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【muuc】から毎月2回、季節のお手紙をお届けしています。

こんにちは。ファッションブランド【muuc:ムーク】のデザイナーをしております、村松啓市と申します。

私たちのブランド【muuc】では「服をキャンバス」にをコンセプトに、絵を描くようにして心の琴線に触れる繊細な美しさを追求しながら、「手仕事」から生まれるあたたかくやさしい温もりのある服作りをしています。

【muuc】の服が生まれる背景には、私の地元静岡の自然の恵みに日々触れること、そして一緒に服作りをしてくれる高い技術をもった工場の職人さんたちが欠かせません。

年々、ファッションブランドを取り巻く環境が厳しいものになってきている中で、デザイナーとしての自分の考えや思い、皆様に身にまとっていただく服の背景にあるストーリーを、お届けしたいと考えました。

そのような思いから【muuc】では月に2回程度(※不定期で臨時配信を行う場合もございます)、「季節のお手紙」というメールマガジンの配信を始めました。最初は数人のお客様が登録してくださったところからスタートしたこのマガジンも、現在は100名を超える方にご購読いただけるようになりました。

拙い文章ではありますが、私の日々の活動の話や、次シーズンのデザイン構想の話など、メールマガジン以外では公開していない文章や写真で綴った内容をお届けしております。

本日は、昨年秋(2019年11月)にお届けした「季節のお手紙」を見本として公開したいと思います。通常の配信では、お手紙の最後に【muuc】のイベント情報やお得なショッピング情報も、合わせてお届けしております。

もしご興味がございましたら、下記よりご登録いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

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こんにちは、村松啓市です。

すっかりニットが恋しい季節になりました。

毎週のように
各地でニットのワークショップイベントを
行っておりますが、
お客様との会話は
普段気づけないことに気づいたり、
知らない地で
新しい刺激をもらえる機会も多いので、
楽しく日本各地を回っています。

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先週末は、
長野市(ショップ:nana分室)で
ワークショップやPOPUPを行いました。
私たちは普段
南アルプスが景色として見える
静岡で活動していますが、
長野に向かう道中
雪が積もる北アルプスの山々の景色が
とても新鮮でした。 

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少し前には
東京神田明神【ショップM】で
お友達のフレグランスブランド【yes】さんと一緒に
ワークショップを行わせていただきました。
私も初めて【yes】さんの
ワークショップに参加できて、
植物の力を勉強させてもらったり
植物や身体の勉強を通して
毎日の生活を見直す良い機会になったのは
非常に良かったです。
やはり、植物を触ると楽しいですね。

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また、
今の時期のファッションブランドは
シーズンとシーズンの間なので、
各ファッションブランドのデザイナーと
情報交換をしたり、
各工場を回ったりと、
外出ばかりの毎日を送っています。

そんな中、
静岡のアトリエ近くを歩いていて
最近、一本の樹が
とても気になっています。

先日、偶然、
近所の農家のおじいさんと
一緒に歩いていたので
名前を聞くと、
その樹の名前は「センダン」だと
教えてくれました。

青い空と
黄色のような緑のような樹の実が
非常にきれいです。

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名前がわかると、
いつもの風景の樹が愛しくなってきます。
次の2020-21秋冬では、
この「センダン」の樹を
刺繍の図案に落とし込むことができないか
考えてみようと思います。

頭の中では
すでにだいたいの図案ができているので
思った通りになれば
きっと素敵なテキスタイルが
生まれるような気がしています。。。

実際に手を動かしたり
工場の現場と話し合わないと
まだまだどんな図案、テキスタイルが
生まれるかわかりませんが、
どうぞお楽しみに!

先日から
【muuc】オンラインショップでは
新コレクションの予約販売が
始まっています。

私たちの定番となりました
ボタニカル柄の刺繍生地は、
今回は
色をこのように更にクラシック感を意識して
デザインしました。
紺色と金属を思わせるような色を重ねて
植物を表現しました。

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この生地は、
浜松の綿生地の産地で織りと染色を行い
刺繍は兵庫県の小さい刺繍工場の職人さんが
一人で仕上げてくださっている
職人技が光る
テキスタイルになります。

最近は私たちの工房にも
たくさんの方が通ってくださっているので
忘年会でも開いて、
たまには息抜き企画を考えてみたいと
思います。

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皆様も
時にはゆっくり休んで
良い日々をお過ごしくださいね。


村松啓市

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