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ゼロリスク/リスクヘッジ/リスクテイクをどう捉えるかで行動が変わる

ニュースだけじゃなくビジネス会話でもゼロリスクとリスクヘッジとリスクテイクを混同している人が多いように思えます。

ゼロリスクと言うのは現実世界ではあり得ないので論外として、経営においてはリスクヘッジとリスクテイクをきちんと分けて判断して、取り組むことが望まれるます。

リスクに対する捉え方

  • ゼロリスク→論外なコト

  • リスクヘッジ→すべきコト

  • リスクテイク→取るモノ

ゼロリスクはあり得ない

現実世界にゼロリスクは無いということは、普通に社会生活をおくってくれば、当然のこととして理解しているはずでしょう。
(どうもそれを受け入れれない人も一定数いるようですが)

運転技術をマスターして、道路交通法をきちっと守っていても、信号待ちしている時に、後ろから当てられると言うことはあり得ます(わたしの知り合いがそうでした)。

飛行機の落下物に当たって負傷すると言うこともあります。
もっとあり得なさそうなこととして、隕石に当たって負傷するというのもあるでしょう。でも実際に記憶にあるところでも、ロシアで隕石爆発事故ありましたよね。

だから、数学的にはゼロではないが、統計学や物理学では一定の有意水準以下はゼロとします。せいぜいこれが社会的なコンセンサスです。

リスクに対する対応

そもそもリスク回避は、人として自然な行動です。
だからこそ、どこまでなら許容できるかと言う基準と、その基準に至るまでの様々な取り組みが必要になってきます。

具体的な例で言うと、保険なんかはリスクヘッジです。
企業に置いては、情報漏えいリスクに対して、システムの脆弱性を診断して潰して行くのも(やるべき当然のことですが)リスクヘッジです。
更にその上でも万が一、情報漏えいやシステム障害が起こった時の為の、金銭的救済措置としてサイバーリスク補償型の保険に入ったりもします。

為替予約なんかも為替の変動リスク対して対処するリスクヘッジです。
昨年からの急激な円安で、海外のクラウドサービスを利用したり、原材料の調達をしている事業者はドル支払いが重たくなることを予想して予め為替を固定したりします。この場合、円安に振れればたまたま良かった、予想外の支払いを回避できたとなりますが、実はリスクヘッジは不測な事態への事前対処なので、仮に円高になった場合でも、あー変に為替予約してなかったら計画上より得することになってたのに、、!!!みたいには、判断しないで、業績管理状は、予実をぶらすことなくて、計画通りにできて良かったとするのです。

取り得る事前対処をして、十分に許容できる範囲内なら、今度は、リスクを取って取り組むと言うのがあるべきビジネスパーソンの姿でしょう。

もう一つの真理

行動しない限りは何も起こりません。失敗もしないが成功もしません。

仮に失敗をしても、経験は得られます。

そしてその経験が人も成長させます。

人が成長すれば組織も成長します。

そう考えると、諦めなければ、失敗は一時的なものとして過去になり、未来へ成長の果実として実るのです。そう思います。

リスクヘッジばかり言うのではなく、ある程度飲み込んで果敢にリスクテイクして行きましょう!そんな企業文化で有りたいと思います。


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