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香りとゆとり

こちらに来て半年が過ぎようとしている。
日本から持ってきた好きなシダーウッドの香りのお香があるのだけれど来てすぐに暑い夏がやってきたため薫くことがなかった。
檜や松の香りが大好きで好んで買うのが森にいるかのように感じることができるものが多い。

だいぶ涼しくなってきたので初めてお香を焚いてみた。


日本で購入した小皿に無印で買った磁器の香たてを使ってみた。
すぐに食洗機に入れて食器を洗うオーストラリア人の旦那さんと継娘に台無しにされた有田焼のお皿。捨てないでお香立てようにとっておいて良かった。

やっぱりとても気持ちが落ち着いてリラックスできる。
わざわざ洒落たお香でなくて線香でも良いので次回日本にいつか帰ったときはもっとこちらに好きな香りを持って来たいと思う。

大事に使っている香水やお香は気持ちにゆとりがないと私の場合は楽しむことができない。湿度や気温のせいだけでなく、気持ちがあまり落ち着かず心からくつろぐことのできる環境でないといけないのだ。香りを嗅いで落ち着くということもあるのだがお香や自分にとって特別な香りはそうではない。
普段使いの香水と自分の気持ちが落ち着いており自分のためにゆったりとした気持ちで身に纏う事のできる香りと自然と使い分けされてしまっている。

今日は久しぶりに香りを楽しむことができて本当に良かった。

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