『doukei』という課金サービスを探りました。
〜本編〜
■前提。『doukei』とは?
▼公式の説明はこちら。
■『“固定費“3000円』が致命的。
もうコレに尽きる。
コレ、せめて最初の「毎月3550円の壁」(諸々税込固定費)を誰かが負担してくれない限り…
何故か『推し』ではなく『推しが借りているガレージ』に折角の支援者の月額課金が全部吸われて無くなります。
…イヤに決まってるじゃん!?!?!?
クレジット手数料5%はまだ分かるけど、コレだったらBASEや00:00studioの『コミュニティ』とか『メンバーシップ』を使えばせめて9割くらいは推しにちゃんとファンの支援が届きます。
『課金額の7%』を取られるサブスクと『課金額の5%+固定費3000円』を取られるサブスクならば、振り込み手数料を除いても大体前者の方がお得です。
■計算してみた。
仮に集まった課金が『月100,000円』とすると…
A.『doukei』
B.『他プラットフォーム』
つまり、100,000円課金してもらっても尚『doukei』の方が無駄になる。
ということで良さそうな。
コレは初動からしてめちゃくちゃ厳しい…。
■『doukei』ならではのメリット。
①ファンの『ランキング』『応援実績』が可視化される。
課金額は個人個人で設定できるので、実はそれが果たして「月50000円課金してくれる人」なのか「月300円課金してくれる人」なのかはわからない。
ただ一応、課金者側が決めた自分の課金額によって「この人は大体コレくらい課金してくれているんだろうな…」という目安は少しだけ察せるらしい。
②一切の「リターン」がいらない。
強いて挙げるなら、上記の『貢献度』ランキング位な感じ。
どうやら『名誉』が一つの動機になりそうだ。
■対して、デメリット。
①『ファンコミュニティ』を諦める必要がある。
コレは前述のメリットがそっくりそのまま足枷に。
ファンの交流場でトップ課金者が『ドヤる古参』として振る舞う為に、ファンを保つ為にはあくまでも『推し』だけが頑張って個々の心を繋ぎ止めないといけない。
ファンがファンを支えるなら問題ないけれど、「doukei」のシステムではそれは無理。
『PVP(ファン同士のマウント)』がメインのコンテンツなので。
コレ、逆に『ファンを維持する難易度』が非常に跳ね上がっているんですね。
全く、本末転倒です。
②『課金を止める理由が、言い訳出来ない。』
コレは作品でもなく実績でもなく『存在』そのものに対して課金が発生する為に。
このどちらか以外に撤退する理由ができないので、『老い』に対するリカバリーが絶対に遅れます。
アイドルとして半端に売れ続けたせいで、「いざ50歳になって完全に魅力が枯渇してようやくどうしよう」という悲劇が起きやすい。
過剰な古参ファンに未来の方向性を握られる可能性を否定出来ないので、よっぽどの『リーダーの資質がある人』(撤退上手)にしかオススメ出来ない。
という訳で。
■結局の所。
余程のリーダー以外は使いこなせないサービスなのに、その資質が1番活きる「コミュニティ」がここでは全く活かせない。
コレだったら『居候』や『住宅補助』などで直接物資で支援してもらう方が「非リーダー性」の方には向く筈で。
言い方は悪いが、コレは「愛人契約」の方がまだ余程慈悲がある…。
(魅力がなくなったら即撤退出来るので、結果的に努力が続く。)
というか此処らの“損得勘定“が出来ていない時点でこの推しは「支援したお金を溶かす人」として本当のエンジェル投資家に見限られてしまうので、私は即時の撤退を決めました。
勿論中にはちゃんと上手く使いこなしている人もいるとは思うけど、現状の自分の実力では継続が不可能という事でご容赦を。
正直、『有料のオンラインサロンを維持する方がまだ弱者に易しいレベル』だと感じました。(月額1000円で発信して100人に応援される方が、まだ危機感に気付きやすい。)
諸々の理念やデザインの方向性は好きなんだけどなぁ…
うーん実に惜しい。
『ビジネスモデル』と『コミュニティ』は、少なくとも私の戦い方としては絶対に怠ってはいけないのです…。
〜おしまい〜
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