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山口から群馬を自転車で目指した男の話#3

どうもmuciです。
前回の引き続きで厳島神社に行ったお話を書きたいと思います。

もう雨は最悪すぎる
 旅を始めて2日目。ベンチを使って寝ていたため、身体中がバキバキになっていた。(痛すぎた)起きてすぐ外をみるとまだ雨が降っており、まだ2日目なのにと思いながら私は悩んでいた。今日の目的地は広島県の宮島町にある宿泊施設までを目標にしていた。しかも朝起きた時間が玖珂駅の始発より前に起きてしまったのである。雨もまだ降っているし、どうするかぁ〜と悩んだ結果、、、、

 電車に乗っちゃいました笑
 ほんとは自転車で頑張るつもりであったが昨日の今日といい、疲れが溜まっていたため、苦渋の判断で電車を選んだのである(誘惑に負けた笑)それから宮島口駅に向かうため、自転車を輪行袋に入れて始発の電車に乗り込んだのである。

到着しますた、宮島口駅
 玖珂駅から出発し、岩国駅で乗り換えてゆらゆら乗っているうちに着きました、宮島口駅。

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 早朝に到着したため、お店もどこもやっておらず、近くのコンビニにより朝食をとっていた。
 宮島口を目的にした理由は、厳島神社に行きたいと考えていたからである。そのため、ついたからには厳島にすぐ行こうと思っていたのだが、自転車や荷物をどうしようか悩んでいた。せっかくなら荷物をどこかに置いて思う存分楽しみたいと考えていたのである。今夜泊まるところは駅からも近いのだが、まだチェックインの時間ではなく、待つにも約2時間ほど待つため、それならどこかに預けようと考えていた。しかし、私の荷物は折りたたんでいる自転車もあるため普通のコインロッカーでは入るはずもない、、、、どうすんじゃい!?と考えていたら近くにクロネコヤマトがあった。

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 ここのクロネコヤマトさんは荷物預かり所としてもやっており、500円で荷物を預かってくれるのである。しかし、荷物は荷物でもほとんどの人はキャリーケースなどだと思う。自転車をわざわざ預かってくれるのかと、恐る恐る手荷物預かり所にいたおばちゃんに聞いてみた。そしたら自転車を輪行袋に入れておけばおっけいと教えてくれたのである。なんて優しいおばちゃんなんだと思い、自転車を入れた輪行袋や荷物をヤマトのおばちゃんに預けた。余談ではあるが預けているときにどうやら私は日本人ではなく、外国人(多分、中国人?)だと思ったらしい。なぜ?と思ったが理由としては、ほとんど笑顔で話していたかららしい。確かに笑顔では話していたがまさかそれだけで外国人に間違われるなんて今まで一度もなかったのにと心の中でびっくりしていた。

いざ出発、厳島!!

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 このときまだ雨が降っていた。しかし、私はレインコートを持っていたがヤマトのおばっちゃんがなんと傘を無料で貸してくれたのである。うぅっとありがたみを感じながら宮島行きのフェリーに乗り込んだのである。
 宮島口から宮島までは片道180円で行け、しかもICカードが使えなたのである。しかし、私はICの方に残高があまりなかったため券売機から切符を購入し、乗船したのである。

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 乗り込んだのはこちらの船で中とかは結構スペースが大きくくつろげる場所だった。

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 宮島口から宮島までは10分もかからないためすぐ見えてきた。あの鳥居はテレビとかでみたことあるやつだ!!と思いながら写真をめちゃくちゃ携帯で撮っていた。

到着や〜

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ほい、無事着きますた。このとき天気は曇りであったが雨はほんと小ぶり程度の天気になっていた。

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 フェリー入り口付近にこれがあり、やっと厳島神社に行けるんだと実感した。厳島神社が初めてだったため、どんなところだろうと先を進んでいたら、、、、、、、

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「え、鹿おるやん、、」とびっくりしていた。鹿に身近に触れ合えるとしたら動物園か奈良公園にいる鹿だけかなと思っていたが宮島にもおるんだとわかった。鹿にびっくりしながらも先に進み歩いていると厳島神社が見えてきた。

厳島神社に潜入

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いざ、入ってみるとふわぁ〜と感じた(語彙力なさすぎてすんません笑』もともと世界遺産や神社などと言った神聖な場所が好きであったため、気持ちが高ぶってしまった。ちなみ入るのに1人300円かかる。中に入っていくとまるで、平安時代の空間に入った気になった(ほんと気分だけ)どんどん進んでいくと

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 何やら宮司?の人たちが集まって何かしていたがそれほど歴史の行事など、詳しくないため「すげぇー」と写真を撮っていた。先を進み、厳島神社の中を満喫していたのである。

お地蔵さんめちゃおるやん
 厳島神社を見終わり、次はどうするかと考えていたら何やら登っていくと空海が建てた大聖院というところがあるらしく、歩いてそこを目指していた。
 大聖院に到着したら驚いた。神社などはいろんなところに行っているがこんなにと思うほどのお地蔵さんは見たことがないと目を丸くしていた。先を進んでもお地蔵さんがいっぱい、しかもそのお地蔵さんは全部同じ形ではなく、色なポーズをとっていた。しかし、お地蔵さんのポーズにはしっかりと意味があるらしく、ネットで調べるといろんな意味が出てきた。例えば、耳に手をあて、いかにも聞き上手なポーズをとっている地蔵は「愚痴聞き地蔵」と呼ばれているらしい。へぇ〜と思いながらいろんなお地蔵さんを見て、回っっていると何やらアンパンマンのような形をした像もあった。道行先を進んでいたらどうやらこの先に展望台があるらしく、よしなら行ってみようと思い、先に進んだ。
(このとき,しっかりと看板を読んでおけばよかったと後に後悔した)

またやっちゃったよ
 お地蔵さんをいっぱい見た後、展望台に向かうため山道を歩いていた。山道は雨が降ったあとのためか神秘的に写り、JRのCMで流れている「そうだ京都、行こう」に使われている曲が頭の中で流れていた。しかし、山道を進んでもすれ違うのは数人ばかりで厳島神社にはあんなに人がいたのにみんな展望台見に行かないのかと疑問に思いながら先を進んで行った。(はい、フラグたてました笑)
 歩いてもう1時間半ぐらいほどはたっただろうか。え、なんか遠くね?と思いながらも歩いていたら

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「おお〜、すご」と感動しながらこの光景をなんだか知らないがずっと眺めていた。
 どんどん進んでいくと途中、祠?っぽいのいくつか見つけ、とうとう山頂に到達したのである。

風景が素晴らしすぎる
 やっとこさで山頂につき、展望台に登ったら、、、、、、

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宮島口や宮島全体を見渡せることができた。曇っててもきれいに見えたため、これが晴れていたら最高だったのにと思いながら眺めていた。ちなみにこの展望台にはwifiがあったため(確か)携帯をいじっていた。よっしゃ下山するかと思い、下山しようとしたらちょうど宮島の案内図があったため見てみた。

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 ふむふむと眺めているとピタリと止まった。なんとびっくりなことにロープウェイがあるではないかと、、、、、「やっちまったー」と思いながらもうここまでは歩いてきたのならロープウェイは使わず、歩いて下山して行った。

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 ちなみにしっかりと山頂とかによくあるやつは撮っておいた。

飯の時間じゃい
 疲れはてながら下山したあと、フェリー乗り場と厳島神社の間にあるお土産屋さんなどの商店街にきていた。お腹が空いていたのでなんか食いたいと思い、ふらついていたら定食屋があった。定食屋の前に置いてあるご飯のサンプルが飾ってあるショーケースを眺めていると、店のおばちゃんが出てきて訳もわからず、「美味しいよ」と言われお店の中に連れてかれた。流石に強引じゃね?と思いながら渋々店内に行き、注文した。

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 蕎麦とミニどんを頼んだ。私は蕎麦が好きであったためこのときの蕎麦はうまかった。小さい丼に乗っているうなぎも美味しくいただき、満腹になってお店を出て行ったのである。
 お店を出たあと焼き牡蠣が3個で500円(確かそうだった)で販売されており、うまそうだなぁ〜と思っていたら、、、

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買っていた笑
 海に立っている赤い鳥居を見ながら食べていたがめちゃくちゃうまかった。焼き牡蠣を食べたあと、お土産屋さんいろいろ見て回った。
 そうして宮島を堪能したと思い、フェリー乗り場に向かい宮島口の宿泊場所に向かった。

今日の泊まるところ到着
 宮島から帰ってきたあとヤマトに荷物を取りに行き(もちろんしっかりと傘なども返しました)今日泊まるところに向かった。

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 旅を開始してから初めての宿泊施設「ホステル&カフェバー バックパッカーズ宮島」についた。ここは1階がカフェになっており、その上の階が宿泊する構造になっていた。お風呂はシャワーだけであり、寝る場所は1人1部屋ではなく、部屋中に仕切りのあるベットがあり、そこで寝るといった感じでゲストハウスのような構造になっていた。近くに知らない人がいるため人によっては、いびきなど聞こえ気になるひとがいるかもしれないが私は特に気にしない人であったたそこは安心できた。何よりそのときのここの1泊料金が3900円と安い。貧乏学生であったため、最高だなとここに決めたのである。
 中に入って受付を済ませようとするとわりと外国人旅行客の人が多かった。日本人が6割ぐらいでそれ以外は外国人旅行客の人だった。受付を済ませていざ自分に指定された部屋に向かった。

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 部屋に向かい指定された2段ベットにいくとこんなのが。ありがたやとこれだけのことでも嬉しく思ってしまう。ロッカーもあり、ここに貴重品や荷物を入れて置く場所だった。しかし、ロッカーの大きさはよく温泉とかにある縦長のロッカーであったため、そんなに荷物は入らず、キャリーケースなどを持っていた人は2段ベット同士の間とかに置いていた。ベットで少しくつろいだあと夕飯を買いに外に出かけた。
 外に出て少し自転車をいじっていると視線を感じ、振り返ると1人の外国人が私と自転車をチラチラと見ていた。ん?と思ったけど早く飯を買いに行かないといけないと思い、外国人をスルーしながら近くのスーパーに向かった。
 近くのスーパーまでの道のりが海沿い道であったため、夕陽を見ながら自転車を漕いでいた。ちょうど自転車が入れそうな堤防があり、、

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わけもわからず、写真を撮っていた。
 撮り終えたあとすぐさまスーパーに向かった。スーパーに到着し、「何にしようかな〜」と考えているとスーパーのBGMから意外な物が流れてきたのである。最初は特売のことかと思っていたらよく聞いてみると野球でおなじみ広島カープの曲だった。スーパー?なのになんで?と疑問に思っていたがそんな気にする必要もないかとお好みきなどのお弁当を選んでいた。しかし、これが結構中毒性があり、しかも何回も「カープ、カープ」と流れているのでしつこすぎとちゃうか?とこのときは思っていた。お会計を終えたあとよし帰るかと思ったら1つの空間だけ真っ赤の物がびっしりと並んでいた。まさかと思って覗いてみると予想的中、広島カープのグッズがびっしりと陳列されていたのである。もうこれには流石に驚愕し、「恐るべし、広島県民」と痛感させられたのであった。(もう怖すぎだよ、広島県)
 無事、ホテルに戻り1階のカフェのおくがレンジなどが置いてある共有スペースであったため、そこでスーパーで購入した物食べていた。

いや〜英語って難しいどすわ
 食事を済ませたあとシャワーを浴びて1人ベットで過ごしていた。泊まるところは2段ベットであったが下のベットであったたこれは嬉しかった。理由としては上のベットになるといちいちトイレなどのために上り下りしないといけないからである。明日はどうしようかなと考えていると反対側に違う宿泊者がきた。チラッと見たらスーパーにいく前に私の自転車とかをチラチラ見ていた外国人であった。おっふと思いながら携帯をいじっていると声をかけられた。私は基本人見知りが激しいため、最初びっくりした。しかも英語も話せるわけではないため困った。しかし、小さいとき英会話に通っていたこともありこの人これ言ってんだろうなと言ってることは少し分かった。が、しかし、分かっても話せないためどうしようかと思ったら、ここは現代の科学の技術を使うしかないと考え、グー◯ル翻訳を使った。
 グー◯ル翻訳を使いながら話していると彼はポールという人であった。何やら話を聞いていると彼は旅が好きであり、いろんな国を旅している途中らしく、仕事はIT関係らしくパソコンでもできるから仕事をしつつ旅をしているらしい(この人めっちゃハイスペックの人やん笑)。彼が私を見かけたとき、こやつ旅をしているなと思ったらしく声をかけてくれた。
 「どこまでいくの?」とポールに聞かれたのでこの旅の話をしたら「まじで!?」みたいな反応が返ってきた(いや、ポールも相当やばいと思うんだけどそんな驚かれても)。ポールと一緒に私が学生であることやいろんな話をして夜を過ごしていた。話してる途中、「もっと筋肉つけなきゃ笑」みたいなこと言われ、何も言い返せなかったのは少し悔しかった。それからポールとは連絡先を交換(なんでそうなったんだろう?)して「明日、おいら早いからポールは日本楽しんでね」とグー◯ル翻訳を使い片言の英語で伝えたら「ありがとう」と返され「muciもな」と英語で言われ、明日のために就寝したのである。

今回はここまでです。量が多くなってしまいましたが読んでいただけるとありがたいです。宮島のお地蔵さんは写真は撮ったのですがそのデータがなくなってしまい、文章だけになってしまいました。広島カープについて書きましたがほんとにこのときはびっくりしました笑
 次回は広島の広島市や尾道のことについて書きたいと思います。
 

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