おやすみの日
この間のお休みの日、
ちょっと用があったので役所に行ってきた。
この日は晴れてポカポカ陽気
道の脇の葉っぱたちが陽を浴びて、
鮮やかな緑色がきれいで目を惹く。
最近の雨から一変、
空気も澄んでいて風はあたたかい。
春がきたなぁと感じながらのんびり歩く。
🌿
お昼前にお腹が空いたので、
どこかカフェはないかなぁと探していると
5分くらい歩いたところに
コーヒー屋さんがあるみたい。
せっかくなのでそこでひとやすみしよう!
☕️
扉を開けると
余白がある空間に大きな窓
やわらかい陽の光が差し込む席と
コーヒーのいい香り。
カフェはすきだけど
どうもコーヒーの苦みが好きになれなくて、
いつもはカフェオレやラテを頼む。
でも、今日はなんとなく
アイスコーヒーを頼んでみようと思った。
ひと口飲むと、あれ?
なんだかすっきりしていて美味しい。
好きなコーヒーが見つかったような気がして
ちょっと感動して、
なんだか嬉しかった。
ちょっとずつ飲んで、
この時間をもうちょっと楽しみたいと思って
図書館で借りた
村上春樹のエッセイを読みながら
のんびりと過ごした。
お土産に、ブレンドのドリップコーヒーを
何種類かゲット。
妹の誕生日が近かったので、
青いステキなマグカップも買ってみた。
おうちでもまたあの味が楽しめたらいいな。
💭
さて、
市役所に着いて書類を書き、番号札をとる。
一度受付を済ませて、しばらく待つ。
コーヒー屋で読んでいた、エッセイの続きを読む。
村上春樹のエッセイは
昔ananで連載されていたものらしい。
言い回しが面白くて、すっと頭に入り込んで
ふわっと脳裏に光景が広がる
カッコ書きしてある心の声も、
大好きなものへの知識も、
筆者の色とりどりの言葉たちが
いろんなところに散りばめられている。
エッセイを読むと、
誰かにとってはなんてことない一瞬でも
そこにあるものや心の中をよーく見ると
こんな楽しみ方だったり、素敵が溢れてるんだな、
時には負の感情だって、葛藤だってあるよなって。
ちいさな見落としてしまいそうな
愛おしさに包まれてる日常が
いろんな言葉から滲み出ているのを
自分のペースで見つけるのが楽しいのよね。
🕰️
読みかけのエッセイをぐんぐん読み進め、
気づいたら1時間も読んでいた。
もうそろそろ読み終わるなぁと
周りを見渡してみると
後ろの液晶に自分の番号が映し出されていた。
いつの間に呼ばれていたようで
気付かずに読み耽っていたようだ。
あちゃー
でもまぁたくさん本読めたしいっか!
📖
帰り道、空はまだ
青く澄んでいる。
鮮やかな色のお花を見つけて
写真を撮った。
さぁて、
スーパーに寄って帰ろう。
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