スライド1

年収1000万円→300万円→無職。転職するごとに見事に年収が下がっていったのを嘆いておく

最も年収が良かったのが新卒で入った会社

55歳、転職32回、たつろうでございます。
いや、ほんとですよ、新卒で入った会社がいちばん年収が高かったんですよ。
1990年ぐらいでしょうか。900万円程度でしょうか。
時はバブル。株価と土地の値段はぐんぐんと上昇して、
日本中が浮かれていた時代です。
ご多分に漏れず、私もその甘い汁を吸いました。
この900万円以外にも、毎晩飲み食いする飲食費は会社の経費で落としていましたし、夜は会社のタクシーチケットでご帰還。
まるでボロい時代でした。

「このままでは終わりたくない」のに、本当に終わってしまった自分

「おれはこんなもんじゃない」。
少なく見積もっても、1500万円はもらう仕事をしていると、
会社を飛び出しました。
次の転職で、最初の頃は1000万円近くもらえたのですが、バブルが崩壊すると、
とたんに雲行きが怪しくなりました。
山一証券も倒産する時代です。
我が社も急に調子悪くなり、残業代カット、ボーナスカット、経費は一切使えない。
そんな冬の時代に突入しました。
こうなってくるとまた転職です。
ところが景気が悪くなるとパタリと求人は減少しました。
景気が悪いことから企業のブラック化も加速して、
私は辞めたり、再就職したりを繰り返す、悪循環に陥りました。
まさに就職放浪記です。

収入は減っても、生活の派手さはおさまらないのがヤバい

年収は下がっても生活の質はなかなか下げられないんですよ。
シャンパンをホッピーに、特上カルビを豚バラに変更するのは、
なかなかむずかしい。
またそれを認めたくないし、そのうち、いい仕事が見つかれば、と、
生活を変えることはありませんでした。

そんなこんなでいまに至っております。
いやー、見事に崖っぷちです。
転職サイトのCMですら、「転職は慎重に」とのたまう時代です。
私のような転落を体験しないためにも、
オフィスだけがピカピカのブラック企業などへの転身は踏みとどまってもよいかもです。

私の過酷な転職活動は、『会社を辞める前に読む本〜ミドル世代生き残りのリアル』に記されています。ぜひ読んでください。


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