10万円のダンゴムシ② (全?回)
息子(11)がある時から「ママダンゴムシ買って!」と言い出した。
「ダンゴムシなんてそこら辺にいるから拾ってくればいいでしょ」と答えると、
「違うんだって!これなんだって!」
と画像を見せられた。
えっ・・?
これダンゴムシなの・・?
そしてこんなダンゴムシの存在をどこで知ったの・・?
答えはテレビ番組、クレイジージャーニーだった。
アリマスター(蟻の専門家?)の方がオーストラリアに行き、現地でアリを探す企画だったが、アリ以外の昆虫もたくさん映ったようだ。
その中に新種と思われるダンゴムシの映像もあったらしい。
息子はその時、ダンゴムシという存在に一瞬で心奪われてしまったのだった。
それから、1人でコツコツと検索してダンゴムシについて詳しくなって行き、
飼いたい!という気持ちを抑えきれなくなったようだ。
ここから、私と息子のダンゴムシをめぐる攻防が始まる。
この攻防は日毎に激しさを増し、
ついには10万円のダンゴムシについて、業者さんと私が直接のやり取りをする事態にまで発展してしまうのであった。
見出し画像は、息子のダンゴムシ愛が溢れた作品。宿題中も、ふと気がつけばダンゴムシの絵を描いている。
続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?