はじめまして。むりみです。

年下彼くんと付き合って1年が経ちました。

付き合う前、付き合ってから、いつまで経っても定期的に喧嘩してるけど私は何があっても彼くんから離れないと決めました。

彼くんと付き合ってから私は、男の人に対して初めて“安心感”を感じさせてもらった人だから。

仲のいい友達のように何でも相談できて、家族のように無条件に私の味方でいてくれる。

彼くんはそんな人です。

そんな彼くんは、今では考えられないくらい、とてもツンケンしてる人でした。


年上だと知っても最初からフランクだし、仕事場ではほとんど怒ってるし、言葉は強くぶっきら棒で、潔癖症だし、褒めないし、あんまりいい印象ではなかったです。

人の名前を覚えづらかったり、よくつまづいたり、頭痛持ちでよくイライラしていることもしばしば。

ただの偏頭痛や、短所だと笑っていました。







この半年から数ヶ月、彼くんはすごく、すごく、変わりました。

彼くんの周りの人達からも本人が言われるくらいに、性格が変わりました。

私の言うことを信じて変わってくれたと信じてるよ。信じることや、変わること、それは容易ではないこと知っているから、彼くんを尊敬しています。

さて、ここからは、嘘のような本当の話です。
彼くんも私も信じがたいお話でした。




彼くんが受け入れてくれた今、告白しようと思います。

私は数ヶ月前から、彼氏が2人になりました。








紹介します。

👨彼くん
👦ちびちゃん

彼くんと居る時、ちびちゃんとはじめて会いました。

ちびちゃんとはじめて会った時、私は彼くんは私に何がしたかったのかな？ふざけているのかな？と思いました。





その時は突然来ました。

👦お、おはようございましゅ

そうやって、照れたように上目遣いでもじもじと挨拶をされました。

👩お、おはよう

👦（もじもじ）

👩…えっと〜…どうしたの？

👦ん？

👩えっと…あなたは何歳なの？

👦しゃんしゃい！（3歳）

👩ん…うん。私が誰だかわかる？

👦えっとね〜、むりみちゃん！

👩私のことわかるんだ〜笑

👦うん！らって、しゅきらもん！（だって好きだもん）

👩そろそろ真剣になろうか（真顔）

👦ひぃっ（怖がる）

👩こら、ふざけないでよ〜

👦ふざけてないれす！◯◯おじさん、寝ちゃったもんれ。

👩寝た？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？

👦はい（満面の笑み）

👩へ？起きてんじゃん？？？？？

👦ん〜、、、寝てるんでしゅ！！！！

👩へ？？？？？？？？？？

かれこれ少年とこんな会話を10分ほどしました。

👩で、あなたはどこから来たの？宇宙なの？宇宙人？

👨は？どうした笑

👩んぇ？？？？？？？？？？？？？

👨なになに、どうしたって

👩どうしたじゃないよね、こっちがどうしたって聞きたいわ笑笑

👨なにがよ笑笑

👩へ？？？覚えてないの？

👨なにを？

👩何って、いまの会話だよ〜

👨え、寝てたからわからん

👩へ？？？？？？？？

彼くんの担当医の先生へ連絡を入れ、症状を伝え、後日彼くんはいやいやながら、検査を受けました。

検査を受けてくれるまで、かれこれ1ヶ月、毎日説得しました。

検査から約2週間。先生からの結果のご連絡が来ました。

解離性同一性障害およびアルツハイマー。

正直、最初は全く信じられませんでした。

頭痛や忘れっぽくなったこと、ん？と思っていたすべての行動が点と線で結ばれました。

その瞬間、私はすぐに受け入れることを決めました。

彼くんを失ったときの自分の未来、彼くんがボケてしまった時の自分の未来、いろいろな自分の未来を考えました。

何度考えても答えは同じでした。

彼くんがそれで幸せなら、私はそばにいれるなら幸せだから。それくらい大事な人です。

私が浅はかな考えだと笑っていただく方、いらっしゃるならどうぞ、静かに笑っていてください。私、心が弱いので見えないところで笑っていてください。

大事な人が、もしそうなったとき、あなたはどうしますか？

私の選択は、まずはあの少年が誰なのか、そこから向き合おうと思い、会えない日は電話をして、寝落ちしてという生活をして、彼くんと少年を知っていくことから始めようと思いました。

解離性同一性障害は、一般に、多重人格として知られていると思います。最近、テレビでも特集され、認知されている病気だと思います。

ふと寝てしまったら、目が覚めたらレジの前にいる。

ふと目を覚ましたら、運転をしている。

自分だったら、とても怖いと思います。

怖いからこそ、支えが欲しいと、私だったらなるはずと思ったし、彼くんが笑ってくれているだけで充分幸せなので、それを全身全霊伝えようとしている途中です。彼くんにどれだけ伝わっているかはわからないけど、消しゴムで消されたくないがモットーに過ごしています！笑笑

ストレス過多な仕事をしていた人たちが、お休みするためにこの病気になるんだって聞いたことがあります。今もそうだけど、充分頑張ってくれているからこそ、適度にお休みさせてあげたい気持ちでいっぱいです。

彼くんは仕事をしつつ、治療も受け、日々過ごしています。

そして、これからはちびちゃんという少年とのエピソードを伝えて、クスッと笑ってもらえるような内容をお届けしたいとおもいます。

見た目は彼くんですが、声は高くなり、電話で聞けば本当に幼稚園児と喋っているような感覚です。

私の母も妹も彼くんの弟かなにかかな？と間違えたくらいです。

毎日観察を続けてきました。

ちびちゃんは、彼くんの過去でした。

3歳の時の彼くんなんです。

そう思ったら愛おしくて愛おしくてたまりません。

とにかく、彼くんの容姿をしてる幼稚園児の彼くんはとても可愛いので、お伝えしたいです！

これからもよろしくお願いします！

アドバイスがあれば、どんどんと教えてください。

経験者の方がいらっしゃったら、教えてください。

迷ってる方がいらっしゃったら、相談してください。

抱え込まないのが一番、精神衛生上いいと思います。

最後にこれだけは言わせてください！

彼くんとちびちゃんとの生活はとても楽しいです！

たまにアルツハイマー特有のトンチンカンなことを言って焦ったりしますが、慣れていこうと思います_(:3 」∠)_