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tiny song いつか奏でるその日まで

時は
流れてゆく

知らず知らず
僕の日々から

残したくて
できる限り
刻み込むのに

春の空に
似た色した
束の間の夢

みてたように
覚めて気づく
足元の花

ららら
ららら
ららら…

ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。