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ホテルに飽きたら村の暮らし体験。フィリピン シキホール島「Payag n’ Kapitan」に宿泊

海外まで行ってビジネスホテルに泊まるのはなんだか味気ない。
もっと刺激的な体験がしたい。
キャンプのように自然の中で過ごしたい。

この3つに当てはまる方に、ぜひおすすめしたいフィリピンの宿があります。

実際に宿泊した私の体験ですので、フィリピンのシキホール島(Siquijor)を訪れる際には、宿選びの参考にしてください。

シキホール島ってどんなところ

シキホール島はフィリピンの南、セブ島の下に位置する小さな島です。

ビーチやダイビングで有名な、自然あふれる南国の田舎町をイメージしていただけるといいと思います。

大きな島ではないので一日で十分観光地を巡ることもできますが、せかせか移動したくないという方はあえてのんびり過ごしてみるのもいいでしょう。

Payag n’ Kapitanで宿泊してみた

Kayag n’ Kapitanはシキホールの港から徒歩で8分の位置にあるゲストハウスです。

マップで見ながら、迷うことなく到着。いざ門をくぐり、自然の中での体験宿泊へ。

ここの体験をまず簡単にまとめてみます。キャンプ好きの人なら心得ているかもしれませんが、アウトドアに慣れていない方の場合は、どんな旅にしたいか自分と相談してから決めることをおすすめします。

いいところ
・刺激的な体験ができる
・スタッフの方々が親切

注意点
・鍵は南京錠のみなのでセキュリティーは期待薄
・虫と動物が苦手な方は避けるのが無難

実際の宿泊体験

門をくぐるとまずこの景色です。看板がなければまず間違いなく引き返してしまいますが、この奥に受付があります。簡単なバーのようになっているところがフロントです。

チェックインの後、案内された今日のお部屋。木造で、屋根も植物です(中から空が透けて見えます)。クーラーはないのですが、扇風機をつけていると不思議と涼しかったです(五月に訪問しました)。

ちなみに、部屋の鍵は南京錠一個で、セキュリティボックスはないと言われました。ものすごく危ない場所だとは思いませんが、大事なものを持ち歩いている人は気をつけてください。

お隣の部屋の人やスタッフさんも前を通ります

くつろぐこともできるハンモック付き。地元のお家にも結構ついているようでした。

お部屋の中は、感覚としては屋外と同じです。窓も壁も隙間があるので、風も虫もなんでも入ってきます。獣が入ってこないくらい。

明るい光が差し込んでいるところが、全部隙間です。

なので、ベッドには蚊帳がついていて、その中で眠ります。個人的なおすすめとしては、チェックイン直後に蚊帳をセットすること。そうでないと観光中にベッドの上に虫がぱらぱら散っているなんてことになります(経験談)。

そしてなんといっても、トイレとシャワーが屋外にあります。植物もわさわさ生えているのがすごい。シャワーは、私が浴びた時には冷水(冷えてもいないから常温水といったほうがいいのかもしれません)しか出ませんでした。

夜はこんな感じ。月を見上げて葉っぱに背中を撫でられながら、真上から冷たい水を浴びる経験は初めてでした。ちなみに、泊まったところはなぜか便座がありませんでした。

ここでスタッフさんと話したり、ご飯を食べたりすることもできます。私は早朝の船で帰宅したため食べられませんでしたが、余裕があれば朝食を作ってもらうこともできます。

犬とニワトリがいます。夜でも動物の鳴き声がかなり聞こえるのは覚悟したほうがいいかもしれません。ちなみに私は、夜中の2時にもニワトリの鳴き声を聞きました(朝を知らせる動物じゃなかったっけか)。

翌朝早朝にはチェックアウトしましたが、たった一泊と思えないほど、非常に濃い時間を過ごしました。


Kayag n’ Kapitanは、どこを切り取っても刺激的な体験になる気がしませんか。

我こそはという方は是非訪れてみてください。ホテル宿泊では味わえない思い出になるのは間違いありません。


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