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tiny song 風船とばそう

夢をのせた
風船とばそう

花のたねと
手紙をそえて

夢をのせた
風船とばそう

雨はあがり
空虹かかる


あの日の私

さよなら言えず
ただ遠くから
見送っていた

夢をのせた
風船とばそう

花のたねと
手紙をそえて

夢をのせた
風船とばそう

あの日別れた
あの子へと

ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。