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ムムクシュな師走の過ごし方

先日12日(2023年12月12日)からインドの暦でのMargashirshaという月に入りました。この月は一年の中で一番吉兆な月と言われ、沢山の文化的な催し(伝統舞踊や伝統音楽の発表会)が行われる時期としても知られています。そして、南インドは暑すぎも寒すぎもせず、訪問するのには最高のシーズンとも言われています。一方日本では師走でとても忙しい上、忘年会やクリスマスパーティー、新年会が開かれるのもこのMargashirshaの月です。

大切な人たちと素敵な時間を過ごせるのはとても良いことですが、ちょっと気を許すとお酒やノンヴェジ料理に囲まれてしまうのではないでしょうか。誰も強制的にそれらを口に押し込んでくるわけではないので、きちんと自分で自制をすればいいのですが、いつの間にか飲んでいた、食べていた、少しならいいかと気を許してしまった、という話を聞きます。

話がちょっとそれますが、私たちが今生きているこの時代はカリユガという時代(43万2000年続く)でほかの3つのユガに比べると、精神的精錬・成長やモークシャへの道を進むのに沢山の障害がある時代だと言われています。

カリユガのエッセンスが潜むのがギャンブルやお酒など(多分スマホも)だそうです。それらはハマりやすく抜け出しにくく、ハマってしまうと精神的精錬・成長やモークシャへの道から外れてしまう、という恐ろしさを持っています。沢山の障害があるから前に進めないわけではなく、きちんと障害を取り除いていけば問題ないので、気を付けましょう!

細かい話ですが、ヴェジタリアン料理が食べられるインド料理屋さんでも衣の付いている揚げ物(ゴビマンチュリアンなど)やナンには卵が含まれる場合が多いので気を付けないといけません。お店の人に聞けば何が入っているのかは教えてくれるので、疑問に思ったら頼む前に聞いてみるのが一番です。

そんなMargashirshaの中でも一番吉兆な日が12月23日(土)ヴァイクンタ・エーカーダシー&バガヴァッド・ギータージャヤンティーです。この日はバガヴァッド・ギーターがクリシュナからアルジュナへ伝えられた日なので、それを称え、1章から18章までの700シュローカ余りを一気に(3時間ぐらいかかりますが。。。)チャンティングします。聞いているだけでも神聖で、多分すべてのバガヴァッド・ギーターを一度に聞ける日はこの日だけだと思います。それも日本で!そして、エーカーダシーなので、食事もエーカーダシーメニューをプールナー食堂さんが用意してくださいます。

チャンティング&お昼の後はバガヴァッド・ギーター10章のクラスです。ちょうどクリシュナが「月の中で一番神聖なのはMargashirsha」、と教えている部分なので、なぜMargashirshaが一番神聖な月なのか、という説明も致します。

その他、プラーナと言われるお話の中で出てくる人や動物が出てくる章なので、それらの解説もします。インドの文化が根底から知ることの出来る教えになっています。

そして、とても吉兆な日なので、新しいチャンティングのクラスも17:00-18:00で始める予定です。次週からは毎週土曜日19:00-20:00のオンラインクラスとなります。

と、カリユガの障害をがっつり取り除けるプログラムになっているので、ご興味のある方は是非ご参加ください。お申込みはこちらから。

クリスマスパーティーも素敵ですが、モークシャへの道を進むのであれば、是非クリシュナな一日をお過ごしくださいませ。

このアンパンマンもクリシュナ


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