フムフム

創設100年の遊園地にあるジェットコースターのようにスリル満点ボロボロの人生22年目

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創設100年の遊園地にあるジェットコースターのようにスリル満点ボロボロの人生22年目

最近の記事

SUPER BEAVER〜駱駝革命21〜武道館とさいたまスーパーアリーナ

・ 「あなたがいてこそ成り立つ」 「全てを理解することは100%出来ないからこそ、想像してわかってあげたい」 「あなたの幸せは誰がなんと言おうとあなただけのものだよ」 「苦しい」「消えたい」「投げ出したい」が溢れて、目を瞑ることが怖かった夜の記憶を消化してくれる言葉たち。 会場に居るひとりひとりを当事者だと自覚させ、1人ひとつの人生の中で抱えた思いをドンと受け止めて真っ直ぐ肯定してくれる言葉たち。 「SUPER BEAVERがついてるぞ」 この一言でどんな境遇も乗り越えて

    • 値千金

      2022年の12月末、何もかも手放したくなった私は自殺未遂をした。失敗した。命を捨てようとする程に狂った私を他所に変わらない景色。1ヶ月間の休職を要され、目覚めては泣き、泣き疲れて眠る毎日だった。 霹靂した毎日だったが、ワタシにも趣味ができた。音楽。ライブ。バンド。激しくも優しく寄り添っては背中を押し引っ張ってくれるような音楽に救われた一年。 気が付くと一年が経っていた。 中指立てたい日は山ほどにあったが、代わりに中指立てて手を握ってくれるバンドマン。 楽しいを見つけたお陰

      • これは戒め

        22年目の人生、22年間の中で最悪な1年だったと思う。 自分にはもったいないくらいの友達や同僚に恵まれていながら、どうしても生きる希望を見出すことができなかった。 自分で自分を傷つける度に大事な人達を傷つけてきた。それでも傍で見守り支えてくれる人達がいた。 本当にワタシにはもったいないくらいに素敵な人達だ。 最悪の1年を死に物狂いで生きていたら、好きなものにたくさん出会うことができた。 "死にたい"と思いながらも"生きたい"と思える日がほんの少し増えた気がした。 真っ暗な

        • ティッシュにまるっと愛情ぎゅぎゅっと

          優しさってなんだろう。と、考えることがある。 自分が信じている"優しさ"を相手に押し付けることは優しさと呼べるのだろうか。その人にとっての"優しさ"を繕って移した行動は、本当に優しさなのだろうか。 「働きたくはないが車が欲しい」と言ってくる人に車をプレゼントする人。汗水流して働き、一生懸命貯めたお金で買うことに意味があると諭す人。優しさの基準や価値は人の数だけあるのだろう。 祖父を思い出す。「お小遣い」と一言、ティッシュにくるめた三つ折りのお金をよく渡された。差し出す祖父

        SUPER BEAVER〜駱駝革命21〜武道館とさいたまスーパーアリーナ

          あっぱれ、渋谷龍太

          大人になってから初めてできた。尊敬できる人が。 社会と自分を繋ぐツールが増えたことで新しい扉が開けて、今まで知らなかった世界が見えた時、"これだ!"と思った。 "これだ!"の正体を発表します!SUPER BEAVER渋谷龍太です! なーんだ、結局、あんたのタイプの話じゃねぇか。と、思ったあなた。 まア、そんなこともなくは無いのだけれど、聞くだけ聞いて欲しい。聞くだけ聞いて、やっぱりじゃねぇかと思ったのなら仕方がない。 見た目、性格、考え方、尊敬する所以は数多あるのだが、そ

          あっぱれ、渋谷龍太

          愛でる、愛でる、セト鬱ミ

          愛されるための最短ルートは、まずは自分が何かを愛でることだと思っている。 ワタシは"愛でる"ことが苦手だ。 虫、人間、その次に、だ。 この世に生まれ落ちて自我が芽生えて以来、ワタシは愛された記憶がない。というよりも、愛されているという実感がなかった、に近いのかもしれない。 シングルの家庭で厳しく育てられた過去、対人関係トラブルに溢れ泣きながら過ごした学生時代、自分で自分を認められず許すことができないが故に、自分で自分を殺し傷つけている現在。 対象を愛でる以前に、ワタシは人生

          愛でる、愛でる、セト鬱ミ

          映画鑑賞of砂嵐

          マナーとは、誰しもが快適に過ごすためのもの。 ひとりはみんなのために" だ。 マナーがあることで成り立っているものの代表例に、映画館を挙げてみる。映画館でのそれは、ポップな音楽で明るく楽しく歌いながら園児でもわかるように伝えてくれている。 先日、映画館へ足を運んだ。 1週間を乗り越えたワタシへのご褒美は1500円のレイトショーにしようと、週の頭から決めていた。 ポップコーンとコーヒーを買い、準備は万端だ。予告が終わり、本編が始まる。 ワクワク。 雨が降る情景から始まった。

          映画鑑賞of砂嵐

          投げた小石は返ってこ梨

          言葉には由来がある。 どんな言葉にも。 ワタシは、本を読むのが好きだ。 インプットされた知識や考え方の数だけ、人間力が高まっている気がするから。 「おやや、初めて聞いた言葉だぞ」と思ったら、Google先生に問う。 「 なしの礫 って何ですかねぇ?」 「音沙汰ないことです」 「なしって果物の?梨?」 「梨と書くが意味は 無し という意味です。」 「じゃあ礫は?そもそもなんて読むの?」 「 つぶて です。小石です。」 「結局どういうことなんだいっ!」 「投げた小石は返

          投げた小石は返ってこ梨

          躁のワタシ

          ライブの翌日は、夢と現実との差に心が追いつかず、生きる希望を見失いがちなので、今回も不安に感じていたが、割と平気でいることができた。 理由は1つ。 「躁」だから。 躁のワタシは、常にスケジュール帳が黒で埋まるほどの予定を抱えているのだが、今日も来月行われる某フェスティバルに参戦する、という黒を埋めた。 生きる理由を自らつくることができる(それほどの余力がある)という面で、躁のワタシは生きやすい。 が、金銭面の感覚がバグを起こす。 将来のために貯めることが必要なのだが、今は生

          躁のワタシ

          1人と独り

          1人でいることは好き。 誰にも気を遣わずに、好きな時に好きなことができるから。 例えば誰かと一緒に食事をする時、これ以上食べたら引かれるかなとか、ニンニクやキムチは臭いから止めようかなとか、周りの目を気にしてしまう。 1人でいる時は周りの目を気にせず自分の意思を最優先に行動できる。 でも、誰かと行動することが嫌いなわけではない。 1人でいることを楽しめるのは、自分の周りには自分と一緒にいてくれる人たちがいることを知っているから。 でも、独りは耐えられない。 助けてほしい時

          23年目の日常が始まる

          大晦日の出来事 友達と居酒屋で1日が48時間あるかのような 時間の流れの中で過ごす。 居酒屋目の前にあるスーパーが 20時閉店ということを3分前に知った私たちは、 入口の門番(怖めのおじ店員)に出会い、 「20時閉店です。」と追い出されそうになる。 諦める選択肢よりも年越しそばを買わなければならない という使命感が勝利し、「3分で買ってきます!」 と門番に立ち向かい入店を許可される。 無事そばを手に入れた私たちは(友達の)家に帰る。 友達の家で飼っているニャンコと数年ぶり

          23年目の日常が始まる

          私の生き方

          私は生きることが好きではない。 私には趣味も好きなものも生きがいもなかった。 ただ淡々と決まった生活を繰り返していた。 平日は学校とバイトの往復だったし、休日はバイトに専念していた。(なのに貯金は30円だった) それでも毎日が楽しかった。 ではなぜに生きることが好きでないのか。 18の春、私は摂食障害になった。 食べることが大好きだったのに、上手く食べられなくなった。(拒食と過食を3年繰り返す) 気持ちが不安定になり、自傷を繰り返すようになった。 22の夏、双極性障害と診

          私の生き方