆議院と参議院から構成される国会は、行政府(政府)、司法府(裁判所)とともに三権分立の柱をなす立法府であり、その職務の中心は、法律の制定、予算の議決と決算など。
その職務に値する議員を選ぶため