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0061:神さまと一緒に世界を創るわしら

死ぬまで生きること

さて、話がだいぶずれてきた気がしますので、ちょっと戻りますね。

そう、神さまの話です。0055あたりから、神さまが時間と因果関係をイジっている、という話になっちゃったので、その辺まで戻りましょうかね。
(^~^ )

神さまは日々、世界を創造し続けている、という話でした。そんでもって、わしらは神さまからできているので、わしらのすることは、すなわち神さまがすることで、結局、わしらは日々世界を創造し続けているのだ、ということを書いた(0055)んですけど、覚えてます?(笑)
(^~^;)

まぁ、そない言うても、そないに大げさなことちゃいまっせ(笑)。生き物なんて、普段からメシ食ってう◯こして、生殖して、そのうち死ぬ、というのが、本質みたいなもんです。
(^~^ )

日々生きる。死ぬまで生きる。それだけのことです。

死ぬまでっていうけど、わしらはいつ死ぬんでしょうか? いつまで生きればいいんでしょうか。

前回(0060)まで書いてきたように、わしらは、わしや汝が死んでしまうタイミングまで、神さまとわしらが一緒になって考えてから生まれてきているので、例えば不慮の事故や自然災害などで一生を終える場合も、それはそれで、そうシナリオに書いてあるということです。

だから、汝がまだ生きているのは、そうシナリオに書いてあるから、ということです。前に「自殺して天国に戻ればいいのか?」という問いの答えに「自殺に成功していないなら、汝は死んでないので、天国に戻れない」と書いたけど(0010)、汝が今、この文章をまだ生きて読んでいるなら、汝のシナリオには「今、わしの文章を読む」と書いてあるんですね。「死んでしまう」の代わりに。ありがたいことです。
(^~^ )


神さまは見た!(主演:市原悦子)

そんなわしらの生き様は、神さまがきっちり、最初から最後まで全部、記録しています

もちろん、記録しているんだから、リアルタイムで(わしらから見ると、ですけどね)観察もしています。とある家政婦みたいに、タンスの影から「あら、まぁ・・・」とか言いながら、わしらを見ています・・・(笑)。

当然、人間全員分、いっぺんに、です。人間以外の生き物も、もちろん全部です。生き物以外の鉱物や液体や空間やダークマターも、全部、ぜんぶです。

昔からよく言われるでしょ? 神さまは、全知全能なんですよ。文字通り。
d(^~゜ )

日本では、お天道さまが見てる、なんて言いますよね。悪いことは、人が見てないからって、するもんじゃないよ、という意味です。これも、あながち間違ってないんですね。汝がどんなに内緒のことをしても、必ず、神さまが観測して、記録しています。

キャー! 恥ずかしー!!!

と思うかもしれませんね・・・いろいろと心当たりがあったりしてね(笑)。わしもわしも!
(^~^;)

でもまぁ、恥ずかしがることはありませんよ。神さまは、汝が死ぬまでに体験することを、すでに全部知っていますし、その時どんな気持ちになるだろうな、ということも、すでに知っていますからね。

神さまの視点から見ると、この世のあらゆる「個別のドラマ」(0002)の、登場人物それぞれの気持ちも、ドラマの結末も、みんな予め分かっているんです。

だけど、わしらには、分からない。これが、人生のキモとでもいうべき点です。

ほら、じゃんけんの話(0021)を思い出してください。両手でじゃんけんしても、つまらないんでしたね。どっちの手が、どの手を出すのか、全部知ってるんですから。

わしらは、そういう全知全能の神さまに成り代わって、未来に起こることが分からない世界で、日々起こることを体験して、神さまをワクワクさせたり、ハラハラさせたり、愛おしい気持ちにさせたりしながら、メシ食ってう◯こして生殖して暮らしているんです。
d(^~゜ )

だからわしも汝も、ただ日々「生きている」ことが「世界を創造する」ことに、繋がるんですよ。大したことじゃないんだけど、大層なことをしているんですね。


神さまのキモチ

なので、神さまは別に「汝を苦しめよう」とか「汝を罰しよう」とか全然思ってませんし、そもそも「教義に背いた者を地獄に落とそう」とか、「前世で悪人だったから、今生では苦しめよう」とかも、全然思ってません。

だいたい、神さまと汝が一緒になって、汝の人生をデザインしてるわけですから、汝が自分の人生をどう生きて、どう感じようが、神さまが「予定と違う!!」とかって、怒ったりする訳がありません

さっき書きましたよね? 神さまは「全知全能」なんですから。

地獄のことで神さまがコントロールできないことは、ただの一つもないんです。「予定が狂う!」とかって怒るってことは、コントロールできてない、っていことですから、そんなことは、そもそも無いんです。
d(^~゜ )

結論としては

神さまは、怖くない

ってことですかね。だからといって、願ったり叶ったりする便利な道具、ってわけでも無いんですけど。

お、いい言葉が出てきたので、次はその話をしようかな。人間の「願い」とか「祈り」とかを、神さまがどう見ているか、その辺の話をしますね。

では、アレを。わしの話を信じないでね。

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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)