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隈研吾展 ネコの目で見る公共性のある未来に行って来た

今年の7月15日にオープンした「GREENable HIRUZEN」

隈研吾さん設計、真庭市のCLT材を使ったパビリオンやミュージアムが
出来ました。

2019年11月から約1年間、東京・晴海で展示施設されたあとに
こちらに帰ってきたみたいです。

温かい時期に行きたかったけど、仕事や妊娠のことでドタバタだったので

雪が降りしきる寒い中、行ってきました。

おかげさまで人が少なくて見やすかったです。

場所はというと・・・岡山県真庭市の蒜山にあります。
なかなか山奥ですが、宿泊施設や様々な施設があるので
旅行がてらに訪れても十分楽しめる場所にあります。

雪の中佇むパビリオン

蒜山高原センター(土産物やレストラン、小さな遊園地がある施設)
の道路を挟んで向かい側に、まずこのパビリオンがお出迎え。

蒜山の葉と森をイメージしていて「風の葉」という名前。
ひし形のCLTパネルを組み合わせていて蒜山の森林をイメージしている。

早速、ポカーンと見てしまいますね。

パビリオン内部、側面
パビリオン内部天井面

とりあえず寒くて寒くて、あまりゆっくりは見れませんでした。笑

そしてその奥にミュージアムがあります。

こちらもCLT材で設計された建物ですね。

実はCLTを使った建物に入るのは初めてな私。

それだけでワクワクしました。

ミュージアム入口。に映り込んでいる私ら家族と向かいの遊園地。

受付を入りまずはオリンピックの国立競技場の展示ですね。

あとは展示のいたるところにこの様に赤いネコが隠れています。

ネコ足跡があったり、小さな模型の中に居たりもします。

ネコ目線で楽しめる展示になってるからですね。

受付のお兄さんが息子に気を使って

「ネコがいるから探してみてね」

と言ってくれたのに

しばらく展示を見てから、受付のお兄さんのところに戻り

「本物のネコがいない!」

と文句を言いに行っていた。

そりゃおらんわ・・・。

隈研吾さんお得意のバラック的な建築が積み重なっていました。

もう私は息子が模型を触らない様に見張ることに必死

あ、あの組み合わせの構造は・・・

南青山にある台湾パイナップルケーキ屋さん

実はこの建築物を最後に隈研吾さんの設計の建物とは久しぶりの再会でした。

走り回る息子
手摺を付ける位置も強度の問題があるし適当に付けたわけでは無いんだろうな
ネコがいた

この積み重なっているものも詳細図描いてるのかな・・・

これは模型の中の猫

これまでの隈研吾さんが手がけた沢山の作品の模型が展示されていました。

これも知っている、あれも知っているばかりでした。

かわいらしいベンチ
トイレの洗面台の高さが3段階
受付横のミュージアムショップ

2階にはネコ目線で見える動画なども流れていました。

正直、息子が模型を触たり、模型台の下をくぐったりうろちょろと走り回るのでゆっくりは見れませんでした・・・残念。

旦那と交代しながら見ましたが、なんとな~く閲覧して終了。

「さわっちゃダメって言ってるでしょう!」

「走らない!」

と私の怒る声が何度も館内に響いていたので、
受付の方は冷汗だったんじゃないかと思います。

お騒がせしました。

そして雪が降りしきる寒い中の遠出だったので

安定期とは言え妊婦の私は、夕方家に着いてからは

疲労で夕飯も食べれず寝込む。

でも久しぶりの遠出だったので、それだけで気分転換。

美しいものを見たり気持ちの良い空間に居ると幸せになれますよね。

建築に関わっていなくてもみんな自然と
そう感じることだと思います。

そこからなんでこの建物は心地が良いのだろう?
を具体的に探りだすのが楽しいお仕事、建築士。

見に行って良かった。

こちら3月末まで開催しております。

ここからが冬本番で積雪がもっと凄まじいのに、開催時期誤ってないか…笑

次は新緑の美しい季節に行ってみたいな。

mugu





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