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MIDI虚無機材史 #14 Novation DrumStation Rack(1996年)


Novation DrumStation Rack
Vintage Synth Explorerより引用

 続いてのステーションシリーズはDrumStation Rackです。発売されて即買いしたと思います。高円寺のモダンツールスだったような気が。前述のR-70が808キックしかなく、パラアウトさせてミキサーでいじってもどうしてもあの音がでなく、当面QUASARで凌いでいたのですが、このようなツマミで可変できる製品が欲しかったのです。まあ、本物を所有していなかったので、TR-808/909風な音が出て十分満足しておりました。ただアナログモデリングなのに、途中からACアダプターの不調なのか結構ノイズが乗ってしまって残念な状態になってしまいました。
 本体はとてもコンパクトで軽く、小さいパラメーター名とツマミでしたが十分使えてました。今では老眼がメガネなしでは無理そうですね。
 何気にもう一度買ってもいいような気がしてますが、2台目、3台目事件を結構やらかしているので、悩んでいるとろこですが、D-Stationなら免罪符になるのではないなどかとも思っているところです。ルックスの好みが分かれそうですが。あまり中古市場で見かけた事がないですが。いずれ機材史に数台登場しますが、リズムマシンの放浪の旅は非常に長く、新しいものはすぐ買ってはイメージに合わず手放す日々が続いております。例のAKAIのウ・ウ・ウルフのマークとかも。。。また、リズムを本体で打ち込むのが好きでない時期が長かったので、このような音源に徹したシリーズは好きなんですよね。JOMOX AiR Base99も欲しのですが奥行がすごそうですし、古いアナログ機材で壊れそうなので手を出さずにいます。
 最近気になっているのはANP SYNTHESIZERS というロシア製のマシン達ですが、戦争が終わらないと入手できなそうですね。
 話をもどすとNovationもCircuitシリーズの方向にいってましって、何度か検討してますが手を出してません。ですが、お手軽な値段設定が多くよいメーカーと思います。特に鍵盤がないコントローラーのモデルをZeroとかつけるセンスがキカイダー世代として最高に好きですね。人造人間キカイダーの仮タイトルはゼロダイバーですし、みんな大好き01もシンセ的な意味を結構もってますね。KORGの01/WやYAMAHAの01Vははみんな持ってましたし、私は01XでmLANに騙されました。でも今狙ってる01は01/IVですね。最後にドラム音源で締めましたが、これも流通していないのです。

Novation D-Station
Vintager Synth Explorerより引用



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