くーねる✕まねぶ いりたてコーヒー教室

「コーヒーが飲めない」人でもすっきりゴクゴク飲めたりするコーヒー、あります。 もちろん…

くーねる✕まねぶ いりたてコーヒー教室

「コーヒーが飲めない」人でもすっきりゴクゴク飲めたりするコーヒー、あります。 もちろん旨味もしっかり。 コーヒーの概念が変わる。かも? ピンときた方、ご検討下さい。 「コーヒーの沼は深く、人生は短い」。 一期一会。 https://www.kuunerumanebu.com/

最近の記事

【初珈琲編 65】「エチオピア イルガチェフ コチャレその2 ナチュラル」浅、中浅、中、中深煎り

「深めでも特徴を残すモカ」 モカのイルガチェフの中でもいろいろな豆がありまして。 これはコチャレという地区の豆ですが、そのコチャレの中でもさらにいろいろな豆があります。 今回の豆はその中のひとつ。コチャレのナチュラルとしては2種類目です。 モカといえばやはり、唯一無二感の個性を発揮しているコーヒーで、どう表現していいか分からない芳醇さが特徴なのですが、こちらの豆もまたしかり。 浅めでは嫌味のない柔らかい酸味。(「酸味が苦手」という方も多いですが、モカの酸味は一度試して頂

    • 【初珈琲編 64】「エチオピア ジンマ」 浅、中浅、中、中深煎り

      「いわゆる「モカ」とは少し異なるモカ」 モカはモカでも、いろんなモカがあります。 有名どころとしては「イルガチェフ」とか「ハラー」とか「シダモ」、などなど。 今回のは「ジンマ」。そういう名の地域。エチオピアの少し西部。 初めて聞きました。 こちらも品種は在来種。よく分からないという奴です。 お味の方は。 深めだと、モカらしい芳醇な雰囲気があります。 豆の寄って芳醇さの感じは違ったりするのですが、この「モカの芳醇さ」は、いつもどのように表現していいか分からない感じです。

      • 【初珈琲編 63】「タンザニア キゴマ」 中浅、中、中深煎り

        「明るくはじける甘酸っぱさ」 アフリカの中東部、タンザニア。 北東部のキリマンジャロ山周辺でつくられた豆はいわゆる「キリマンジャロ」ですが、この豆は西部のキゴマというところでつくられた豆。 味としては、明るくはじけるような甘酸っぱさが印象的です。 浅め焙煎ではその甘酸っぱさがしっかりと出ていて、深め焙煎でもまだ十分に残っています。 この「甘酸っぱい」と感じる味は、いわゆる柑橘系と呼ばれるものとも少し違っているように思われ、これまであまり味わったことのないものです。 で、

        • 【初珈琲編 62】「ケニア エンブ ウォッシュド」 中浅、中、中深煎り

          「深めでも感じる、明るくくっきりな柑橘感」 ケニア。は、アフリカの東部。エチオピアの南、タンザニアの北。 生産量は全世界の1%未満で20位台ですが、コーヒー通から「ケニアの豆はいい」との声を時に聞きます。 今回、ケニアの豆は初めての試飲。 「エンブ」とはケニア国内の有名なコーヒー豆生産地域のひとつ。 この豆の特徴のひとつは、浅めから深めまでのどの焙煎度合いでも口の中に広がる、「トロリとしたミルキーな口当たり」。 この「もったり」(いい意味で)とした口当たりは、他の豆で

        【初珈琲編 65】「エチオピア イルガチェフ コチャレその2 ナチュラル」浅、中浅、中、中深煎り

          【初珈琲編 61】「沖縄・大宜味村 安里コーヒー農園」 中浅、中、中深煎り

          「コーヒーチェリーままの果実感」 先日見学させていただいた、沖縄本島中北部の大宜味村、安里コーヒー農園さんのコーヒー。 品種はイエローブルボン。 まずは生豆。 沖縄の生豆は小さい印象を勝手に持っていますが、こちらの豆は小さいということはなく。少なくとも一般的なモカやブラジルの豆よりは大きな印象。 そして、これまで嗅いだことのないような香り。 これが何の香りか少し考えた後、 「コーヒーチェリーの香り」。 なかなかの衝撃です。 生豆でコーヒーチェリーの香りをダイレクト

          【初珈琲編 61】「沖縄・大宜味村 安里コーヒー農園」 中浅、中、中深煎り

          【初珈琲編 59】「コロンビア フェリシーダス」 中浅、中、中深煎り

          「落ち着いた柑橘系の旨味」 コロンビアにはたくさんのコーヒーの名産地がありますが、こちらの豆はその中のひとつ、カウカ県という地域でつくられた豆。 この豆の特徴は浅めから深めまで横たわっている柑橘系の旨味。 これまで使ってきたコロンビア クレオパトラの柑橘系と似ていながら、クレオパトラよりもグッと落ち着いた感じの柑橘系の味に感じます(クレオパトラもカウカ県産です)。 その落ち着きはナッツ感が一役買っている感じ。 そしてその柑橘系の味も、この豆の特徴である酸味が、中煎りや中

          【初珈琲編 59】「コロンビア フェリシーダス」 中浅、中、中深煎り

          【初珈琲編 60】「コロンビア ラスヌベス農園 ウォッシュド」 中浅、中、中深煎り

          「上品かつビビッドな柑橘系の旨味」 コロンビアが続きます。 この豆はウィラと呼ばれるコロンビア南部でつくられています。前回の豆の生産地である、カウカのお隣。 この豆もまた柑橘系の旨味が特徴です。 特に深めの焙煎でこの豆のよさが発揮されます。 少し苦みの出てくるぐらいの焙煎度のものになると、この柑橘系の味が深く出てくるとともにコクも出ます。 浅めの焙煎ではその柑橘系が少しあっさりに出る感じですが、浅め焙煎でも円錐ドリッパーなどを使ってお湯をさっと落として淹れれば酸味も

          【初珈琲編 60】「コロンビア ラスヌベス農園 ウォッシュド」 中浅、中、中深煎り

          【初珈琲編 58】「グアテマラ フライハーネス SHB」 中浅、中、中深煎り

          「3種類のグアテマラの共通点は?」 なおもグアテマラの豆が続きます。 フライハーネスとは、グアテマラで有名な産地のひとつとのこと。 前回、前々回の飲んだアンティグアやカフェ・ピューマもそうでしたが、この豆も挽いたときに立つ強い甘い香りが印象的です。 飲んだ感じも、カフェピューマ、アンティグアと同じ系統。 すっきりした飲み口と渋みも含めた複雑で重厚な旨味。 似てはいますがいくらか違いはあるので、あとは好みでしょうか。 (区別して表現できない、とも言います) どちらかといえ

          【初珈琲編 58】「グアテマラ フライハーネス SHB」 中浅、中、中深煎り

          【初珈琲編 57】「グアテマラ SHB カフェ・ピューマ」 中浅、中、中深煎り

          「グアテマラの特徴を感じられる豆」 グアテマラの豆が続きます。 こちらのカフェ・ピューマも前回のアンティグアとかなり似ている味で、グアテマラの特徴が感じられる豆となっています。 キャラメル感やダークチョコ感を感じる甘味、旨味。いくらかの酸味や渋みも。そしてすっきりとクリーンな感じ。 アンティグアと少し差がある気がしますが、言葉での表現はなかなか難しく。あとは好みの問題ではないかと。 ただ、カフェ・ピューマの方がおすすめの焙煎幅はアンティグアよりもほんの少しだけ狭いかもし

          【初珈琲編 57】「グアテマラ SHB カフェ・ピューマ」 中浅、中、中深煎り

          【初珈琲編 56】「グアテマラ アンティグア SHB」 中浅、中、中深煎り

          「明るく華やかな印象の、芳醇な味わい」 グアテマラは高品質で良質な豆が多く、一般的にも人気があります。 僕自身も好きな銘柄の国名をあげろと言われれば、三本の指に入るかもしれません。 アンティグアというのはそのグアテマラの中の、名産地のひとつ。 グアテマラのコーヒーではよくありますが。この豆もかなりしっかりしたクリーンな口当たり。 旨味の部分も明るく華やかな印象で、浅めであればフルーティ感を感じ、深めであればキャラメル感やダークチョコ感を感じるような、複雑でかつ芳醇な味わ

          【初珈琲編 56】「グアテマラ アンティグア SHB」 中浅、中、中深煎り

          【24/3/24(日) カカオ豆からチョコづくり講座】「温度差による味の違い」

          この日は西の方から。 砂糖はきび砂糖を選択。 カカオ率85%、75%、65%の3種類を製作。 お二人でのご参加で、役割分担の分業体制で進めた結果、いつもより早い時間で仕上がりました。 あと、殻むきについては少しコツがあり、力の強さというのでもなく、コツがつかめるかどうかで殻むきの早さも違ってきます。 「親指と人差し指でカカオ豆をにじるように」とお伝えしていますが、今回はコツを掴まれたようで、殻むきもあっという間に終わりました。 3種類のチョコのうち、お好みを尋ねたら

          【24/3/24(日) カカオ豆からチョコづくり講座】「温度差による味の違い」

          【24/3/24(日) いりたてコーヒー講座】「冷めても美味しい」

          この日はお近くから。 何年かごとにコーヒーのマイブームが訪れるとのこと。 今回訪れたマイブームのタイミングで、焙煎も含めた講座にご参加。 ありがとうございます。 いつものように座学と焙煎。 すっきりゴクゴク感を体感頂きました。 いろいろなところで豆を買ったりカフェで飲んだりされていて。 苦味強めのコーヒーがお好みとのことでしたが、過去で印象に残っているコーヒーはエチオピアのコーヒーで、それは苦味もないのに美味しかったとのこと。 旨味がしっかりとしていたのでしょう。 時々

          【24/3/24(日) いりたてコーヒー講座】「冷めても美味しい」

          【初珈琲編 55】「ブラジル キャラメラード 」 浅、中浅、中、中深煎り

          「深め焙煎も合うブラジルな味」 ブラジルの、ミナスジェライス州という名産地の豆。 ブラジルの豆は少し深めの焙煎がいいと言われていたりもします。 しかし一方でこれまで飲んだことがあるいくつかのブラジルの豆は、浅めの焙煎がおすすめなものも多くありました。 どのくらいの焙煎がいいのかよく分からないので、浅、中浅、中、中深の4種類を焙煎。 結果、中深の焙煎がコクが一番しっかり出ていてよかったのではないかと。 しかし「ブラジルの豆は浅い焙煎でも酸味が出にくい」と言われている言葉

          【初珈琲編 55】「ブラジル キャラメラード 」 浅、中浅、中、中深煎り

          【初珈琲編 】「コロンビア ウィラ ウォッシュド」 中浅、中、中深煎り

          「安定感あるスタンダードな味わい」 コロンビア、ウィラ県の豆。 コロンビアの豆はコーヒーの味の上で世界の豆の中心に位置するとされることが多く、世界中のコーヒーの中での標準的な味、基準となる味と位置づけられている側面もあります。 その中でもこの豆はまさしく、真ん中あたりの「スタンダード」というにふさわしい味わい。 中浅煎りから中深煎りまでの幅広い焙煎でも、そのメインとなる旨味はあまりブレず、ナッツ感を感じるような味わい。 中浅煎りでも酸味はほんのりと、かつ落ち着いた感じで

          【初珈琲編 】「コロンビア ウィラ ウォッシュド」 中浅、中、中深煎り

          【24/2/22(木) カカオ豆からチョコづくり講座】「フライパンでの焙煎は?」

          この日は黒糖で製作。 カカオ率80%、70%、60%の3種類。 黒糖でつくると黒糖のコクとカカオの味がいい感じで、相変わらずマッチしてます。 「フライパンでカカオ豆を焙煎できるか?」のご質問をいただきました。 やったことはありませんが、できるかできないかで言えば「できる」になります。 が、時間はかかるかと思います。うまく焙煎しようとすれば、倍ぐらいはかかるかも。 あとは、焙煎器具が違えば熱のかかり方が違ってくるので味にも影響することが予測されます。 ご飯を炊くのに、電気

          【24/2/22(木) カカオ豆からチョコづくり講座】「フライパンでの焙煎は?」

          【初珈琲編 】「インドネシア マンデリン テレマカシ」 中浅、中、中深、深煎り

          「幅広い焙煎度で愉しめるマンデリンのコク」 これまでもマンデリンの豆をいくつかご紹介しましたが、今回は新たなマンデリン、 「テレマカシ」。 「テレマカシ」はインドネシア語で「ありがとう」の意味とのこと。 テレマカシもスマトラ式のマンデリンのコクをほどよく感じられる豆。 中浅煎りから深煎りまで4種類を焙煎してみました(写真は3種類ですが)。 味の核となるマンデリンのコクは中煎りや中深煎りの焙煎でしっかり感じられ。 深煎り焙煎の苦味の中でも、負けることなく苦味としっかり

          【初珈琲編 】「インドネシア マンデリン テレマカシ」 中浅、中、中深、深煎り