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他人の善悪は己れに帰結

 新幹線の車輌のなかでこれを書いているわけだけれども、みなさんは新幹線の座席に貴重品の忘れ物をされた経験はありますか。私は4回あります。ついでに云うと、高速道路のサービスエリアのトイレに財布を置き忘れたこともありますし、駅の券売機にも財布を置き忘れたことがあります。記憶を辿れば8回やってます。公共の場所で財布を忘れたことがです。一番ヤバかったのは中国蘇州で乗ったタクシーに置き忘れしたの。これ、降車して気がついた時、心底笑った。ヤバさが究極のゾーンに入ったら笑いが止まらなくなるの本当なの。しかし中国の蘇州はとても治安がよくて、市民も善良なんだと思う。中国語が話せる日本人の知人に事情を電話で伝えたら一時間後に財布は戻って来ました。もちろん、日本はね、何度もやっちゃたけど必ず戻ってくるの。すごいね。拾われた方は必ず落とし物を届けられる。一度だけ、一万円が抜きとられていたことがあったけれど。中身のクレジットカードも大事な免許証や保険証も全部返ってきます。想像するんだけど、私も財布を拾ったら届けるかな。皆さんもきっとそうされるでしょう?これってなんだろうね。私たちだけの特有な感覚なのだろうか。

 一方で、私は過去に、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で複数人による匿名の書き込みによって3か月間ぐらい嫌がらせを受けたことがあった。最も酷かった内容は当時私が単身赴任していた大阪の住所と実名を掲示板に晒された。それをやった人、私の友人なんだ。それについて、特に怒りを覚えることはなかったし、んー云うとその人は今、親友になっている。なぜ赦せるのか、そりゃだって、酔っ払ってそんな書き込みを友人はしていたのだろうし、なんだろう、心底私は他人を信じているのではなくて、自分の運の良さを信じているんだと思う。それは、、って、理由を書こうと考えたけれども、ここで止めとく。

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