ことばはこころ。豊かに生きる。
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おはよう 目が覚めると おばあちゃんは 窓の向こうの おひさまに 挨拶をした カーテンをあけると おばあちゃんは ゆっくりベットから おりて着替えをした 読みかけの本も 編みかけのストールも ベットの脇のランプの横で 昨日のままに重なっている 変わらないって 良いことね だってこんなに 安心するもの 春になって ずいぶんと外が 明るくなった ひばりの声がする おばあちゃんは レースのカーテンを ふわりとまとめると 窓を少し開けた 木蓮が朝日を受けて 静かに佇
ちいさくちいさく。わたしのせかい。
なんでもなぁい。もの。
揉まれて 砕けて 粉々に なった岩は 痛かろう けれど その岩ぶつかった 岩もやっぱり 痛かろう 自分ばかりが 苦しくて 世間に背を向け 生きてきた 見ないふりして 送っても どうして傷は 痛むのだ 時は滔々流れゆく ぶつからなければ ならなくて もがいていなければ ならなくて あの時 砕けた岩の欠片は 丸みを帯びた 肌からころげ 静かにどこかへ 落ちていく 春麗らかな ひだまりに 流れるせせらぎ 聴きながら 揺蕩う私に 若い岩 幾度もぶつか
慌ただしいと深呼吸したくなる。深く吐き出して。それから落ち着いた心で呼吸する。もう随分と前だけど、我その静けさを愛すっていう意味の漢詩に出会って感動したのに、あれはどこでみつけたのだろう。優しくて真面目なんて面白くもないしつまらない人間だと思ってたけど今はそれでいいんだと思う。
墨汁を吸った筆先滲ませる半紙はまるで水鏡
おもしろいな。もっともっと 表現してみたいな。色んな素材があって、色んな組み立て方があって、色んな色があって、選んでも選ばなくても良くて。そうやって、今受け取ったものを描けたらいいな。
ことばって粘度みたいだな。ことばって絵の具みたいだな。ことばって音符みたいだな。ことばって、ことばって、無言でも・・・がことばなんだな。
ふと浮かんだことって書き留めてでも置かないと空を流れる雲みたいに形を変えたり消えてしまったりする。…以下はメモ…畑、アートな畑、ガーデン✖️畑、ミニシアター、お出かけミニシアター、どんなひとも、みるきくはなす、かんじるえんじる、小さなとしょかん、読書会、積み重ねる、カフェギャラリー
誰もが今この瞬間の輝きを放っている
パッパッパラッタ わーらった ラッタッタラッタ はーずんだ かみふうせんが トーントン あかあおきいろ トーントン プクプク おしゃべりフライパン 母さん ドーナツあげている
ソフトクリーム ペロリ キミと ペロリ となりどおし チョコ味が好き それなら あげるよ ボクには バニラ 少しちょうだい ソフトクリーム ペロリ キミとペロリ もうとけてきた ペロペロ ペロリ
雨と紫陽花 ワンピース ピアノはいつも 独り言 黒い鍵盤 トントントン 落ちた落ちた 雨の粒 でんでんむしは 透明な 殻のキャッスル 渦巻いて てんてん とんとん ととととと… 鳥は木陰で 雨宿り てんてん とんとん ととととと…
やだやだきらい だいきらい おべんきょなんて だいきらい きちんとなんて だいきらい おそとでどろんこ ぐーちゃぐちゃ すなばでごろごろ ごーろごろ みてみてぼくは アーティスト おようふくにも えがかける いっしょにあそぼ おそとへいこう くわのみたべよ くさぶえふこう かわらでいしころ とばそうよ たくさんたくさん あそぼうよ どろんこいろに なるくらい ゆうやけいろに なるくらい あめにぬれよう かえるだよ おそらでかいてん つばめだよ
ピンクのライオン ミルクを飲むよ 青いこぐまは かけっこしてる ボクは世界の 王様なのに 誰も蜜を分けて くれない 黄色なカラスが ピアノを弾いた 緑のオオカミ 詩を作る ボクは世界の 王様なのに 自由に空を 飛べやしない みんな嘘を 信じてる ボクの本当を 信じない どうして世界は ひとつなの? 向こうでリンゴを 食べるのは 素知らぬ顔の 赤いハト 冠なんて いらないよ 何の役にも 立ちやしない 花の上の ボクを見る 無口な 黒いフラミンゴ